史上最凶の魔王様たちが自由過ぎて辛い   作:PhantomSchwein

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…世界の修正力は怖いものだ。


旧校舎のディアブロス
原作開始!イッセー死す!?


 Side:イッセー

 

あれから5年…俺は高校2年生となった…

 

もう地獄だった!毎日毎日突かれ斬られ刺され貫かれの日々!

 

それが無い日はペンギン…じゃなかった。プリニーたちと雑用!

 

まぁ、ラッキースケベもあったりして眼福の時もあったんだけど(黒歌さんとか魔法剣士さんとか僧侶さんとか

 

その度死にそうになるけど、まぁ、見れる物見れた俺に死角はない!

 

…嘘ですごめんなさい!その度フロンちゃんに叱られます!…怒ると怖いからなぁ。

 

とはいえ愛しの学校だぜ!今や自宅と学校のみが癒しの空間だ!

 

いや、フロンちゃんとかエトナとかも見てて癒しだよ?けどそれ以上にしんどいんだよ!

 

なんだよ!ゲヘナの海の限定スイーツ買って来いって!

 

ビックリだよ!あんな人気あるもんなの!?何とか買えたけどさ!!なんだよ宇宙最強の魔王って!娘のために月吹っ飛ばすなよな!!

 

…まぁ、アイツらのおかげで色々窮地を脱したこともあったし感謝はしてるんだけどなぁ…イマイチ感謝しきれないんだよな…

 

「イッセー先輩!おはようございます!」

 

「おう、おはよう」

 

 

 

「キャー!イッセー先輩が挨拶返してくれた!」

 

「えぇ~、いいな~」

 

 

 

今の子誰かって?いや、普通に挨拶してきた後輩だよ。顔見知り程度の。

 

「イッセーこのぉ!!」

 

「裏切りもんがァ!!」

 

「…ッフ、甘いわ!」

 

「「グハァ!!」」

 

後ろから殴りかかってくる友人二人にカウンターを決める。

 

アイツらに比べればこんなもん造作でもない…が、手加減が難しいのが難点だな。

 

「いきなりなんだってんだよお前ら」

 

「ふざけるな!なんでお前だけ女の子に挨拶されてんだ!どこのラブコメだ!」

 

「そうだ!我らの協定はどこへ行った!!」

 

「いや、協定ってなんだよ」

 

そんなもん結んだ記憶ねえよ!

 

「我らモテない同盟はどこへ行った!!」

 

「結んだ覚え無いよ!つか、モテたことないわ!」

 

「「どの口が言うんだ!どの口が!!」」

 

「ハモるなうるせえ!!」

 

声を揃えて言うなよ!相変わらず仲良いな!

 

「ってか、俺がモテるってなんだ」

 

「知らないのか!?お前、イケメンの木場と並ぶ駒王学園二大イケメンと言われてるんだぞ!!」

 

「初耳だわ!」

 

松田の言葉に大いに驚く。

 

何だ二大イケメンって!二大お姉さまみたいなもんか!?

 

「情報だと、爽やかイケメン系の木場、熱くも黄昏てる感のあるイッセーの二大イケメンだそうだ」

 

元浜の言葉にも驚く…ってかなんだよその情報。

 

な、何だと…ってか黄昏てる感ってなんだ。あれか?ラハールの扱きに疲れてる日のあれか?

 

あれむしろ魂抜けてる状態なんだけど…そこを評価されるのはなんだかなぁ。

 

「と言うかお前最近付き合い悪くね?」

 

「ん?放課後よく遊んでるだろ?」

 

「いや、そういう意味でなく、紳士の付き合いというものでな」

 

「あぁ…流石にアレに付き合うほどの時間がねぇんだよ」

 

「なんだ女か?女なのかぁ!!」

 

「ちげぇよ!」

 

なんで女に直結したがる!

 

「イッセー、俺たちがこの学園に来た理由はなんだ」

 

「何を今更、ハーレム作るためだろ?」

 

「そうだ!この学園は最近女子高から共学になったため女子率が多い!だからハーレムを作れると思ったのだ!!」

 

「…だが現実を見てみろぉ!ハーレムどころかモテもしない!実際モテてるのはイッセーのみだ!なんだ!何が俺たちの差をつけた!!!」

 

「知るか!俺が聞きたいわ!!」

 

…しっかし俺がモテてるかぁ。多分アイツらに会う前ならこんなことは無かったんだろうなぁ。きっと目の前の二人と同じだっただろう。

 

元浜の情報が正しいなら黄昏てる感と言うのは死んでる状態だからな。ラハールたちのの扱きのせいだ。

 

それに親にも言われたけどラハールたちに会ってから昔に比べて性欲が弱くなったとも言われた。

 

まぁ、性欲に忠実になるほど余裕がないってのが本音だけどな。

 

今はむしろラハールを超えることの方が俺にとって大事だからそのせいでそう見られないってこともあるんだろうな。

 

アレ?俺がモテてるのってラハールたちのおかげ?…まっさかぁ?

