古代の偉大なる魔術師、永遠のTS幼女になってしまう。   作:第616特別情報大隊

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偉大なる魔術師の最期……?

……………………

 

 ──偉大なる魔術師の最期……?

 

 

 

 わしはアストリウス。

 

 

 そして、今自宅のベッドに横たわり、死のうとしている。

 

 

「長い人生だったのぉ……」

 

 90歳の誕生日は無事に迎えたが、流石にこれ以上は生きられそうにない。肉体は老化によって弱っており、もう目もよく見えない。

 

 だが、死ぬことに後悔はない。わしはこの長い人生で成したいと思ったことを成した。すなわち魔術という人類の可能性を見出し、発展させてきたのだ。

 

 日照りが続く日に雨を降らし、長い船旅で嵐にあったときにはそれを退け、飢饉に苦しむ地方に食料が腐らぬように凍らせて届け、道を作るのを助けるゴーレムを生み出す。そういう魔術をわしは生み出してきた。

 

 わしのことを魔術の開祖と呼ぶものもいるが、正直それはこそばゆい。

 

「おお。我が師、アストリウスよ。もう旅立ってしまうのか……!」

 

 そうやってベッドに横たわるわしの下に駆け付けたのは、わしの弟子であり、同時に皇帝であるルキウスだ。皇帝としての職務を放り出して、地方で隠居していたわしのもとに駆け付けたらしい。

 

「泣くのはやめよ、ルキウス。皇帝らしくせぬか」

 

「しかし……!」

 

「人はいつか死ぬのだ。わしにもそのときが来ただけじゃ」

 

 ルキウスがぐずぐずと泣くのが聞こえる。大の大人で、立派な図体をしているくせに、こいつはすぐ泣くのだ。それこそ魔術に失敗するたびに大げさに嘆きよってのう。

 

 ああ。今思うと何もかもが懐かしい。

 

「ザリオンよ。精霊魔術、絶やすことなく後世に伝えよ」

 

「はい、アストリウス師」

 

 ザリオンは難民となった北の部族から拾ってきた青年であり、精霊魔術をわしから教わって、今や第一人者だ。各地で自然に暮らす精霊たちと交流を結び、精霊からもたらされる恵みを人々の役に立ててきた。

 

「ルナフィーナよ。異界魔術を発展させ、人々の役に立てよ」

 

「ああ。アストリウスよ。約束しよう」

 

 ルナフィーナは高貴な生まれで、少しばかり愛想が悪い女性だが、よき異界魔術の使い手だ。異界魔術は異界の法則をこの世界に上書きする危険な魔術だが、使いこなせばやはり人の役に立つ。

 

「ああ。本当に充実した人生であった……」

 

 わしの魂は天に迎えられるだろう。わしよりも先に去った偉人たちと、天で再開し、語り合える日が来るのが楽しみじゃ。

 

 わしはかすれてきた視界に別れを告げて目を閉じた。

 

 

 * * * *

 

 

 はて、どういうわけじゃろうか。

 

 わしは死んで、その魂は天に昇ったはずであった。今頃、わしは天で大いなる神と邂逅を果たし、そして過去の偉人たちと議論を楽しんでいたはずじゃった。それを楽しみにしておったのじゃから。

 

「生まれました! 可愛い女の子です!」

 

 なのに、今のわしは赤子のようにおぎゃああああっと叫ばざる得ない衝動に駆られている。いや、実際に叫んでおるのだ。おぎゃあ、おぎゃあと。

 

 それは何故か? わしが赤子になっているからじゃ!

 

 なんてことじゃ-! これが天の世界なのか? 天では人は赤子からやり直すのか?

 

 ううむ。全く分からぬが今は泣くのが仕事じゃ。

 

 おぎゃああああ!

 

 

 * * * *

 

 

 それから6年。

 

 わしは何か神を怒らせることしたのじゃろうか?

