史上最凶の魔王様たちが自由過ぎて辛い   作:PhantomSchwein

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おっぱい!









最弱の赤龍帝現る!

なんだかんだで一年後。

 

あっという間だな!俺様も驚いているぞ!

 

とはいえ一年間で変わったことと言えば人間界の時空が安定したことだな。

 

それからはもう自由だった。俺様じゃなく周りが。

 

エトナはスイーツ食べに無断外出するわ、フロンも特戦隊物のショーを見に行くわ、黒歌も白音を見てくるにゃ!とか言って出かけるし…

 

お、お前らなぁ…。

 

俺様は一人書類仕事だぞ!

 

まぁ、魔王だし覚悟はしてたんだけど、多いね。ラハールは顔の色一つ変えずにやってたと考えると尊敬するわー。俺も同じ状態ですけどね…

 

「殿下―、あの子から手紙届いてますよー」

 

「あの子だぁ?どこのどいつだ」

 

「ほらぁ、人間界の時空が繋がったときに助けた堕天使と人間のハーフの子ですよ!どうも今は人間界と数年の差が開いてるっぽいですよ?」

 

「あぁ、あの神社に居たガキか…手紙ィ!?ここは隔絶された世界の魔界だぞ!どうやって届いた!!」

 

「普通にポストに入ってましたよ?」

 

どうやってだよ…魔翔族か?いや、魔界に居るっちゃいるが人間界まで来てないし…あぁ!やめだ!考えれば考えるほどドツボにはまる!!

 

「とりあえず寄こせ」

 

「ホイ殿下」

 

なになに?拝啓魔王ラハール様。如何お過ごしでしょうか。私達の居る世界ではあれからもう5年以上も経ちました…本当に5年も経っておるのだな。魔界では一年しかたっておらんと言うのに。

 

後でメーヴェルに問うてみるか。

 

…えぇい!ラハールになってから手紙などを読むのがダメになってきている!前世じゃそんなことなかったのに!!

 

とにかく読み切った!内容はおおまかにあれから5年以上たったこと、家族は皆元気に過ごしていること、そしてあの少女…姫島朱乃は”悪魔”になったということ。

 

恐らくは原作通り、リアス・グレモリーの女王だろうが…俺様と言うイレギュラーが居る以上分からんな。

 

「あ、ラハールさん。朱乃ちゃんの手紙読み終わったんですか?」

 

「うむ、まぁな。しかし5年か…時が経つのは早いな」

 

「私たちは1年ですけどねー。あ、そうそう。人間界との時空はかんっぜんに!安定したそうなのでこれからは時間がずれるってことはないらしいですよ」

 

「そうか」

 

メーヴェルに聞きに行く手間が省けた。心の中で礼を言っておく。

 

直接言え?アホか!恥ずかしくてできるわけがないだろう!

 

「ム、お礼ぐらい言ってくれてもいいじゃ「ラハールラハール!!大変だにゃ!」…ほえ?」

 

「なんだ黒歌、騒がしい。巣窟に放り込むぞ!」

 

「理不尽にゃ!?…ってそれどころじゃないにゃ!また迷子きたにゃ!しかも人間界から!!」

 

人間界からだと?ならすぐに放り込めばよいものを…黒歌がここまで騒ぐことなのか?

 

「…へ?それなら人間界に帰してあげればいいんじゃ…」

 

「それが…その子今代赤龍帝なんだにゃ!!」

 

「「今代赤龍帝?」」

 

俺とフロンがハモる…あ、そうか。ドライグもう封印されたんだ。

 

「…なるほど。面白いな…そいつをここに連れてこい!」

 

「いや、凄い怪我だからとりあえず治療してあげにゃいと…」

 

「お前がすればよいではないか。ヒール系統の魔法をエクストラゲインしたであろう」

 

「あ、そうだった」

 

「馬鹿かお前」

 

「赤龍帝に驚き過ぎてそれどころじゃなかったにゃ!とりあえず行ってくるにゃ!!」

 

全く…しかし今代は一体どんな奴だろうな…ん?まてよ?

 

確か人間界では5年以上経っている…と言うことは、朱乃は中学生くらい…つまりは・・・・

 

「ラハールさん?どうかしました?」

 

「いや…なんでもない」

 

「?」

 

まさか…まさかな。

 

 

 

 

 

 

 Side:赤龍帝

 

目を開ける…知らない天井だ。

 

おっかしいな…中学生初の夏休み入って、松田と元浜とエロ談義して、日も暮れたし帰ろうとしてそれから…あ!そうだ!

