武闘派小国の青年と完璧聖女の逆転劇   作:究極の闇に焼かれた男

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2週間くらい間が開きましたが何とか話を纏める事が出来たので更新します。


第15話:休日命令/フィリア the ワーカホリック

 

 

 

 

「──まさか、我が国に刺客が入り込んでいたとは」

 

 

翌日の朝、エドワードは1人王城へと赴き、昨日の夜に起きた出来事をアイゼンに報告していた。

エドワードの報告を聞いたアイゼンは、顔に手を当てながら苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。

 

 

「それで交戦したという刺客だが、エドワードの目から見てどういう目的で襲って来たと考える?」

 

「そうですね……恐らく、今回の襲撃犯の狙いは俺のように感じられました」

 

「と、言うと?」

 

「奴は俺がフィリア達の側から離れて1人になった所で姿を現しました。 それに何故かは分かりませんが、奴の狙いは最初から俺を標的と定めていたようにも感じられました」

 

「なるほど…報告ご苦労だった。 襲撃犯の件は私の方で部下に調べさせておく。 エドワード将軍は念の為にも今日1日はフィリア嬢と共に休んでくれ」

 

「わかりました。 それでは屋敷に戻ったら、執務に専念しま「それと、くれぐれも働こうとはするな。 昨日の内にかなりの量の仕事をこなしてくれたとアイルから報告は受けている。 働いた分しっかり休みを取るようにしろ」……はい」

 

 

アイゼンの言葉にエドワードは渋々と言った様子で答えると執務室を後にする。

 

 

「はぁ〜……これは親父が言っていた通り、フーディス家は必ずと言っていい程にワーカホリックになるヤツが生まれてくる運命にあるのだろうか」

 

 

エドワードが去った後の執務室で、アイゼンは1人呟くのだった。

 

 

 

──────────

 

 

 

「休日か……暇なのは良いことなんだろうが、休むにしても何をして過ごせばいいのだろうか?」

 

 

執務室を後にしたエドワードは城内の通路を1人歩きながら呟く。 実はエドワード、将軍となってからまともに休んだのは片手で数えられる程度で周りから幾度となく休むよう言われるも気が付いた時には仕事をしており、何時しかアイゼンから直接言われるようになって休むようになったのだ。

そんなワーカホリックであるエドワードにとって休みの日の過ごし方はボォ〜っとしているか暇潰しに剣の素振りをするかの何方かで終わる事が多いいのだ。

 

 

「以前はアイルが家事の方をしていて1人で暇を持て余している事が多かったけど、今はフィリアも一緒に暮らしてるのを考えると、どうせなら街の案内を兼ねて何処かに出掛けるべきだろうか? それとも屋敷で出来る遊びにした方がいいだろうか?」

 

 

必死に頭を捻りながら考えるエドワードは、やがて何をするか決めると直ぐさま行動に移すべく屋敷への帰路に就く事にするのだった。

 

 

 

 

 

──────────

 

 

アイルside

 

 

昨日の夜に起きたエドワード将軍と謎の襲撃者による格闘戦から一夜明け、俺は新しく屋敷で暮らす事となったフィリア様と2人きりでアイゼン陛下に昨日の件を報告に向かったエドワード将軍の帰りを待っているのですが…

 

 

「アイルさん、次はこれを用意して欲しいのですが」

 

「少々お待ちを」

 

 

ただ帰りをジッと待つのもアレだと言う事で、現在フィリア様と2人で薬剤を調合して病気に効く薬を作っています。

 

 

(昨日は夜遅くまで働いたはずなのに、どうして俺達は早朝から新薬の調合なんてしてるんだろうか…)

 

 

普通に屋敷で寛いでいればいいのに、流石にワーカホリックが過ぎる気がしなくもないが、エドワード将軍の帰りを待つ間に少し仕事をしようと言われたが、既にダムの建設計画書や街道の整備の計画書の作成など、少しの範疇を超える仕事量をしているのだ。

 

 

(はぁ〜……エドワード将軍といい、優れた人間は働かないと死んでしまうのだろうか?)

 

 

そんな馬鹿な事を考えつつも、俺はフィリア様のお手伝いを続けるのだった。

 

 

 

それから数十分後…

 

 

 

「フィリア、これから2人で街に出掛けないか」

 

「え?」

 

「ほぅ…」

 

 

屋敷に帰ってきて早々に、エドワード将軍の口から予想外の発言が飛び出したのだった。

 




今回の話は如何でしたでしょうか? 楽しんで頂けたのなら幸いです。 次回はデート回にする予定なのでお楽しみに!

質問ですが、オリキャラと原作キャラの恋愛要素を導入しますか?

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