 

「どこからどう見ても幼女じゃぁ……」

 

 自宅の姿見に映るわしはちんまい幼女である。その身長は100センチあるかないかというぐらいであり、本当にちんまい子だ。

 

 髪は銀色で、長く伸ばされておる。艶々していて触っていて気持ちいい。顔立ちは愛らしいと言えば愛らしいのじゃが、自分の顔じゃと思うとなぁ。

 

 そんなわしの体にはふりふりの可愛らしいドレスが着せられていて、男だったわしとしては割と屈辱的なのじゃあ……。とは言え、赤子してわんわん泣くしかなく、下の世話までしてもらわなければならなかったころから比べればマシだが。

 

 ああ。それにしても嘆かわしや。どうやらわしは天に迎えられなかったようじゃ。ここは間違いなく天ではなく、生きた人間の暮らす現世である。

 

 そして、さらに言えばわしの死後から2000年ほど経っておる。

 

「アリス。どうしたんだい、鏡を見つめて?」

 

 そう尋ねてくるのはわしの父親であるジョージ・カニンガムだ。

 

 わしと違ってすらりとしており身長は高く、立派な口ひげをふっくらと生やし、何とも人の良さそうな顔立ちをしている。

 

 実際わしにとってはよき父である。

 

 我が家は貴族の家系らしく、父上が言うにはオールデンウィック子爵という地位じゃとか。そのおかげか衣食住には全く苦労しておらん。

 

「父上。わしは父上に話さなければならないことがあるのじゃ」

 

「ふむ?」

 

 しかし、今日こそが父上に認めてもらわねばなるまい。

 

「わしには前世があるのじゃ!」

 

 そう、わしには男としての前世があるということを!

 

「そうか、そうか。そういうお話なんだね。母さんに聞かせてもらったのかい?」

 

 ぜ、全然相手にされておらん……。

 

「ほ、本当なのじゃぞ? わしは古代の魔術師アストリウスであって……」

 

「魔法使いだったのかい? じゃあ、父さんはドラゴンだ! がおーっ!」

 

 ああー! 全然ダメなんじゃー! 遊びだと思われとるんじゃー!

 

 ……まあ、いきなり我が子が前世があって、古代で魔術師をやっていたのだと言って信じる親は早々おらぬだろうが。それにしてもここまで全く取り合ってもらえないとは思わなんだ……。

 

「旦那様、お客様がお見えです」

 

「ああ。それでは、続きはあとで遊んであげるからね、アリス」

 

 使用人に呼ばれ、父上はわしの頭を撫でまわすと立ち去っていった。

 

「わしはどうしたらいいのじゃぁ……」

 

 がくりと膝を付いてわしは絶望した。このままでは女子扱いが続いてしまう。

 

「一発でわしがアストリウスと示す方法は何かないのか……」

 

 これがわしが死んで数年程度ならば見知った顔を探せばよいのじゃが、あいにく2000年も過ぎては関係者は誰も生き残っておらぬだろう。知り合いに助けを求めるというのは無理である。

 

「そうじゃ! わしは魔術師じゃから魔術を使えばよいのじゃ!」

 

 しかし、問題がある。わしのこのちんまい体が魔術の行使に耐えられるかだ。

 

 わしが見つけた魔術は3種類ある。

 

 自身の魔力を使って世界の理を書き換える一般魔術。

 

 精霊の力を借りて四大元素を操る精霊魔術。

 

 異界の理を引きだし、世界に上書きして書き換える異界魔術。

 

 わしは一応自分で見つけただけあって全ての魔術が使えるが、弟子に子供はいなかったからのう。何より危ないから子供には、本格的な魔術は使わせなかったものじゃ。

 

 今の幼女であるわしが魔術を使って絶対に安全だと言う保障はない。

 

 だが、こういうではないか。虎穴に入らずんば虎子を得ず、と。

 

 何事も危険なくして成し遂げられることはない。早速、試しに行ってみよう。

 

