虚無の律   作:ラーメン餃子チャーハン寿司焼肉

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最近花粉やばくて鼻水やばすぎー!w咳もでるー!wってなったら普通に風邪でした。体調悪くなったらとりあえず病院いってみるもんですね。

皆さん好きなフロムゲーはなんですか?自分はダクソ3ですね。武器のモーションと防具のセンスが良すぎましたわ。


第四話 力こそ王の故

ドアを勢いよく開け、コルベールは学院長室に飛び込んだ。

 

「オールド・オスマン!」

「なんじゃね?」

 

一瞬、秘書であるミス・ロングビルに蹴り回される、学院長オスマンが見えたような気がしたが……いまはミス・ロングビルは何事も無かったように机に座り、オスマンは腕を後ろに組んで重々しく乱入者を受け入れた。

 

「たた、大変です!」

「大変なことなど、あるものか。すべては小事じゃ」

「これを、見てください!」

 

コルベールはオスマンに先ほど読んでいた書物を手渡した。

 

「これは『始祖ブリミルの使い魔たち』ではないか。まーたこのような古臭い文献など漁りおって。そんな暇があるなら、たるんだ貴族たちから学費を徴収するうまい手をもっと考えるんじゃよ。ミスタ……、なんだっけ?」

 

オスマンは首をかしげた。

 

「コルベールです! お忘れですか!」

「そうそう、そんな名前だったな。君はどうも早口でいかんよ。で、コルベール君、この書物がどうかしたのかね?」

「これを見てください!」

 

コルベールはモルガンの手に現れたルーンのスケッチを手渡した。それを見た瞬間、オスマンの表情が変わった。

 

「……ミス・ロングビル、すまんが」

「……はい」

 

ミス・ロングビルが、いくつかの書類を手に部屋を出て行く。彼女の退室を見届け、オスマンは口を開いた。

 

「……詳しく説明するんじゃ、ミスタ・コルベール」

 

コルベールは召喚の経緯をオスマンに説明する。オスマンは真剣に聞きながら神妙な顔をする。書物を見ながらオスマンは言う。

 

「これは伝説にのみ存在する使い魔のルーンじゃぞ……ましてヴァリエールの三女が召喚するとは……コルベールよ、決して口外するなよ」

「し、承知致しました……」

 

 

 

魔法学院の敷地内、『風』と『火』の塔の間にある中庭、ヴェストリ広場。西側にある広場なので、日中でも日があまり差さない。決闘にはうってつけの場所である。ギーシュとモルガンが決闘するとのことで野次馬が溢れている。

ギーシュは腕を振って、歓声に答えている。

集まっている観客は皆、決闘が見られる事というのもあるがギーシュが平民を一方的に打ち倒す様が見られる事に期待し、湧き上がっていた。そのためギーシュの相手が何者であるかなど、彼らにとってはどうでもいいことだった。

しかし……そんな群衆の後ろの方で、ざわざわと騒ぎ始め人垣がわらわらと割れていく。

歓声に答えていたギーシュもそれに気がついた。そして割れきった人垣から現れたのはカーリア騎士装備に身を包んだモルガンだった。魔石が散りばめられ絢爛たる装飾の防具だが佇まいが見てくれだけでないことを分からせる。

まさに騎士たるその姿に、湧いていた広場の群衆は、むしろどよめきの色を強くした。

 

「とりあえず、逃げずに来たことは誉めてやろうか」

「…ハァ」

「ちょっとギーシュ、決闘は禁止されてるじゃない!」

 

ルイズが割って入るも貴族と平民であれば問題は無いと受け流される。

モルガンは考えていた。

決闘ではあるがモルガンがその気になればすぐに決着がつくのは明白であった。間合いを詰め斬り殺すか、すぐに魔法杖を取り出し魔法で穿つか、いやそれらすら必要ないだろう。投げナイフでも頭に刺せばそれで終わりだ。