 

「オイ見ろイッセー!リアス先輩だ!」

 

松田の言葉に視線を動かす!

 

二大お姉さまの一人、リアス・グレモリー先輩だ。

 

赤い、紅い髪の毛が

 

「やっぱ綺麗だよなー」

 

「だなぁ」

 

「良いおっぱいしてるよなぁ」

 

「だなぁ…ってオイオイ」

 

一昔前ならいざ知らず、今の俺なら分かるぞ。

 

お前らのそういう言動が原因でモテないのだと。

 

「つっかもう授業始まるんじゃね?」

 

「ああそうだ!ヤッベ!」

 

ヤバいじゃん!確実に遅刻じゃん!

 

「落ち着け二人とも、今日は先生方の会議かなんかで朝の朝礼のあと下校だ。だからちょっと遅れた程度ならなんも言われねぇよ」

 

「それは良かった…のか?」

 

「とりあえず急ぐのに越したことはないな!」

 

「「同感!」」

 

俺たちは急いで教室に向かった。

 

 

 

 

 

 

ハイ!やっぱり怒られました!まぁ、そんな気はしてたんですけどね!

 

「松田氏、今日は限定アイテムのこれを持ってきたのだが…」

 

「おおこれは!?俺の好きな女優の限定中の限定品!”悪魔の誘惑”じゃないか!早速かえって見ようぜ!」

 

元浜、持ってくるのは構わんが女子の前に出すなよ…ったく変わんないなこいつら。

 

だからこそ付き合ってるんだが。

 

「今日はイッセーもどうだ?」

 

「ワリィ、今日はマジで外せない用事入ってるわ…この埋め合わせはまた今度するから」

 

「しゃあねえな。んじゃ今度ジュースな」

 

「俺はアダルトビデオ」

 

「容赦ねえなお前らも!ってか、アダルトビデオなんか買えるわけないだろ!!」

 

「「も?」」

 

つい言っちまった。

 

「あっ…そこは気にすんな、気にすればあとは死しか残ってない」

 

「「むしろ気になるわ!!」」

 

仕方ないだろ、多分死か人外化するかしか道は残ってない。

 

「んじゃ、また明日な」

 

「「おう、また明日な!」」

 

俺は思いもしなかった。このまた明日と言う言葉がここまで重いものだったなんて…

――――――――――――――――――――――――

 

「松田と元浜…良い奴らなんだけどなぁ。やっぱエロすぎると得って無いんだな」

 

スーパーで買った食材を手に、魔王城に向かう。

 

確か今日辺りからエトナとフロンちゃんがプリニーたちを連れて異世界スイーツツアーに出かけるらしい。

 

エトナはともかくフロンちゃんは良いのか?確か天界から仕事貰ってるんだろ?…ま、本人が良いならいいか。

 

『いや、ダメだろう』

 

「良いんだよ。基本魔王城に居る奴らは自由人ばっかだし」

 

『それは…確かにそうだがな』

 

筋肉が素晴らしいと説いてくる戦士(男)さんも居るわけだしな。もう少しで筋肉フェチになるところだった。

 

「ドライグ、見つけた」

 

「ッ!?」

 

急に目の前にゴシック服の少女が現れる…オイオイ、俺が気付かないなんてよっぽどな相手じゃないのか?

 

魔王城でも接近に気付けないのはラハールとプレネールさんぐらいだぞ!

 

『まさか…オーフィスか!』

 

「我、オーフィス。ドライグ、久しい」

 

オーフィス?…それって無限の龍神の!

 

『そうだ…オーフィス、一体何のようだ』

 

「ドライグの宿主から、ラハールの魔力を感じる。ラハール、どこ?」

 

「…それを聞いてどうするんだ?」

 

「グレートレッド倒す、その手伝いをしてもらうために、手に入れる」

 

「ッハ!お前が?ラハールを?無理だね!ラハールを手に入れれる奴なんかこの世のどこにも居ないさ!」

 

ラハールを手に入れたかったらそれこそ平行世界、異世界、別世界全てにおいて最強で最凶にならなくてはいけない。それぐらいの男だ。

 

「…ム、ドライグはラハールの何?」

 

「そのドライグは俺のことを指してんのか?…俺の名は兵藤一誠!ラハールの家来だよ。だからこそ言える…お前じゃラハールを手に入れるなんて無理だ!」

 

『オーフィス、悪いが相棒の言うとおりだ。奴は俺たち二天龍を倒した時より強くなっている。昔とたいして変わっていないお前では無理だ』

 

「やってみないと分からない…だからラハールの場所、我に教える」

 

「断る!」

 

これは当たり前、こんな面倒な奴を魔王城に連れていったら俺が殺されるってのもあるが、何よりも目の前の龍神を連れて行くのが嫌だった。

 

瞬間、空間が割れ、次元の狭間に飛ばされる。

 

「…なら、無理やりにでも聞く」

 

「…ッハ!やれるもんならやってみろ!」

 

『相棒!さすがのお前でもオーフィスは』

 

分かってる!隙をついて逃げる!そのために力を貸してくれ!