 子供でも使えた安全なものから段階的に試せば、リスクは軽減できるはずじゃ。

 

 

 * * * *

 

 

 早速、わしは魔術を試すために屋敷の庭にやってきた。

 

「精霊は……おらぬな……」

 

 庭は草花が茂り、自然に満ちているかのようだが精霊の気配は全くない。

 

 普通これだけの自然があれば精霊の1体ぐらいはおるものだがのう。

 

「一般魔術から試すべきじゃの」

 

 異界魔術はちゃんと制御できなければ暴走のリスクがある。万全のときならばともかくとして、幼子の身で試せば自分以外にも被害がでかねぬ。

 

 その点、一般魔術はもっとも基本的で、汎用性も高く、安全性も高い。

 

 試すならばこれからじゃ!

 

「魔力はある。間違いない」

 

 自身に流れている魔力を感じられずして魔術師は名乗れぬ。当然、わしの体には魔力が満ちておる。人間であれば誰しもが一定の魔力を持っているものじゃから、これは別に驚くことでもない。

 

「次はこの世界の表面構造(テクスチャ)を把握し、それに干渉する」

 

 この世界には『世界はこうあるべし』という理が、表面構造(テクスチャ)というものに書き込まれている。文字通り世界の表面に貼り付けられた表面構造(テクスチャ)は、わしらが暮らす世界を規定している大事なものじゃ。

 

 魔術は基本的にこの表面構造(テクスチャ)に干渉して、様々な事象を改変する。

 

表面構造(テクスチャ)の把握はできておるの。問題なしじゃ」

 

 表面構造(テクスチャ)は普通の目には見えない。世界の裏側に等しいそれは、肉眼で捉えることはできぬ。それを見るには魂に瞳を宿してみなければならない。

 

 魔力を上手く操り、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感とは別に第六の感覚を生み出す。これを見つけたわしはこれを魂の瞳と呼んだ。

 

 そうやって魂の瞳に映る世界の表面構造(テクスチャ)は、膨大な情報量を有するものだ。あまりにも膨大で、人間が全てを把握しようとすれば発狂してしまうであろうもの。わしも全ては理解できなかったもの。それが表面構造(テクスチャ)である。

 

 それは夜空のように無数の小さな煌めきによって構成されているのが分かる。その小さな光の集まりが、世界を規定しているのだ。だが、それはわしらが知るほど単純な物事の規定ではない。

 

 火はシンプルなように思える。熱で物が燃え、火が生じる、と。

 

 しかし、実際にはそれだけのことを記述する表面構造(テクスチャ)だけで、恐らくはわしが前世で知った全ての物事の情報量を軽く上回るであろう。この世界とはかくも複雑なものなのである。

 

 しかし、魔術をシンプルに行使するだけならばいちいち表面構造(テクスチャ)を把握する必要はない。ただ、自分の望む新しい理を表面構造(テクスチャ)に上書きすればよいだけなのじゃから。

 

「火よ」

 

 それから、わしは表面構造(テクスチャ)に指定する場所に小さな火を生じさせるよう書き込んだ。

 

 ぼっと音を立てて火が宙に生じる。

 

「成功じゃー!」

 

 

 わしはまだ魔術師だと証明できたのじゃー! わはは!

 

 

 * * * *

 

 

 魔術をこのアリスという肉体でも使えるということをしっかりと証明したわしじゃが、アストリウスとして相応しい魔術が使えるまでは、魔術を両親の説得に使おうとは思っていなかった。

 

 ちょっとした火を出すぐらいでは両親は驚きもしないじゃろうからな。

 

 しかし、どうにも妙なことが起きてしまった。

 

 あの火を生み出た日以降、わしは裏庭で魔術を試すのを日課にしておったのじゃが、その様子を使用人に見られたのじゃ。

 

「お、お嬢様! それはっ!?」

 

 わしは別に隠しているつもりはなかったのだが、その使用人がそう言ってえらく驚いて、大慌てて両親に報告に行ってしまった。

 

