ln   作:kiarina

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[ NumberingTitle_昼食ノ1コマ_2人ノ秘密 ]

 

 ― 4 ―

 

 

 昼休み、俺は屋上で昼食をとっている一団に混ざっている。今日は天気も良い。食後は、そのまま授業をすっ飛ばして昼寝でもしてたいような穏やかな気候だった。

 それにしても、この学園は寮もすごければ屋上も綺麗に完備されすぎている。俺は思わず首を捻り、金の使いどころがおかしい気がした。

「……どういうことだ?」

「ん?」

 座っている篠ノ之は明らかに不機嫌で、一夏はそれに疑問を感じている。大方、篠ノ之は一夏と二 人で食べたかったのだろう。結局、言いあった末にシャルルの世話のことを一夏から切り出されて篠 ノ之は押し黙ってしまった。

 納得できるが納得できないといった表情が、ありありと浮かんでいる。今は凰とセシリア、篠ノ之 、一夏、シャルルのメンバーで場を囲っている。そして、女子側はみんな揃って弁当を用意していた 。

 ちなみに俺は来る途中のコンビニサイズみたいな、ばかでかい購買のところで菓子パンを買って きている。

「一夏、アンタの分よ」

「お、酢豚だ」

 一夏が美味しそうに食いつき喜んで食べている。隣を見れば、篠ノ之の雰囲気が悪化していた。

「今日はお弁当を用意してみましたの。みなさん、どうぞ召し上がってくださいな?」

 セシリアがバスケットみたいなものを取り出して、開けられてみればサンドイッチが入っているの が見える。一夏はそれにも嬉しそうに手を出していく。しかし、一口つまんで停止した。

「お、おいしいよ。ありがとな、セシリア」

 美味しいんなら、何でそんなに言葉がたどたどしいんだよ……。

「まあっ! ありがとうございます。是非、喜久さんも食べてください!?」

 確かに見た目は大丈夫そうだな。

 セシリアは名家の貴族だって聞いてたから、料理なんてしたことがあるんだろうかと思っていた。

 まあ良いかと、俺は彼女の好意に甘えさせてもらう。

「ああ、ありがとさん」

 何気なく適当に一斤だけ掴んで、一口かじってみる。途端、劇薬のような刺激が口の中を占拠した。

「がぁ、ぐおぉ!?」

 目を血走らせながら、急いでさっき買っていたペットボトルの中身を一気に口の中へ流し込んでい く。口の中が空になった後も、変な味がまだ舌に残り続けていた。

「セシリア、お前は俺を殺すきか!? 一夏、お前騙しやがったな!?」

「え、どうされたんですの?」

 まるでわかっていないセシリアが、きょとんとした表情でこっちを見ている。

「喜久!?」

 一夏は俺の口を塞ごうとするが、それを強引に払いのけた。

「セシリア、自分の作ったサンドイッチは味見したのか……?」

「いいえ、していませんが?」

「してみろ。一夏、お前は良い格好しすぎると、後で絶対におかしなことになるぞ? この場合に指摘しないのは優しさじゃなくて甘やかしてるだけだ。本人も後で苦労するしな」