 

『…了解だ。だが相棒…死ぬなよ?』

 

「おうよ!行くぜ…禁手化(バランス・ブレイク)!!」

 

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』

 

赤龍帝の籠手の禁手!赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)!!

 

「…このオーラ、ドライグ、今の宿主…」

 

『あぁ、奴の手によって今代の赤龍帝は最弱から最強になった…最凶にはまだまだ届かんがな』

 

「御託は後だ!いくぜオーフィスゥゥゥゥゥゥウウ!!!」

 

『Jet!!!』

 

俺はオーフィスの目の前に一瞬で移動し、拳を振り上げた。

 

 Side out:イッセー

 

 

 

 

 

「遅い!」

 

「にゃ!?何よラハール、ビックリしたじゃない!」

 

「知るか!いくらなんでも遅すぎる!俺様は腹が減ったぞ!」

 

「あぁイッセーかにゃ?…確かに遅いにゃね」

 

奴め、エトナがプリニー隊を連れて長期旅行に出かけておるのを忘れているのか?

 

「イッセーが忘れるなんてことあるのかにゃ?…もしかしたら誰かに襲われたりして?」

 

「バカモノ、イッセーの実力はお前もよく知っておろうが。奴が負けるなど早々ないわ」

 

「だにゃ。イッセーが負けるのはそれこそ夢幻や無限ぐらいにゃね」

 

その通りだ。今やイッセーは俺様とエトナを除くとDxDの世界で3番目くらいまでは強くなった…ハズ!

 

迷い込んだこの世界のシヴァには勝ってたし、多分3番目だ。

 

「それはそうとイッセーも高校2年生…白音も1年生だにゃー。時間が経つのは早いにゃねー」

 

「お前はまだ妹と仲を直さんのか」

 

「ムリにゃ」

 

「そ、即答せんでもよかろう…」

 

全く、小猫と仲直りするのはいつになる事やら…

 

それはそうと、イッセーも高校2年生になった。だからそろそろ原作が始まる…つまりイッセーがレイナーレに殺されて、グレモリー眷属になるはずだが…

 

だがレイナーレ如きがイッセーにダメージを与えられるとは到底思えんからな。心配せんでも大丈夫だろう。

 

…なんだこの胸騒ぎは?

 

「しかし遅すぎる!…俺様が迎えに行く!」

 

「ダメにゃ。まだ書類が片付いてないにゃ」

 

「ッグ、ムゥ…なら黒歌!お前が行ってこい!」

 

「えぇぇ…まぁ良いにゃ。その代わり私の分の書類もよろしくにゃ」

 

「それぐらいなら…良かろう。だが早くいけ、胸騒ぎがする」

 

「ラハールが?分かったにゃ」

 

すぐに出る黒歌…俺様の勘違いで終わればよいがな。

 

…さて、俺様はこの積みに積もった書類を片付けるか。

 

 

 

 

 

 Side:黒歌

 

ラハールが胸騒ぎがすると言うから急いで人間界に来たけど…どこにもいないにゃね。

 

イッセーは無意識に気配を消すからにゃー。その練度は高すぎて仙術を使っても見つけるのが難しいほど。

 

「イッセー探しは辛いにゃー…お、居た居た」

 

歩道橋の上を歩いてる…なんだ、ラハールの勘違いじゃにゃいか。

 

それじゃ声を掛けてとっとと魔王城に連れて行こう…そう思った時だ。

 

『あ、あの…イッセー君ですよね?好きです!付き合ってください!」

 

イッセーが告白されてる…なんだろう。すごく胸がもやもやする。

 

『え?あ、その…ごめんなさい』

 

断った。その瞬間もやもやがスッキリする…なんだこの感情は?

