【妄想】AKIBA'S TRIP1.5   作:ナナシ@ストリップ

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18.因縁の邂逅

師匠に夜通しドMのなんたるかを引き続き叩き込まれていたナナシは、翌朝斥候役のゴンの報告を受けて起床した。いよいよ秋葉原駅前で戦闘の兆候があったらしい。

NIRO指揮官"瀬嶋隆二"は悲願の復活を果たし、秋葉原に再び舞い降りた。対して、迎撃を画策する坂口……

両者が秋葉原駅前にて対峙する中、そこへ駆けつける自警団。

 

エージェントの黒い群れが蝙蝠の如くアキバを舞っている。配置に着いた黒服達の中央を瀬嶋隆二が闊歩し、その反対には坂口、そして迷彩の戦闘服に身を包んだ坂口の手の者達が隊列を組んで迎えた。

かつて平和に賑わっていた秋葉原は今や右も左も敵だらけ。

もうそんな光景に慣れてしまったのか、

 

「おーこれこれ、これが秋葉原だよな」なんて呑気に笑うノブを見て、完全に感覚が毒されている……とナナシは呆れる。

他方、先にエージェント部隊を警戒していた優とダブプリ率いるカゲヤシの部隊もおり、あくまで自警団と距離を置いて控えていた。

 

組織規模的に蚊帳の外感の拭えない自警団だが、瀬嶋揮下のエージェントしかり坂口の傭兵達しかり、きっちりと睨みは利かせて牽制してきている。

その中にはヒロの姿も見えた。ナナシは覚悟を決める様に特殊警棒(デッドストック)――かつてエージェントから支給された装備品である――を静かに抜いた。

 

因縁の相手はそれだけではない。

藍と美咲もまた互いの存在に気付いているし、それから天羽禅夜と瀬嶋隆二の両人。こちらは直接関係など無さそうな二人だが、禅夜は瀬嶋へ意味深な笑みを向けており……それに瀬嶋は穏やかでない眼つきで応じている。気が付いた藍は、不可解そうに瀬嶋へ問い掛けた。

 

「……何か不都合な事が?」

 

いいや、と短く答えてから瀬嶋は静かに笑う。

 

「不都合などあるものか。見つけたんだよ」

 

「……見つ、けた?」

 

「そうだ。とうに死んだものと思っていたが……なるほどあのカゲヤシが、そう簡単にくたばる筈もない――」

 

「――しかし奇妙なものだな。エージェントに与するカゲヤシなど……何にも例外は存在するという事か」

 

「例外、例外か」と一人呟いては、愉快そうに笑った。藍は気味が悪くなり、その様子を黙って見ていた。

 

「そうさ……奴は例外だった」

 

「どういう事だ? 何が……」

 

「お前には関係のない事だ。指示された事をやれ。万が一それ以外に余計な事をしてみろ」

 

その時は貴様から殺してやる……瀬嶋は静かに、そして冷徹に吐き捨てる。

ただならぬ様子にあまり表情を変えない藍もぎょっとして、顔を背けてしまった。

 

「……勝手にしろ!」

 

「それでいい……では早速行くとしよう。――戦闘班聞こえるか。私は単独で当たる、私の周囲に一匹も邪魔を入れるな! 監視班、引き続き状況の警戒!」

 

瀬嶋の無線による号令で一斉に動いた。

瀬嶋は発言通り天羽禅夜に接近し、禅夜もまた同じように彼へ向かった。周辺を護衛する配下のエージェント達のおかげで、そこは二人だけの奇妙な場が形成された。剣を抜いた瀬島は静かに語りかけた。

 

「久しぶりだな。……お前を忘れていたつもりだった。いいや事実、忘れていた」

 

「そうですか、私はこれほど期待に胸を膨らませて来たというのに。残念なことです」

 

