ゲッター線入り転生者のヒーローアカデミア   作:月神サチ

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シーズン1 1年目始まりの春
プロローグ ※これでも手加減してる入試試験


オレは千手寄道(せんじゅよりみち)

 

神様視点「借りが多数あるが手違いで殺しちゃった」という恩仇案件を経てバグじみた力を複数もらって転生した転生者だ。

 

できれば平穏な世界で時に目立ち、普段は隠遁生活という気ままライフを望んでいた……のだが……。

 

「お前ならば大丈夫だ。全国模試も1位!実技方面もオールマイトからもお墨付きをもらっているのだからな!」

 

「応援していますよ、寄道」

 

「「「「寄道ならば合格間違いなし!全力投球だ!(ですぞ!)」」」」

 

「兄様ファイトー!」

 

現在雄英高校の入試で車で送迎され、某アーストロング少佐のパパ上のような父とグランドオーダーで出てきた紫式部(第一臨)のような母上、父の血筋を強く引いてる筋骨隆々兄1名姉2名+深窓の令嬢のような妹の応援を受けていた。

 

会話からもわかる通り(?)、僕のヒーローアカデミアに転生したらしい。

 

なおニワカ知識を使って多少暗躍して多少歴史を捻じ曲げたけど、反動や揺れ戻しもあったりなかったり……それは追々かな。

 

それはそれとして

 

「が、頑張るよ〜……」

 

無論他の受験生からも注目され、顔から火が出そうだった。

 

あ、オレは何故かクセルクセス人同様に金髪金眼です。

名前と外見で脳がバグりそう?オレもそうだった。

さて、引きつった顔のまま正門の方へ向く。

そして脇目も振らず全力ダッシュ。

 

ある意味目立つが、あのまま歩いていけば何時までも応援され続けて注目の的なので被害が少ない方を選んだ。

 

 

 

 

 

原作知識だがニワカ+前世で数年+今生の20年ちかい年月のブランクで曖昧どころか殆ど記憶に残ってない。

 

かろうじて実技の説明シーンで生真面目な生徒が質問して主人公の緑谷がついでに注意されたのを見て「そういやこんなのあったな……」となったレベルである。

 

そんなこと思いながら実技試験のために体操服に着替えて試験会場行きのバスに乗る。

 

ぶっちゃけ自分のチートなら一歩も動かず会場の敵全滅もできるが……流石に大人げないにも程があるので手加減(自己申告)しながらやってくことにしよう。

 

ちなみに現在進行系で脳裏にゲッター線の意志が闘争とそれによる進化を叫んでいるが、十年以上の付き合いでガン無視出来るようになったので放置である。

 

 

 

 

 

 

「相変わらずだね、寄道」

 

会場にたどり着いてストレッチしてると一人の娘――原作だと男だったはずの人物――の物間寧亜が声をかけてきた。

 

可愛い系(うら……お茶子?さん系?)の彼女はジト目でこちらを見ている。

 

「お前もこの会場か」

 

「うん。……君が同じ時点で軽く絶望してるけどね」

 

遠い目をし始める彼女。

 

「酷くない?」

 

「その『力たち』を何度も見てる身としては、諦めてない自分を褒めてるくらいなんだけど?」

 

「ぐうの音もで『はいよーいスタート』話は後!」

 

オレが駆け出すのを追うように彼女も走り出す。

 

とりあえず腕をゲッターロボと大体同じモノに変化させ、掌についてるビーム発射口からゲッタービーム(単発&超低出力版)を放つ。

 

そして視界に入った数体のロボットのうち、一番硬いやつ(3ポイント)だけ倒していくことにする。

 

「――っ! やっぱりボクは君が気に食わないっ! 気を使われてるのが、嫌と言うほどわかるから!」

 

彼女は『電撃を再現』してこっちに向かっていた1ポイントロボを破壊する。

 

ゲッター線にそこそこ気に入られ、力の余波で若干変質した(させられた?)個性を見ながらオレは少しギアを上げる。

 

「こっちの108%くらいを引き出すような煽り方! やっぱり君は性格最悪だ!!!」

 

そういいながらも彼女は喰らいつくようにギアを上げる。

 

残りは8分といったところか……。

 

 

 

 

 

――Side 雄英高校モニタールーム

 

「彼本当に無個性なんですか? 手足を機械化したり、背中からマントみたいなの生やしてますけど」

 

セメントス先生が首をかしげる。

 

「理不尽なことにな。オレの『抹消』を受けても変化なし。なのに異形型でも変身形でもない。そもそも個性因子を持ってないからな。サイボーグを疑ったが、機械化させるまで生身の人間というのがスキャンなどされた状態の判定結果だ」

 

イレイザーヘッドはめんどくさそうに目薬差しながらそう零す。

 

「黎明期に個性が呼ばれていた『異能』と呼ぶのに相応しい存在ね」

 

ミッドナイト先生は見た目は悪くない、と思考を漏らしながら歴史の授業の記憶を呟く。

 

「おまけに彼の使う『ゲッター線』とやらは個性因子に干渉し、個性を変質させる力があるらしい。今奴に食らいついている娘が当に実証してる」

 

「元が『コピー』だったけど今は『模倣再現』になってるね。触れた相手の個性を一定時間複製することができ、同時に一度模倣したことのある個性の限定的再現が出来る……限定的とはいえ、過去にコピーした個性を再現できるのだから何がでてくるか分からない分対処難易度が上がるよね……」

 

根津校長は資料見ながらすごいよねと零す。

 

そんな中画面の向こうでは巨大なロボが各会場で起動し、動き始めた……が。

 

「……オ邪魔虫、本格的ニ動ク前ニ対処サレタナ……」

 

寄道の居る会場は、出待ちしていた寄道によりパーツ単位に『分解』された。

 

第一歩踏み出し足元の車(レプリカ)を踏み潰した瞬間の出来事である。

 

なお画面では『器物損壊確認ヨシ!というわけで撃破!』という声が聞こえとか……。

 

 

 

 




千手寄道(なお個性は無い)の持ってるチート(+α)
・ゲッターの祝福(詳細は追々)
・真理による手合わせ錬成、他(人間時限定)
・柱間、扉間の使用可能な忍術(人間時限定)
・王の財宝(出し入れの燃費が死ぬほど悪いのであまり使わない)
・食没(桁違いの食いだめができる、人間時限定)
・柱間細胞?(馬鹿みたいな再生力がある。人間時限定。デビルガンダム細胞とかかもしれない)
・慢心、剣八流実力調整、スロースタート(無自覚の縛りプレイ、死んでもたぶん治らない)
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