 

とにかく、イッセーを連れて帰らなきゃ。

 

『へぇ、断っちゃうんだ…なら死になさい』

 

女が光の槍をイッセーに向けて投げる。なんだ、アイツ堕天使だったのか。

 

落ち着き過ぎてるかもしれないが、あの程度の光ならイッセーに傷一つ付けられない。

 

どうせ反撃の一撃であの堕天使、可哀想なことになるんだろうなーと、思っていた。

 

『へ?…グハァ!?』

 

だが、現実は違った。光はイッセーを貫いたのだ。

 

「え、嘘?」

 

『あなたがいけないのよ?断ったりなんかするから…恨むなら神器(セイクリッド・ギア)を宿した自分と聖書の神を恨みなさい』

 

そう言って堕天使は飛び立つ…が、そんなこと気にしちゃいられない!

 

「イッセー!!!」

 

「あ、く…黒歌か?」

 

「大丈夫!?今治すにゃ!!」

 

すぐにイッセーにヒールに対しヒールを使う。

 

傷は塞がらない。

 

ならメガヒール、ギガヒール!オメガヒール!テラヒール!!!

 

しかし傷は塞がらない。

 

「なんで、どうして!?」

 

「あぁ、多分…オーフィスの力のせい、だな…上手く力が練れ…ないや」

 

オーフィス!?そんな、ラハールの予感は当たっていたというの!?

 

「そんな…そんなぁ…」

 

自然と涙が溢れだす。5年間一緒に居たんだ…それに、私自身彼のことを気にしていたんだろう。

 

「泣く、なよ…お前は笑って、る方が…可愛い…ぜ?」

 

「こんな状況で、笑えないにゃ…イッセー、死んじゃ、嫌にゃ…」

 

やっと、思いに気づいたかもしれないのに…

 

「ご、めん…な……」

 

「イッセー!イッセー!!」

 

こんなの嫌にゃ!誰か!誰でもいい!彼を助けてにゃ!!

 

「あら…彼は確か兵藤君だったわね…それに、はぐれ悪魔黒歌!?なんでこんなところに!?」

 

運命と言うものはあまり信じないが、今日から信じることにした。

 

目の前に居る女性の名はリアス・グレモリー…上級悪魔で白音の主だ。

 

「説明は後にゃ!なんでも…なんでもするから彼を…イッセーを助けてにゃ!」

 

「…良いわ。彼は私の眷属となるのだけど…構わないかしら?」

 

「良いにゃ。イッセーが生きているならそれで…」

 

私はリアス・グレモリーの言葉に対し即答する。イッセーが生きているならいい。ラハールも文句は言わないだろう。

 

「分かった…さて、兵藤君、いやイッセー…どうせ死ぬならその命――――――――――私のために使いなさい」

 

イッセーの中にチェスの駒…悪魔に転生するための悪魔の駒(イービルピース)が入っていく。

 

最後の言葉が若干気になったけど、今は良いや。

 

…だって、イッセーの顔が良くなったから。

 

「さて、今すぐにでも話を聞きたいところだけど、今はそれどころではないわね…明日、駒王学園に来てもらえるから?」

 

「分かったにゃ。イッセーと今の私の主も連れて行っていいのかにゃ?」

 

「あなたの主?」

 

「そうにゃ。イッセーの主でもあるにゃ」

 

「…その主は酷いのね。自分の部下をこんなになるまで放っておくんだから」

 

「その言い方はやめるにゃ。確かにいつも理不尽で酷いけど今回は事が事にゃ。いくらアイツでもどうにもならなかったにゃ」

 

「…そう。…では明日その主と、彼と一緒に駒王学園に来てちょうだい。迎えは出すわ。時間は、そうね。日付が変わるころにでもいいかしら?」

 

「了解したにゃ…あいつにも伝えとくにゃ…ありがとう。リアス・グレモリー」

 

返事を聞く前に、イッセーを抱え、飛び立つ。

 

向かう先は魔王城。いくら命が助かったとはいえ、安静にさせなきゃ。あとラハールにも説明しないといけないし。

 

イッセーを見る。顔色もいいし、普通に寝てる。その寝顔を見てると安心する。

 

「…でも、本当に良かったにゃ」

 

心の底からそう思う…そしてこの感情も確信した。

 

だが、同時に疑問もある。

 

「私…いつからイッセーのことが好きになったんだにゃ?」

 

そんなことを考えながら、魔王城に向かい私は飛んだ。

 

 Side out:黒歌




如何だったでしょうか?

今回のことは賛否両論あると思います。かなり急展開ではありますから。

とはいえ、イッセーをリアスの眷属化させるのにはこれぐらいしか方法無いかなぁと思った所存です。

別に眷属化なしでも良かったんじゃね?そういう意見もあるでしょう。

ですが、これからのことを考えると、眷属になっていた方が後々楽なのです(笑)

意見、感想等を送ってくれるとありがたいです!

因みに作者のメンタル(ガラス・オブ・ハート)は既に究極バールに砕かれております!言いたいこと言ってください!(死亡フラグ


では次回もお楽しみに!
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