 

変に空間がひび割れ?だして、それでできた穴に吸い込まれてそれから…気を失ったのか?

 

だとするとここは……

 

「此処はどこだ?」

 

「此処は俺様の城、魔王城だ」

 

甲高い声!超えのする方を向くと、半裸の少年と胸が無いのに露出度高い服を着ている女の子と、青のレオタードを着ている女の子。そして超巨乳の和服美少女が居た!

 

で、デケエエエエエエ!!

 

ね、猫耳も生えてる…可愛い!

 

他の二人はちっさいけどものすごくカワイイ!

 

「…彼から感じる視線が卑猥だにゃ」

 

「なんでしょう?今ものすごく失礼なことを言われた気がします」

 

「フロンちゃん、それアタシも…殿下、コイツなんか無性にムカつくんで殺っちゃっていいですか?」

 

「鋭い!?…ってかちょっと待って!殺るって何!?怖いだけど!!」

 

え?俺ここで殺されちゃうの!?こんなペタンコな少女に!?

 

「止めんかバカモノ!」

 

あ、半裸の少年が止めてくれた…助かったのか?

 

「殺すことは許さん!せめて半殺しにしておけ!」

 

「待ったああああ!!!半殺しでも十分危ないから!!!」

 

「えぇ~、中途半端に手加減したらそれこそサクッと殺っちゃいますよ」

 

「もっと危ない!?」

 

「なら9割殺しだ。これなら問題あるまい」

 

「あ、それなら大丈夫ですね」

 

「ちっとも大丈夫じゃねえええええええええええええ!!!」

 

何なのこの二人!?会った瞬間殺るだの半殺しだの9割殺しだの!あぶねぇよ!!

 

「これがいつもにゃ。早いうちに慣れたほうがいいにゃよ」

 

「慣れる!?慣れる前にすぐ帰りたいんだけど!」

 

「別にそれでも構わにゃいけど…多分もっと危ないわよ?」

 

え?危ない?なんで?

 

「あ、やっぱり分かってにゃいんだ」

 

「しょうがないわよ…観た感じ才能の欠片も無い凡人だし」

 

「だな。どうしようもないほど才能が無いな」

 

「会ったばっかで才能無いとか言うなよ!」

 

さっきから無い無い言いやがって…そっちだって胸無いだろ!あ、ごめんなさい睨まないで!

 

「皆さん言い過ぎですよ!」

 

フロンと呼ばれた少女が言う。おお!俺の才能無い発現を否定してくれるのか!?もうぶっちゃけフォローでもいいぜ!!

 

「ストレートに言い過ぎです!もう少しオブラートに包んでですね…」

 

グハァ!ふ、フォローにすらなってねええええええ!!

 

「フロン…今の言葉が確実にとどめを刺したにゃ」

 

「…アレ?」

 

「さすがはフロンちゃん。さり気ない一撃が重いね!」

 

「フン。お前もようやく魔界の生活に慣れてきたようだな」

 

「ええ!?ああ、スイマセン!悪気はないんですよ!?」

 

うん、分かってる。その言葉だけで俺はもう十分だよ…

 

「で、アンタそういや名前なに?」

 

「俺は兵藤一誠…ってお前らこそ誰だよ!人のこと散々バカにしたり殺そうとしたりトドメ指したりして!」

 

「アレ?名乗ってなかったですかね?」

 

名乗って貰ってないよ!

 

「フロン、ラハールたちのせいでタイミングを完全に逃しただけにゃ…私は黒歌にゃ。よろしく後輩君」

 

「よ、よろしくお願いします?」

 

着物姿のお姉さんが黒歌さん…っても後輩君ってなんだ?

 

「私はフロンって言います。よろしくお願いしますねイッセーさん!」

 

「アタシはエトナ。よろしくねー」

 

「よ、よろしく。フロンにエトナ」

 

さっきトドメを刺してきたのがフロン。殺す宣言したちょっと危ない格好の子がエトナ…さっきから疑問だけどよろしくって何だ?

 

「俺様か…俺様の名は魔王ラハール様だ!歓迎するぞイッセー!俺様の家来としてな!!」

 

「おうよろしく……って家来いいいいいいいいいいい!!??」

 

家来って何?!どゆこと!?