「仕方ないだろう。なにぶん殺す為に追っていた相手だ。どこかで既に死んでいるだろうと思ってからはそれ以来だが……記憶から消し去ったつもりでも、この目には焼きついていたという訳だ」

 

「……今の今まで私が死んだと?」

 

「思ったさ。お前程の力を持つ者が腐っている訳はない、生き永らえているならば、必ず姿を現すと思っていた。だが何十年もの間お前は姿を表さなかった。探す為数え切れない程のカゲヤシを狩ったが、お前は忽然と姿を消した。……何故だ?」

 

「別に何も。そうですね……寝ていた。これで納得しますか?」

 

「……ふん、もう一つ訊きたい事がある。何故私を生かした?」

 

「気まぐれです。生かすも殺すも私が選ぶだけの事、私にはそれだけの力がある」

 

「……それだけの力、か。ハハ、そうだな、決めるのは常に力だ。生死も善悪も歴史さえそうだ。思えばだからこそ私も欲した。この力を異端と見なし、"化け物"と呼ぶ者も居るが――」

 

「――それはあくまで"人"から見た光景に過ぎん。その化け物に人々が駆逐されれば、化け物が新しい正義に成り変わる。化け物という呼び名は所詮、弱い側の畏怖の表れでしか無い。力こそが"正しさ"という訳だ」

 

カゲヤシというものの特異性は、かつて瀬嶋自身が散々語った事だ。

老いを忘れる程の長寿、致命傷以外はけろりと治す生命力、人間では考えられぬ身体能力。

確かに全てが"化け物"だった。部下の御堂がカゲヤシをそう呼んでいた様に、それは間違った認識ではない。あくまで"人"から見れば、の話だが……

 

禅夜は「ええ、そうでしょう」と下卑た笑みで肯定した。

 

「化け物、紛い物……弱者がそう呼ぶのはつくづく滑稽ですよ」

 

瀬嶋も低い笑い声で応じた後、満足そうに口角を上げて禅夜を見た。

 

「……そうだな。しかし、今こうして会えたことがとても嬉しいよ」

 

「嬉しい?」

 

「ああ嬉しいとも。"夢"が叶うのだからな。……私も年甲斐なくわくわくしてしまってね。お前が叫び塵になる瞬間を早く拝みたくて堪らないんだよ。私はその為だけに生きてきた――」

 

「――カゲヤシの力を喰らい、肉体だけはしぶとく生きながらえてきた。肉体だけは……それ以外は死んだも同然だがな。復讐以外先の見えぬ中を歩き、闇として動いた。苦痛を伴いながら……しぶとく貴様を探した。寿命を伸ばし、愚かにも自ら苦痛を引き伸ばして……な」

 

禅夜は歯牙にも掛けず、涼しい顔で手袋の裾を引っ張っている。

 

「復讐……ね。その割には忘れていたようだが」

 

「それが誤算だった。いつしか無意識の内に、血の力を得る事こそ目的と思い込んでいた。……完遂の保障などない復讐以外に光明を欲しがったのだろう。痛みに対する麻酔と言っても良い。便利だが副作用に襲われたという事さ。危うく本来の目的を見失うとはな」

 

禅夜はゆっくりと笑みに口元を歪ませてから、瀬嶋を見た。

 

「ふん。黙って聞いていたが、下らない」

 

「何だと……? 貴様……もう一度言ってみろ!」

 

怒りに染まった目が見開いて禅夜を捉えた。瀬嶋が珍しく感情を露にした瞬間に、禅夜は嘲るような微笑で応えた。

 

「何度でも下らんと言ってやりましょう。その程度の損失、その程度の道を苦痛と評する脆弱さ……人間はつくづく弱く下らない存在だよ」

 

「……分かっていないな。脆弱だからこそ私は力を手にしたんだよ。下らんと言っている存在に今から殺される事実が、まだ見えていないのか」

 

その言葉に禅屋から笑みが消え、苦々しい睨みに変わった。

 

