基本実験や自己満足で書くので亀更新。
よければ見ていってください
あの、誰か説明してもらえませんか?
だってゲームやってて寝落ちしたら……
「ふむ、君が私の召喚したサーヴァントかね?」
どなたか存じませんが、私は
まぁ、ボケはこのくらいでいいでしょう。
ではどう名乗りましょうかね……
「キャスターのサーヴァント。マスターの元、馳せ参じました」
そう名乗っておきました。もちろん膝を付くようなことはしませんが……って勝手に口が動かなかった?
ん?キャスター?サーヴァント?
もしかして……Fate?
「時にマスター。済まないが召喚に不備があったようで記憶の欠損が見られ、真名がわからん。召喚に使用した道具があれば拝見したいのだが、許可を願う」
おお、都合の良い返答してくれてありがとう、口よ。
「残念だが古そうな物を見繕っただけだ。運がよければ裏切りの魔女が来ると思ったのだが……」
と言って目の前の男は床に散らばっていた毛を集め始めた。よく見ると光っているようにも見える。
それを一部集め。じっくり観察してみるが、わかるわけもない
「何、途方もなく昔の羊の毛だ。少しだけ最近刈り取った若い羊の毛も混ぜている。少しでも関連性を持たせようとしたのだが、徒労に終わったようだ。」
やれやれ、といった感じに男は肩をすくめるが、大丈夫なのか?
確か老いた羊を若返らせる、なんてメディアの話は確かにあるが、それなら老いた羊と若い羊一頭ずつ触媒にしたほうが可能性は上がりそうだ。
(とてもではないが、その程度の頭では聖杯戦争に参加するような腕の魔術師とは思えないんだけど?)
顔つきは東洋風で若干肥えているがデブではないという中途半端な体つきと白髪交じりの髪。魔術師というよりも、近所のおじいさんと言ったほうがしっくりきそうだ。
「さて」
しかしその一声で、空気が変わる。
彼がそれなりの実力のある魔術師だとわかる、独特の空気が
「記憶障害は誠に残念な上、私が持ち得る手札は非常に少ない。その上、君は七人の内最弱と言われるクラスで召喚されてしまった。まともな方法では聖杯戦争で生き残るのは不可能だろう。」
「不可能を可能とするのがサーヴァントである筈だが?」
私にそんな力は無いんですがねー
「情報がない今では暫定的にでも現状を定めておく必要がある。危機感を煽りすぎるのはよくないが、楽観視するのも問題だ。もちろん、キャスターの能力を十分に知ることができれば不可能などということもないだろうが」
キャスターの場合、無条件でクラススキルで陣地作成と道具作成が使えるはずなんだけど?
「……マスター、クラススキルとして陣地作成と道具作成があるようだ」
んー?どうやら間接的には話す内容が決められるってところかねぇ?
口の考えは分からないけど、私の考えは口には分かってるみたいだ。
「続きを頼む」
「陣形作成は、魔術師として有利な神殿を形成することができるらしい。目下記憶を洗い直しているので今すぐにはできないが、待ち伏せでの強襲ならばこちらにも勝機はありそうだ。
道具作成は魔力を帯びた道具を作成できるらしい。簡単に言えば回復薬などというものがお手軽に作れるものだ」
「ふむ、一応手札が多いことに越したことはないが具体的な行動、それに対するリスク、コスト。それがわからんことにはどうにも言えん。ひとまず解散とするか。」
そう言うとマスターはさっさと片付けを済ませ、古そうな本を読み始める。
ずっと立っているのも気分的に疲れるので、自分の服について考え始め・・・・・・え?あれ?
若干慌てつつ、近くの曇った鏡を覗き込む
当然そこには自分の顔があるわけだが・・・・・・
「なんでさ……」
そう、言いたくなったんだよ
原作開始まで、残り一年
Fate欲しい・・・
やる時間も欲しい・・・