「アリス! 魔術を使ったというのは本当なのか!?」

 

「そ、そうじゃが……。わし、何か悪いことでもしたのかの……」

 

 凄い剣幕で父上がわしを見てくるので、わしは思わず委縮してしまう。

 

「凄いじゃないか! 父さんにも見せてごらん!」

 

「う、うむ」

 

 わしは一応安全が確認されている火を生み出す魔術を使って見せた。

 

「おおっ! す、凄いじゃないか!」

 

 父上はそう言って目を見開き、じっとわしが生み出した火を見ると、手をかざして温度を感じたりしていた。

 

「エブリン、エブリン! 君も見てごらんよ!」

 

 そう言って父上が母上を呼ぶ。

 

 母上はエブリンと言い、小柄な女性だ。とても女性らしい体つきをしており、銀髪は彼女由来である。

 

 彼女は実の母ではあるが魅力的な人物だ。もっともこのアリスとしての実の母なのでそういう目で見るつもりは毛頭ないがの。

 

「まあ! けど、アリス。誰にも教わっていないのにどうやって魔術を?」

 

「よくぞ聞いてくれた、母上」

 

 ここでドカンとわしの事実を語るべきじゃ!

 

「わしは魔術師アストリウスとしての前世があるのじゃ!」

 

 わしは堂々と胸を張ってそう宣言した。

 

「ああ。アストリウスのお話を読んだのね。あれは簡単な本ではなかったけれど、魔術について記してあったわね。それで魔術を」

 

「おお。この子はもうそんなに難しい本が読めるのか。賢い子だな」

 

 ガーン。どうしてそうなるのじゃぁ……。

 

「それにしてもアリスにこんな魔術の才能があったとは。私たちはその才能がなかったから、この子にもないかと思っていたよ」

 

「そうね、あなた。魔術の才能があるなんてとても珍しいわ」

 

 ん? 魔術の才能が珍しい?

 

「父上と母上は魔術は使えないのかの?」

 

「ああ。魔術は才能がある人しか使えないんだよ。主に血筋で魔術の才能は決まると言われているからね」

 

「血筋で?」

 

 おかしなことになっておる。

 

 魔術に血筋は関係ない。人は誰しもが魔力を持っており、大なり小なり魔術が使えるのようになっておるのだから。

 

 それなのに父上も母上を魔術は使えないと言っている。わしが魔術が使えるのは奇跡みたいな言い方をしておる。

 

 どういうことじゃ?

 

「父上、母上。ふたりは魔術についてどれほど知っているのかの?」

 

「私は専門じゃないからあまり知らないよ。だけど、エブリンは知っているんじゃないかな。彼女は幻想小説を書いているから」

 

 父上はそう言って母上の方を見る。

 

「私も昔取材はしたけれど、専門ではないわ。けど、そうね、少しは知っている」

 

 そう言って母上が魔術について説明し始めた。

 

「魔術は血統によってその才能が異なるの。魔術師と呼ばれる人たちは何世代も魔術師としての系譜を続けてきた人たちよ。たまに血統の外で魔術の才能が芽生える人がいるけれど、そういうのは凄く稀なこと」

 

 なんじゃそりゃー!? わしが見つけた魔術は努力すれば、それが奴隷であっても、逆に貴族であっても使えるものじゃったぞ……?

 

「それからかつて精霊魔術と呼ばれるものがあったそうよ。今は精霊たちは絶滅したと言われているから、精霊魔術も姿を消したそうだけど」

 

「精霊が……絶滅……!?」

 

 なんじゃと!? し、信じられぬ……。自然とともにあった精霊が滅びるなど……。

 

「以上が魔術について私の知っていることよ」

 

「ま、待ってくれ、母上。異界魔術はどうなったのじゃ?」

 

「異界魔術?」

 

「知らぬのか?」

 

「うーん。聞いたことはないわね」

 

 ああ。異界魔術に至っては継承が途絶えておるではないか!