「……私を殺せる、とでも?」

 

「殺せるさ。お前は眠りすぎたという事だ……今更戻ってきた事を塵になりながら呪うといい」

 

両者が剣を構えたその一方――

ナナシとヒロは既に衝突し戦っていた。

 

「ナナシ、何故瀬嶋が生きてる!? 俺の時の状況とは違うぞ、それも悪い方向に……!」

 

「知るかっつの! お前が戻ってくりゃあ、いくらか良い方へ向かうんだけどなぁ!」

 

二人の戦闘は以前よりも拮抗したものになっていた。

四方から襲い掛かるヒロの戦法にかつては押され気味だったナナシも、今は対応できる様になっている。目の届かぬ死角からの攻撃を、空を切る音で把握出来ていた。

 

ナナシ自身も何故把握できるのか疑問だったが、どうやらあの目隠しされ散々ムチで襲われる修行が活きているようだ。

 

これまでのナナシはなまじ強いせいで、ただ攻め続けるだけで勝つ事が出来ていた。それが災いし、守りの動きが上達しなかった訳だが――

 

しかし現在の彼は違う。

師匠曰く、『熾烈な攻めをものともせず、それを快楽とさえ捉らえてしまうような動き』

今、それが完璧に出来ていた。

 

 

まさか最初から師匠はそれを狙って? とも思ったが、あくまでそこは武術の師匠でなくエロの師匠。修行自体は単に師匠の嗜好から来たものの可能性もあるが、無駄ではなかったという事だ。

 

ナナシは背後から襲うヒロの刃を、まるで見えていたかのように警棒で防いだ。

 

 

「どういう事だ、動きが読まれてる……!? ふざけやがって!」

 

確かにこの秋葉原駅前は、以前の裏通りより圧倒的に開けた場所だ。ヒロ自身も十分な動きが出来ない事は理解している。しかしそれにしても異常だと、ヒロは唇を噛んだ。

 

(なぜあの時ボロ負けした奴がこれについて来れる!?)

 

彼の理解を待たずして戦いは加速していく。時に互いの額が接触する程激しさを増し、武器が鍔迫り合う。

ヒロがナナシの上服を脱がし笑みを滲ませても、次の瞬間には彼の上着も同様に脱がされている。咄嗟に服を奪い返すと、此方も同じく脱がした服を奪われ振り出しに戻る。

思わずヒロが後退するとナナシも跳躍して距離を取り、二人は再び見合った。

 

「……少しはやる様になったな偽者。褒めてやってもいい。けどなぁ、そんなへし折れたオモチャでお前、まだ勝つ気があるのか?」

 

指差されたナナシの武器は激しい戦いで破損していた。ナナシはデッドストックを捨て、拳を構えた。

 

「これで十分だ」

 

「へぇ、虚勢だけは一人前だな。だがいいか、俺はまだちっとも本気じゃねぇ……!」

 

そう言ってえくすかりばーを逆手に持ち、身を屈めた前傾姿勢の構えで対峙したヒロ。

 

「生憎もう手加減して見逃すのはやめだ……今度は前に言った通り塵に――!」

 

再びぶつかり合おうかというその時、予想外の邪魔が入る。

突然耳をつんざく様な高音が二人を襲ったのだ。

ヒロは不快音に思わず耳を塞ぎながらも周囲を確認すると、見たところ他の者も同じ症状に襲われているようだった。

 

「くそ、あいつ何かやりやがったな!? 所詮俺達は捨て駒って訳かよ……!」

 

「口聞きの悪い。お前達が苦戦しているから已む無く札を切ったまでだ!」

 

他と違い涼しい顔で言い放ったのは雇い主、坂口である。

ヒロは舌を打ち忌々しそうに睨む。

 

「なんだその目は? 逃げ道を確保してやったのだから寧ろ感謝して欲しいのだがね。いいか、分かったらさっさと撤退せんか!」

 