しかしながらモルガンは決着をすぐにつける気はなかった。初めてこの世界での戦闘を行う故に相手の実力を知る必要があった。

 

「フン……言葉は不要というわけかい。ではさっさと始めるとしようか!」

 

ギーシュは、そんなモルガンを余裕の笑みで見つめ、薔薇の花を振った。

花びらが1枚、宙に舞ったかと思うと……次の瞬間、硬い金属製と見られる、甲冑を着た女戦士の形をした人形になった。

 

「この世界の魔法か」

「そう……僕はメイジだ。だから魔法で戦う。よもや文句はあるまいね? 言い忘れたな。僕の2つ名は『青銅』。青銅のギーシュだ。従って、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手するよ」

「良かろう……」

 

そしてモルガンは背中の背負う鞘から大剣を抜き出しワルキューレへと構え、モルガンは低い声でギーシュに対して言った。

 

「王の故を教えてやる」

 

そうして決闘が始まる時、モルガンの左手のルーンが、光り輝く。モルガンは体が軽くなる感じを覚えつつもあまり大差ないと思った。普段でさえすぐ倒せるような相手だ。すぐに終わらせないように気をつけねば。

 

ワルキューレがすぐに接近しモルガンに左拳で殴り掛かるもモルガンのクレイモアに袈裟斬りにされる。無惨にもワルキューレがガラクタのように転がる。

その様を見たその場の全員が驚愕する。

 

「なっ……ならこれならどうだ!!」

 

ギーシュがすぐさまワルキューレを複数出現させる。一列にざっと六体のワルキューレが出てくるがモルガンはあまりの少なさにため息をつく。期待はずれもいいとこだ。

 

「一体の耐久力が無さすぎる。せめてその三倍はもってこい」

「っっ……!!減らず口をっ…!!」

 

六体全員のワルキューレが襲いかかるもモルガンは真一文字に切り払う。正面二体のワルキューレが真っ二つになる。

挟撃の形で四体のワルキューレが反撃しようとするも左二体のワルキューレはモルガンのカーリアの騎士盾に防がれ、迫り来る右二体はタイミングよくクレイモアを突き立てる。ワルキューレの串刺しができた。

そして最後の二体を盾で弾きバランスを崩させた所を二撃。10秒足らずで全てのワルキューレを撃破してしまった。モルガンはギーシュを見やる。恐れと、焦りの眼をしていたギーシュが固まっている。

 

「他の魔法は?ワルキューレとやらはもう出せないのか?」

「ま、参った……」

「………………」

 

ギーシュの敗北宣言にヴェストリの広場が、わっと歓声に包まれた。

あの騎士、やるじゃないか! ギーシュが負けたぞ! 見物していた連中が、口々に声を上げる。当の本人は相手の実力を知ろうと思ったのにまさかそれすら出来ずに勝ってしまったことに落胆している。あいつが弱いのか、それともこの世の人間がそもそも弱いのか。これでは自分を殺すどころか苦戦させる敵に会うのも苦労する。いや、この学院に身を置いてる以上そんな事は起きないかもしれない。

ため息をつきながらその場を後にしようとするモルガンをルイズが引き止める。

 

「あなた、そんなに強かったの?」

「俺の方が驚いた。あいつが弱すぎる。この世界は皆あれぐらいの強さなのか?」

「そんな事ないわよ。ギーシュは一番ランクの低いドットメイジ。もっと強いメイジは他にいっぱいいるわよ」

「それなら良かった。退屈せずに済みそうだ。さて、事も終わったのだから戻ろうか」

「え、ええ……」

 

遠のき小さくなってくモルガンの背中を見つめながらもしやとんでもないものを召喚してしまったのではないかとルイズは思った。

 

 

 

 

 

 

 




つのんちゅ「なんか召喚されたンゴねぇ~」

魔法学院「やりますねぇ!」角なしヘッドフリフリ~

つのんちゅ「生まれ変わりなさい」
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