 俺が興奮しているのに対して皆がついていけないような表情をする。そして、一夏は疲れた表情をしていた。

「全員、セシリアのを食べてみろ。舌が破壊されるから」

 一夏と俺を除いたメンバーが口にして、その場全てが固まった。

 まるで時間が止まったかのようのような光景だ。再び動き始めた時には食べた全員が飲み物を口に 流し込んでいた。

 例えるなら地獄絵図だろうか。正直に言わなかった一夏は少しばつの悪そうな顔をしている。

「確かに、一夏は女子に対して甘すぎるわね……」

「どうやったら、こんな味になるのだ……?」

「これは、誰かにきちんと習ったほうが良いかもね」

 凰、篠ノ之、シャルルが俺と同じような感想を漏らす。

「そんな。こんなはずでは……」

 落胆と共に肩をがっくりと落とすセシリアがいた。

 男はどうでもいいが、女子が料理できないのは後々で響きそうだ。

 しょうがないな、駄目元で提案してみるか。

「なあ、わかったところでさ。俺は菓子パン持ってるの見ればわかると思うけど、料理はからっきしだしな。それでさ、誰かセシリアに料理を教えられない?」

 その場にいる全員が顔を見合わせる。そして、思わぬところから手が上がった。

「それなら、僕がお教えしましょうか? 料理は趣味でよく作るんです」

 まあ本人は女だろうし、料理が上手い場合があってもおかしくないよな。

 シャルルが手を上げたことによって、一夏と女子たちが驚いている。

「じゃあ、シャルル。セシリアのこと頼むな」

「ちょっと、お待ちになって下さいな。流石に、いきなり頼むというのは……」

 セシリアが慌てて話を中断しようとしたが、俺はそれを更に進めていく。

「俺や一夏よりは作れた方が良いだろ。俺は最低限はできるけど、一夏なんかそこらの女子よりでき るんじゃないか?」

 俺以外が驚いて一夏のほうを見た。

 少し前に、夜中で腹が減ってたが食堂が開いてなかったことがある。なので、それを見かねた一夏 が夜食を作ってくれた。

 意外のほか上手なので将来は主夫でやってけばと背中を叩いた記憶もある。注目された一夏は、い きなり振られてあたふたしだした。

「待ってくれ、俺だってそんなできるわけじゃないぞ。家じゃ作る人間はいないから、しょうがなく やってただけだよ。千冬姉は家事全般は苦手だしな。それにしても、シャルルって意外と女趣味だな ?」

「そ、そうかな!? たまたまだよ、作っててたまたま面白く感じただけっ! あは、あははは」

 シャルルもあたふたしている。俺はセシリアの肩を叩くと、にこやかに告げた。

「決まりだな? 頑張れよセシリア」

「はぁ。でしたら、喜久さんも付き合って下さいな。発起人なのですから一緒に練習致しましょう」

 え、なんで俺までやらなきゃいけないの……?

 セシリアがにこやかに答えて道連れされかける。俺はすぐさま助け舟を求めて周りを見渡した。

 すると、一夏が俺の肩にわざとらしく手を置いてくる。

「お前は部活とか入ってないし、部屋もシャルルと一緒なんだから大丈夫だろ?」

 一夏、いつもの仕返しをここですんじゃねぇ……。

 女子が喜びそうな極上のスマイルを浮かべてサムズアップした。

「そうだね。どうせなら喜久も本格的にやってみたら? 僕が喜んで、びしばし鍛えてあげるよ」

 お前も溜まった鬱憤をここで発散すんなっ!

 シャルルがとても嬉しそうに告げた。

「そうね。あんたは料理でもやって、少しは他の女子に嫌われる要素を改善したら?」

「今時の男は料理も出来た方がいいだろう」

 くそ、なんでこうなったんだ……。

 凰と篠ノ之が同意して最後の砦もなくなった。

 しょうがなく、俺は両手を上げて降参のポーズをとる。

 「わかったよ。付き合いますよ。これで良い――

 かと言う前に、セシリアに胸倉を掴まれ引っ張られた。

 ドンと、セシリアの顔が目の前に来るとニコニコして笑っている。これは、間違いなく怖い方の笑顔だ。

「空返事で逃げないで下さいましね?」

「……はい」

 俺は本当に観念すると、がっくり肩を落とした。

 この後、一夏と篠ノ之の夫婦のようなヒトコマがあり、荒れた凰が一夏に自前の酢豚を食わせていた。

 

 

 ― 5 ―

 

 

 なんでシャルルは一夏の部屋じゃねぇんだよ……。

 隠れて煙草が吸えねえじゃねぇか。

 今日も一日が終了し俺とシャルルが部屋に入る。シャルルの荷物は既に届いていたらしく、俺が使っていないベッドとその脇に置かれていた。

「おじゃまします」

 勝手知ったるなんとやらだが、シャルルは初めてなのでそんなセリフをいって入室する。ベッドに寝転ぶと、大の字になって盛大に背伸びをした。

 それを見て子供っぽく見えたのか、シャルルは笑いながらもう一つのベッドに腰掛ける。

「喜久、今日はありがとう。一夏にもすごく良くしてもらってるし、なんかの形で二人に返せればいいんだけど」

「俺も一夏もそんなの気にしないよ。そうさな、だったら一夏のISの訓練を見てやってくれない? あいつまだまだ慣れるのに大変みたいだからさ。俺は教えんのとか苦手だしな」