 

「お、ナイスリアクション♪」

 

「どうも…ッじゃなくて!?なんだよ家来って!」

 

「ラハールやエトナの無茶振りに付き合ったり、無茶振りをこなしたりすることにゃ。いつの間にか慣れてくるにゃよ?」

 

「無茶振りって何!?と言うか黒歌さん無茶振りを振られる側なの!!??」

 

「そうにゃ」

 

えぇ…一番年上に見えるからそんなことはなさそうに見えるんだけど…

 

「何か勘違いしているようだから言っておくけど…私以外のこの三人は、私より年上にゃ」

 

「…は?ラハールとかエトナちゃんとかフロンちゃんとかが?…いやいやまっさかぁ?」

 

「事実にゃ」

 

真剣な目の黒歌さん…マジですか!?だってどう見てもこの三人子供じゃん!マジなの!?

 

「ウム。俺様は今年で313ぐらいだったな」

 

「アタシは470歳だよー」

 

「わ、私509歳です」

 

「ウソ!?フロンちゃんアタシよりも年上だったの!?」

 

「ハーッハッハッハ!!ババアだババア!!」

 

「ば、ババア言うな!!」

 

漫才している奴らをよそに俺は驚いていた…だって皆100オーバーだぜ!?20歳ですって言われても十分驚くのにこれは異常だろ!!

 

「またなんでそんなに歳を?」

 

「別にそんな急にかしこまらなくてもいいにゃ。中身は子どもみたいなもんだから…で、なんでこんなに歳をとっているかは簡単にゃ。だって私達悪魔だからにゃ」

 

「あ、悪魔?」

 

「あ!私は天使ですよー!」

 

フロンちゃんは天使なんだ……ってえぇ!?悪魔に天使!?…ダメだ。頭痛くなってきた。

 

「…俺、帰っていい?」

 

「だから帰ると危ないと言ってるにゃ」

 

「あ!そうだった!なんで帰ると危ないんだよ!」

 

「それは君が「貴様が今代の赤龍帝だからだ」…急に台詞を取らないで欲しいにゃ」

 

せ、赤龍帝?なにそれ?

 

「えっとですね、赤龍帝と言うのは。神様や魔王すらも恐怖した伝説の二天龍の一角で、その力は神様や魔王を超えると言われているほどです」

 

「まぁ、俺様は瞬殺したがな」

 

よ、よくわかんねー。

 

「ま、待ってくれよ…じゃあ、俺が今代って言うのはどういう事なんだ?話ではソイツ龍なんだろ?俺はれっきとした人間だぜ?」

 

「それねー。悪魔、堕天使、天使のことを三大勢力って言うんだけど、ソイツらが戦争中に二天龍の戦いがおっぱじまっちゃって…んでその三大勢力と戦うことになったんだけど、負けて封印されたってこと」

 

「つ、つまり?」

 

「つまり、超傍迷惑な大ゲンカしてる所をそれを止めるために封印されたってこと」

 

「お、おう理解した…で、この話のオチは?」

 

「あー!やっぱり信じてない!…分かってたことなんだけどね」

 

いやぁ、だってついていけないもん!

 

「まぁ、だろうな…少し左手を貸せ」

 

「こ、こうか?」

 

「ああ。そのままじっとしていろ…ハァッ!」

 

ラハールが俺の手を取り、力み出す…もう危ない集団だよこれ。もうヤダ帰りたい…そう思っていた時だ。

 

何と俺の左腕に…籠手っぽいもんが出てきた!

 

「な、何じゃこりゃああああああ!!!」

 

「それが赤龍帝が封印された状態、確か名を赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)だったはずだ」

 

せ、赤龍帝の籠手…こうして出てきた以上この話はマジなのか…マジなのか!?

 

「たわけ。さっきからそう言っているであろうが」

 

「こ、コイツをもっていると危険ってことなのか!?」

 

「そうにゃ。恐らく三大勢力から狙われる可能性もあるにゃ。それ以前に二天龍は戦いを呼ぶと言われているからこれから異常なことがいっぱい起きるにゃ」

 

ま、マジでか…ヤバいじゃん!

 

「コレ取ることできないの!?」

 

「神器と魂は繋がってるって聞くにゃ…だから多分抜くと」

 

「ぬ、抜くと?」

 

た、溜めないで教えてくれよ!黒歌さん!

 

「ジ・エンドだね…つまり死んじゃうよアンタ」

 

エトナの言葉に驚愕する!取ると死ぬの!?

 

「抜かんでもいずれ戦いに巻き込まれて死ぬな」

 

「抜かなくても死ぬのかよ!終わりじゃねえか!!」

 

「うるさいぞ!だから俺様が家来にしてやると言っているのだ!」

 

そういう事!じゃ、守ってくれるってことか!?

 

「案外優しいんだな、お前」

 

「いや…これは多分…」

 

黒歌さんがどもる…まってその不安に駆られるような表情ヤメテ!