 

「な、何たることじゃぁ……。魔術は思いっきり衰退しておる……」

 

 どうりであんなちっぽけな魔術でみんなが大騒ぎしたわけじゃ。魔術はどこかで継承が途絶え、歪んで伝わったせいで、今では失われた技術になってしまっておる。

 

 わしは未来ではわしが見つけたものより、もっとたくさんの魔術が開発され、生活は便利になり、民は豊かになっておると思ったのに……。

 

「母上。歴史書はうちにあるのかの?」

 

「ええ。けど、アリスには難しいわよ?」

 

「一応見せてはくれぬか? 仕事の邪魔はせぬ故、この通り頼むのじゃ!」

 

 わしはそう言って頭を下げて頼み込んだ。

 

「アリスがそこまで言うのならば……。ただし、読んだ後に片付けはするのよ?」

 

「もちろんじゃ!」

 

 母上は小説家として資料となる本をたくさん持っており、その蔵書は凄いものだったのじゃ。そこにはきっと魔術の歴史について記された本もあるはず!

 

 わしににはまず魔術がどうしてここまで衰退してしまったのか明らかにする必要があるのじゃ。魔術はわしの人生そのものじゃったのだから。

 

「こんなに小さなころから歴史について学ぶなんて、アリスは末は博士か大臣だね」

 

 父上はそんな呑気なことを言っているが、わしがなりたいのは魔術師じゃよ。

 

 

 * * * *

 

 

 今のわしはお母様の書斎で歴史書を読み漁っておる。

 

 魔術が衰退した原因は少しずつ分かってきた。

 

 まずわしが暮らしていた国──今は古代帝国と呼ばれているそれが、わしの死後100年ほどで大きな戦乱に襲われたということ。異民族の侵略と内戦によって帝国は戦火に包まれてしまったそうなのじゃ。

 

 その際に大きな図書館がいくつも焼かれており、恐らくはそのせいで魔術についての知識が失われてしまったのじゃろう……。

 

 精霊が失われた原因も分かってきた。環境破壊じゃ。

 

 この世界では産業革命とかいうことが起きて、大規模な消費社会が生まれておる。より多くの食料を作るために森は切り開かれ、鉄を作るために木々は燃やされ、河川にはどぼどぼと汚染水が流し込まれてしまった。

 

 今では自然環境に配慮しようという動きがあるものの、この環境破壊で多くの精霊が居場所を失い、姿を消したのじゃろう。それによって精霊魔術もまた廃れてしまったに違いない。

 

 異界魔術についてはよく分からぬが、これも戦乱で失われたとみるべきか。

 

 戦乱に環境破壊が主な原因であり、またそんな中で知識を継承するものが特権階級化したことも、魔術が衰退した原因であろうな。魔術師の良し悪しは血筋で決まるものではないと言うのに。

 

「どうしたものかの~」

 

 わしとしては再び魔術を繁栄させたいという気持ちがある。魔術は人々の役に立てるのじゃから、使えるならば使うべきじゃ。だから、再び魔術を古代のように広く使えるようにしたいと思う。

 

 しかしのう。わしは今絶賛幼女なので、何か行動が起こせるわけではないのじゃ。

 

 知識を広め、確立させるには教育が必要になる。そのためには学校や図書館が必要じゃろうが、前世でもその手の施設は膨大な金がかかったものじゃ。わしは裕福な家庭の生まれと言えど、個人資産はゼロ!

 

 それから精霊魔術を復活させるには、環境の改善が必要じゃが、もちろんそれにも大金がかかるじゃろう。

 

 嘆かわしいことにお金がなければ何もできないのじゃ!

 

「早く独り立ちしてお金を稼ぎ、そして魔術を再興させる。わしはそのためにこの時代に転生したに違いないのじゃから」

 

 神の意志を知ることはできぬが、わしはこの人生に意味を見いだした。

 

 すなわち、魔術の再興である。

 

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