「わかったよ。是非そうさせてもらうね」

 にこにこしながらシャルルは身の回りの整頓を始める。荷物はさほど多くない。セシリアの荷物量はおかしいが、それでも同年代ならもう少し荷物は多くても良いと思う。

「あのさ、シャルル。荷物少なくない?」

「え、ああ。いつもこんなもんだよ」

 いつまでごまかすんだ? 異性の真似事なんて苦しいことして。

 呆れ気味にシャルルのほうを見るが本人は気づく様子もない。

 しょうがないな、止めの一言でもいってやるか。後の対応は、――おいおい考えればいいか。

「なあ。同室だから先に言っとくんだけど、お前がシャワー先に使ってくれよ?」

「いいよ、喜久が先に使って。僕は後でで大丈夫だから」

「いや、いいって。湯上りのシャルルを見てみたいし。年の割に出るとこでてそうだから、目の保養になるしな」

「え……?」

 わるいけど、俺は断じてゲイじゃない。

 シャルルは勘違いして、思わず俺から距離を取る。顔が少し青くなっている気がした。

「えっと。喜久って、そっちの気が……」

「阿呆か、そんなのあるわけないだろ。単にレディファーストしてるだけだよ」

 シャルルの顔が今度は違う意味で顔面蒼白になる。

「えっと……喜久ったら、なに言ってるの?」

「ばれないとでも思ったのか?」

 心なしか、震えているように見えた。

「外見でごまかそうとしたって、そんな線の細い骨格の男がいるかよ。流線型の体格じゃ限度があんだよ、お嬢さん?」

 シャルルがいきなりがっくりと肩を落とす。そして、しばらくしてから緩んだネジみたいな双眸を俺に向けてきた。

「僕のことを学園に言うの……?」

「そこは俺の領分じゃないよ。なにが嬉しくて、鬼の首を取ったようにチクリに行かなきゃ行けないんだ。俺も煙草吸ってんだけど、それを内緒にしてくれるなら誰にも言わないよ。どうだ、交換条件としては良心的だろ?」

 俺は笑いながら備え付けの冷蔵庫から水のペットボトルを取り出す。二人分のボトルのうち、片方をシャルルに手渡した。

 ぎこちない動きで受け取ったが、ずっと怯えたようにして俺の様子を窺っている。

 ――しょうがなく、俺は真剣な顔に戻して対応することにした。

「正直言ってな、俺はボーデヴィッヒって奴より素性を隠してるお前のほうを警戒してる。デュノア社がバックにあるせいなのが一番大きい理由だけれどな。わざわざ大切な一人娘のご令嬢様を男にして入学させるのはなんでだ?」

 これじゃ、本当にシャワーを浴びる余裕もないな……。

 俺が言うと、やがてシャルルはボトルの水を一口飲んでからベッドの脇に立てかける。暫くの間、彼女がゆっくり喋りだすまで黙ることにした。

 それから何分が経った頃ぐらいだろうか。ぼそりとシャルルが喋りだした。

「……僕はね、社長である父の命令に従ってここに来たんだ」

「それで?」

「父の会社はね、今傾いてるんだ。第三世代の開発が遅れているんだよ。男子として来たのは広告塔と、同じ境遇の人間に近づきやすくするため。一夏だけだと思ってたから、喜久がいてびっくりしたけどね。僕が受けた命令はね、一夏や喜久のデータを取ってフランスに持ち帰ることなんだよ」

「データ採取なんて、他に幾らでもやりようがあるだろうに。それよりもさ、俺が聞きたいのは違う部分だ。何でそんな危険な行為を身内であるシャルルにやらせたんだ?」

 俺が引っかかっているのはそこだ。メリットよりデメリットの方しか見えないし、なにより非効率すぎる。

「それは、僕が愛人の子だからだよ」

 頭の中でパズルのピースが揃って少しすっきりした。それなら、シャルルを人身御供みたいに出来るわな。

「大体わかったから、これ以上は無理して喋らなくて良いよ」

 俺は、今どんな顔をしているだろうか?

 ちょっと、眉間に皺《しわ》が寄ってるかもしれない。

「しかしさ、ISが絡んだ奴って、中には本当に境遇が恵まれない奴がいるよな。――で?」

「でって?」

 シャルルが疑問を感じたように聞き返し、俺は軽く手をぶらつかせた。

「これからどうする? わざわざ、フランスくんだりからこんなところまで来たんだ。ここにいりゃ、三年間は身の振り方を考える時間が設けられるけど?」

「僕に選ぶ権利なんてないよ。それにね…、僕の存在が知れたところで、自身としては父の会社なんてどうでもいいんだよ。もともと愛着もなにも、そんなのなにも無いんだから」

 ……嫌な顔だね、諦めきった人間の顔ってのは本当に辛気くせぇ。

 部屋の空気が重く感じられる。俺はシャルルに近づくと奴の額にデコピンをかましてやった。

 ベチッ

「痛ったぁ! なにするんだよ!?」

「暗いんだよ、お前さ。そんなに投げやりになってないで、これからの人生をもう少し考えて生きていけよ?」

 シャルルは両手で額を抑えながら、それでも諦めの顔を崩さない。

「そんなの無理だよ」

「無理なのか? 俺なんて三〇まで生きれる保証もないのに」

 本人にとってわりとショックの強い言葉だったらしい。シャルルは「えっ」と言った後、そのまま固まってしまった。

「シャルルは俺よりも、もっと生きれるんだからさ。だったら、建設的に考えないと勿体無いだろ?」

 フェアじゃないのはしっくりとこない。俺は、自分のことをどこまで話せばいいのだろうか。少しの間だけ頭の中で逡巡する。

「俺の秘密を教えてやる。煙草の校則違反なんてめじゃないくらい、生易しくない内容だ。これを話して、俺らは秘密の共有者になる。逃げないで聞けよ?」

 シャルルの両肩をがっしり固めて、立つ姿勢が取れないようにする。彼女がロボットのように、とりあえず頷いた。

「俺はアメリカ軍の軍事ラボで生まれた。試作型試験管ベイビーで、ようは使い捨てのモルモットだ。卵子の時点でISへ適応出来るように試薬品を投与されてる。だから、それの反動で三十までしか生きられない。一夏みたいな純粋にISへ適応した人間じゃないし、このことは公に出来る内容じゃないんだ。俺はなシャルル、あることをしでかして軍から逃げた。俺がIS学園に入った理由はな、身の安全の為だよ。最近になってCIAに見つかったんだ」