ヒロは睨みつけながらも、他の部下達と共によろよろと下がっていく。

 

「お前ら……! 逃がすと思ってるのか……!?」

 

顔をしかめながらも食い下がろうとするナナシを坂口は鼻で笑った後、片手にて合図を出した。

 

「逃げる? 何を言い出すかと思えばその言葉、君達に返してやりたい」

 

坂口の後ろからは部下が新たに幾人も出てきて、なぜか彼等は坂口と同様苦しむ様子がない。

 

ナナシの後ろから志遠が駆け寄った。

 

「ナナシ君ッ! 一体どうしたの!?」

 

「変な音で具合が……志遠さんこそ大丈夫ですか?」

 

「音……!? そんなの特に感じないけど……」

 

志遠がハッとして坂口を見た。

 

「……あなたの仕業ね」

 

「そうだ。確かに血の力は強大な兵器たりえる。だからこそ確実な停止ボタンが必要だ……あなたもそう思うはずでしょう」

 

「何を言って……!」

 

「ふん。様子を見るに装置は有効に働いた。後は収穫あるのみ!」

 

「坂口! 待ちなさいッ!」

 

ずい、と迷彩の戦闘服に身をつつんだ部下の男達が列を成して踏み込んだ。

志遠は気圧されながらも、ナナシを庇うように引き下がらなかった。

 

「……何よ、あなた達」

 

「ナナシっ! 志遠さん!」

 

瑠衣が血相を変えて駆け、今まさに志遠を退けようとする男へ踏み込んだ。

 

「来ないでっ!」

 

瑠衣は相手の顔面に全力によって裏拳をお見舞いした。

 

べちっ、と気の抜けた音がした。

 

目の前の男は吹っ飛ぶ訳でもなく、倒れる訳でもなく。それどころか僅かに顔が傾いたのみで、頬に当たっていた彼女の手を涼しい顔で退けてしまう。

ナナシは一瞬何が起きたのか理解が追いつかず、瑠衣の凛々しい瞳は一転して丸くなってしまった。

男は冷ややかに問い掛ける。

 

『……終わりか? お嬢さん』

 

「あ、あれ? ……えと――」

 

「――えと、ごめんなさい」

 

あまりの動揺に謝罪してしまう瑠衣の横を、ノブが走り抜けた。

 

「喰らえ! ITウィッチまりあ限定等身大ポスタぁー!」

 

今度はでかいポスターが男の顔面に直撃した。広がった状態で叩きつけられたポスターは巻き癖がついていたらしく、蛇の様に男の顔へ取り付いた。

男が被さったポスター相手にわたわたしている隙に、ノブは号令を掛けた。

 

「おい、皆逃げるぞ! くっ……大切なポスターとナナシの命……惜しい選択だった……!」

 

ノブは泣きながらナナシ達を連れて逃走した。ノブが未練たらたら言ってる間にも、他の部下がカゲヤシクオリティなスピードで追い立てる。

突然のポスター攻撃に男達が動揺し出遅れたとはいえ、これではすぐに追いつかれてしまう。

 

「くっそぅナナシ! もう俺は良いから走って逃げろ!」

 

でないとポスターの犠牲が無駄になる! と涙ながらに叫んだ。

 

「ノブ、ダメだ!」

 

「いいから俺は放っておけナナシ! あいつらの狙いはカゲヤシだろ!?」

 

「だからダメなんだよ!」

 

「何がだ!?」

 

「ダメなんだ、これ以上早く走れない……!」

 

「な、な、何言ってんだお前カゲヤシだろう!?」

 

「そう言われても痺れて力入らないんです!」

 

ちくしょう、と後ろ手にミラースナップしてナナシは画面を確認する。結果は奇妙にも人間という判定。

 

(おかしい、なら何故あいつらにカゲヤシ並の身体能力がある!?)