 

「その方が面白そうだからだ!」

 

ですよねー!黒歌さんの表情でなんとなくわかってたよ!

 

「早速鍛えるぞ!戦いに巻き込まれるなら鍛えておいて損はないからな!」

 

「なんでそんな楽しそうな表情なんだよ!!」

 

「あ、殿下それアタシも混ざっていい?」

 

「無論だ!好きにして構わん!!」

 

「了解です!フフ…面白くなってきたわ!」

 

「なんだよその笑いは!?怖いわ!!」

 

「「イッセー(さん)ドンマイにゃ(です)」」

 

フロンちゃんと黒歌さんが合掌してこっちを見る…待って!俺まだ死にたくない!!←本能で危ないと察している

 

「さあ!行くぞ!」

 

「ハイ殿下!」

 

「いやああああああああああ!!誰か助けてくれええええええええええええええ!!!!」

 

 

 

 

『今代の宿主は最弱だが…まさか奴に出会うとは…今代は最凶の赤龍帝になるな』

 

 

なんか声が聞こえたけどそれどころじゃねえ!おっぱいを拝んでもないのに俺はまだ死にたくないいいいいいい!!!

 

 

 

 

『赤龍帝イッセーが家来(玩具)になった!』

 

 

家来かよ!仲間じゃないの!?…いや待て!今家来と書いてなんと読んだ!?

 

 

 

 

それではみなさん。イッセー君に向けて、合掌、礼拝。

 

止めてくれ!ホントマジ誰かたすけてえええええええええええええええええええええ!!!!!!!

 

 

 Side out:赤龍帝

 

 

 

 

何だ?今取り込み中だ!後にしろ!何をしているかだと?見れば分かるだろうが。

 

「ほら!とっとと避けないと死ぬよ!」

 

「ちょ!ま!?なんか隕石降ってきてる!!」

 

「当たり前よ!そういう技なんだから!」

 

「待って!死ぬ!絶対死ぬから!!」

 

「安心しな!魔界病院は優秀だから死んでもすぐ生き返る!!」

 

「まず死ぬ痛みを味わいたくないんだあああああ!!!」

 

見ての通り、イッセーの魔改造中だ!このところイベントに欠けていたからな!久々にテンションが高くなってきおったのだ!

 

「安心しろイッセー!お前の親族には連絡してある!泊まり込みでも構わんだそうだ!」

 

「安心できねぇよ!!いつ連絡した!というかなんと連絡した!」

 

「ホラホラ!よそ見しない!!」

 

「あ、俺死ん…ぎゃあああああああああああああ!!!!」

 

あ、一落ちした。まぁ、魔界病院は優秀だからすぐ直るし、エトナのヒールでもすぐに治るから良いか。

 

親はどうやって説得したのかと?お宅の息子さんのエロを治せるかもしれないと言ったらすぐにOKがでたぞ?

 

「あ~あ、やっぱりやられてるにゃ…フロンは止めないのかにゃ?」

 

「はい!これも神の愛の試練ですから!きっと乗り越えられると思います!」

 

「…本音は?」

 

「エトナさんとラハールさんがあんなに楽しそうなの久しぶりなのでここまま放置しようと思います!それに下手に止めるとこっちがあぶないですし」

 

「それは同感だにゃ」

 

まぁ、あれだ。イッセーは退路を全て断たれたと言うことだ…だからと言って止めんがな!

 

それにイッセーが出たということは原作が始まるのも近いと言うことだ!ならこれからが一番楽しい時期となるだろう!!

 

フッフッフ…これで欲望のまま、自由に暴れられる…!

 

「ククク…ハハハ…ハ~ッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!」

 

魔王は未来を想像し、高らかに笑う。

 

 

 

 

「チクショー!こうなったらやけだ!絶対に強くなってコイツら泣かせてやる!!」

 

赤龍帝もまた、覚悟?を決めた。

 

 

 

 

さあ、役者は揃った、物語(パーティー)を始めようじゃないか!!

 




如何だったでしょうか?

これでプロローグは終了となります。

次回から原作開始、つまりここからまた4年近く経った後の話です。

4年たったらいくらイッセーでも強くなりすぎてリアスの眷属になれないんじゃない?って声はあると思います。でもご安心を。

眷属になりますし、眷属なり立てのイッセーは最弱のままです。それについての話の設定も考えておりますのでご安心を。

で、原作開始前ラハールの仲間にしたのは、エトナ、黒歌、フロン、イッセーの4名です!

シシリーもちゃんとでますので大丈夫ですよ!

では次回は原作の第一巻の開始です!




次回もお楽しみに!
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