 CIAはシャルルの知っている単語だろう。黙っていたが、口を開いて俺に質問した。

「喜久は何をしたの?」

 この先を言うには勇気がいる。手に嫌な汗が出ている気がした。ここでなら、まだ話を止めてうやむやに出来る。

 ――――――――――俺はどうしたいのか?

 ――――話すことで何を得られる?

 一拍の間を置いてから、俺は口を開いた。

「十二歳の時にな、軍の任務で中東に駐留したときだ。作戦中にISに乗ったままで暴走して、自軍と敵が滞在してる町一つを壊滅させた。一人残らず、その場に居た人間を殺し尽くした。軍は隠蔽したが、一部の連中にはばれてる有名な話だ」

 シャルルが両手を口もとに当てて絶句している。それは、まるで現実的に考えられないといった表情をしていた。

「……それは、ISのシステムが暴走したの?」

「いや、俺の意思でそうしたんだ。女も子供も何もかも区別なく撃ち殺した。一緒にいた仲間も含めてな。当時の俺にはな、それがテレビゲームと一緒の感覚だったんだよ」

 話していて気持ち良い話じゃない。言っているだけで吐き気がこみ上げてくる。俺は話を切ると、ゆっくりとシャルルから離れる。そのままボトルに残っていた水を無理して一気飲みした。

「さて、シャルルの自由だ。これを教師に告げ口でもするか? シャルルの場合は、まあ本国で豚箱が良いところだろうな。俺の場合はアメリカで死刑扱いだろうがな」

 吐き気は治まったが、喉にミミズが這うような感覚が残っている。

「喜久。なんで、そんな釣り合わない秘密を僕に話したの……?」

「そんなん、決まってるだろう。信用を買うには相手より大きいものを差し出すのが大事だからだ。ちなみに、今の話を知っているのは学園には一人もいない。そして、俺のまわりで知っているのはシャルルを含めて六人だけだ」

 シャルルはしばらく俯いてから顔を上げた。

「僕には差し出されたものが大きすぎて、とても判断できないよ。……でも」

「でも、なに?」

「ありがとう。喜久が言ったように、少し考えてみる。それと、喜久」

「ん?」

「喜久の顔も暗いよ」

 そりゃないだろよ。こっちも頑張って話したんだから、むしろ抱擁して欲しいくらいだ。

「いや、これは普通の顔だろ。あとさ、どのみちどっかで一夏にもばれるだろうから。シャルルが抱えてる問題は早いうちに自分で言っとけよ?」

「わかったよ」

「それじゃあ、レディファーストだ。先にシャワー浴びて来いよ。俺は三〇分ほど外で一服してくるから、その間に済ませておいてくれな?」

 俺はシャルルを促して先にシャワーを浴びせることにした。

「そうだね、そうさせてもらうよ。喜久、ありが……とう?」

 最後が、なぜに疑問形?

 シャルルの顔がすごくいい笑顔になる。しかし全然笑っているように見えない。俺はゆっくりと距離をとってドアノブに手をかける。

「今日一日さ、僕のお尻叩いたり抱きついたりしたね……。午前中に一夏が言ってたけど、わざと下品なことばかり会話に混ぜてたのはなんで? 僕が女子だって、知っててやってたの?」

 あー、これは逃げた方が良さそうだな。

「そらそうだろ。いつになったら根をあげるか、試したに決まってんじゃん。シャルルが最後まで根を上げない分だけ、俺はやりたい放題だしな。いい思いさせてもらいましたよ、ごちそうさん」

 即座にドアを開けて、廊下に飛び出してから勢い良く閉める。同時にドアへ衝撃が走った。

 きっと何か手近なものを投げたのだろう。ドア越しにシャルルの大声が木霊する。

『喜久の変態っ!! 馬鹿っ!! 女の敵っ!! ……もう、お嫁に行けない』

 最後のセリフで、シャルルがうちひしがれたような声が聞こえた。

 しばらくは部屋に帰らないほうがよさそうだ。余計な世話だけど今のシャルルの状態なら、少しは家庭のこと以外を考えるだろうか。俺は部屋を離れると屋上を目指すためにゆっくりと歩き出した。

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