 

人間なのにカゲヤシの身体能力……ナナシはピンと来た。つい最近交流会で襲ってきた奴が着ていた、身体能力をカゲヤシ並みまで強化するギアだ。

もし今、この奇妙な音でカゲヤシが力を発揮できないのだとしたら……そしてそれが人間には影響がないとしたら。

 

「じゃああの装備を着て……? 嘘だろ!?」

 

すぐ背後まで坂口の部下が追いつき、観念したナナシ達は足を止めて再び対峙した。

 

「ちょっとぉなんなの!? ……そうだ何が欲しいかしら? お金?」

 

志遠が錯乱している傍ら、ノブは覚悟を決めた。

 

「……皆、ここは任せろ」

 

「ノブ君? そんな、ダメだよ!」

 

「今力が出ないんだろ? 人間の俺が死んだり捕まったって特に損害はねえんだ、やらせてくれ!」

 

「……いや、お前そのフィギュア一つでどうするつもりだ?」

 

と、ナナシはノブが硬く握っているITウィッチまりあのフィギュアを指差した。

 

「ナナシ! ツッコんでる場合じゃないよ!」

 

「構うか、まりあと共に死ねるなら本望さ! 行くぞ!」

 

「ノブ君も待って!」

 

「喰らえ! 俺のフィギュアー!」

 

このままでは確実にノブが死ぬ。しかしこれまではカゲヤシの力を使ってどうにか出来たが、今は文字通り無力なのだ。

絶望に襲われていたが、ここでナナシに一つの閃きが舞い降りた。

 

(……もう他に選択の余地は無い!)

 

やぶれかぶれになって、閃きに従いノブのリュックを指差した。

 

「や、やめろノブ! その爆弾で自爆するなんて無茶だ!」

 

……両隣にいた社長と瑠衣の顔が固まった。

同時に坂口の部下達もびたりと動きが止まり、今度はノブの前進に合わせて一斉に引き下がり始めた。

連中の脂汗を滲ませた顔を見るに、自分の言ったでたらめに動揺している気がした。

 

我ながらマジでか、と思うナナシだったが……確かに単なる人間がフィギュアを高く掲げて、叫びながら走ってくる狂気だとか――そして奇妙な程ぱんぱんにつめ込まれたリュックだとか――理屈を寄せ付けない恐怖はある。

スイッチが入れば止まらなくなるノブ故、猪突猛進で向かう彼に対し蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う。

秋葉原のオタクは化け物か、あいつに触れるなと阿鼻叫喚であったが、その中の一人が叫んだ。

 

『待て落ち着け! 爆弾などあるはずもない!』

 

『し、しかしここは秋葉原。話じゃなんでも揃うと言いますし……!』

 

『馬鹿! つべこべ言わずに奴をどかせろ!』

 

攻勢に転じた連中を見てノブは怯んだものの、次の瞬間、連中は見えない何かに弾き倒されていた。

 

「――なんだっ!?」

 

思わず声を上げたノブだが、驚いているのは彼だけではない。坂口の傭兵達もその状況を理解出来ずにうろたえ、今度はそいつらの顔面に見えない拳がお見舞いされて、次々ノックアウトしていった。

唖然とするノブの背後から女性の声が聞こえた。

 

「怪我はありませんか?」

 

そこに拳銃を構える御堂の姿があった。弾が切れた拳銃を再装填しようとした瞬間、倒れていた者の一人が御堂に跳びかかった。

 

「御堂さん危ない!」

 

ナナシの声で御堂は胸元からもう一丁の拳銃を左手で取り出し、放たれたゴム弾が見事に眉間へ撃ち込まれた。

 

「尚気絶せずに襲いかかるなんて、大した根性ですが……」

 

御堂は倒れた男を確認し、落ち着いたように軽く息を吐く。

 

(御堂さん、いつの間にこんな強く……?)

 

ナナシは困惑しながら、これがインフレってやつか……とか考えていた。

 

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