長髪ボクっ娘チョロイン、TS浅野学秀概念   作:お前の母ちゃんシュブ=ニグラス〜!

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本話を読むにあたり、本編「球技大会の時間」までの読了を強く推奨します。

エイプリルフール。或る世界線の話。



胡蝶之夢/████ルート

 ──────住宅街を全霊で走駆する、ひとつ分の影があった。

 

 いつからか現れた影は、椚ヶ丘の制服に身を包んだ黒髪の少年。

 額を浅く汗で湿らせ、春特有の生暖かい空気を、吸い込んでは吐き出している。

 これといった特徴を持たない凡庸な顔立ちは、しかし。さながら鬼の形相へと変わり。

 まるで何かに追い立てられる様に、少年…………秋野空は、必死に足を動かしていた。

 

 現実として、彼の背後に追いすがるナニモノカは存在しない。

 されど。少年は尚も足の回転を止めはしない。それは、過去類を見ないほどの走駆だった。

 既に肺は苦しいし、心臓は痛いくらい自己主張していたが、それでも止まるわけにはいかない。

 排気ガスに濁った空気、舗装されたコンクリートの上を、跳ぶように駆ける。

 畢竟。少年の姿は、走り始めてより、暫く。今も、残像さえ残らない速度を維持していた。

 …………それ程までに少年が必死になる理由は何か、と言えば────

 

「いやだ、いやだ。新学期早々お説教とか冗談じゃない、怒られたくない…………!」

 

 新年度初日、現在時刻八時三十分前後。遅刻一歩手前が、彼の置かれた状況だった。

 まともな脚力ならば、まず間に合わない距離と時間。事実として、周囲に生徒の影はない。

 しかし、陸上特待生の面目躍如と言うべきか。現役の健脚が、僅かな希望を生んでいる。

 向かう先は、椚ヶ丘学園の裏山に居を構える旧校舎────()()()()()()、本校舎。

 現在位置から正門までの距離、推定百メートル前後。昇降口は既に視界にとらえていた。

 

「残り時間、二分弱────出来る、大丈夫、運命を変えてみせる…………!!」

 

 熱を帯びた身体と、浅く繰り返される呼吸。最高速を維持しながら、校舎へと突入する。

 勢い任せにシューズを着脱し、上靴へと履き替える。宙空で行われる、曲芸染みた挙動。

 張り出されたクラス替えの表に意識を割く事無く、着地と同時、階段を駆け上がった。

 行くべきクラスなら既に決まっている。前年度の時点で、位置は把握済みだ。

 二段飛ばしで階段を辿る。目指すは三階、右端の教室のみ。

 

「なんで三階なんだよ、上級生には楽させるだろ、普通────っぶね!」

 

 慣性でよろめきそうになる身体を、壁面を蹴り飛ばす事で整える。

 周囲の教室から漏れる浮ついた空気を無視、人気の絶えた廊下を疾走する六秒間。

 胸を焼く焦燥、千々に乱れる思考が思い描いたのは、完璧主義の"ある生徒"について。

 …………実際のところ、特待生である彼にとって、遅刻はそれ程痛いモノではない。

 成績などは大会で幾らでも稼げる以上、秋野にすれば学校生活はぬるま湯同然だ。

 彼へと苦言を呈することが出来る人物は、この学園にあって二人だけ。

 一人は、学園の現支配者である理事長、浅野學峯──────そして、もう一人は。

 

 ガラリ。力任せに、目的だった教室の扉をスライドさせる。

 

「ぜぇ、ぜぇ────、っ、はぁ、セー、フ…………だよ、な、()()

 

 計十分近い全力疾走が漸く停止する同時、安堵の声を絞り出す。

 大きく息を吐く。準備運動もなく始めた全力疾走に、軽く体が悲鳴をあげていた。

 肺は空気を取り入れるためだけの機械構造に変わり果て、上昇した体温に汗が蒸発する。

 早鐘を打つ心臓と、酸欠の脳漿に眩暈がして、彼の意識がぼんやりと霧散しかける。

 ──────秋野に見えたものと言えば、教壇に立った一人分の影だけ。

 

 霞んだ視界。されど、その中にあっても克明に分かるような。灼けた髪を携えた()()が居た。

 

 認識能力の低下した少年の瞳では分からないが、何やら呆れたような感情が見える。

 示す事実は、未だ彼は遅刻をしておらず、少女は想定した程怒っていないという事。

 どうやら自分は間に合ったらしい、と。小さな達成感と共に敷居を跨ごうとした瞬間。

 

 ───キーンコーンカーンコーン───。

 

 聞き慣れた鐘の音が、スピーカーから響き渡ったと同時…………恐らく、時間が停止した。

 少年の脳裏に浮かんだのは、まるでどうでもいい事。椚ヶ丘学園の校則についての事だ。

 この学園における"遅刻"の定義は、SHRが開始される時間に、教室にいるかどうかである。

 仮に敷地内に居たとしても、八時三十五分までに教室内に居なければ遅刻扱いになる。

 …………そして、今。少年の右脚は空中で停止し、教室内に踏み込んではいない。

 荒んでいた呼吸が鎮まり、身体に満ちていた熱が素早く消えていく中で、声を絞り出す。

 

「────その。道に迷ってるお婆さんと、世界救ってて遅れちゃった、的な?」

 

 心臓が痛いほど危機を訴えている。視界は先程より明瞭になったのに、少女の顔が見れない。

 教壇から、誰かが降りる音が聞こえた。かつん、かつんと少年へと近づいていく。

 後退りたい筈なのに、極度の疲労故か、影を縫われたように身体が動かない。

 …………視界の端で。夕焼けにも似た長髪が揺れた。

 秋野の表情を覗き込む少女の顔立ちは、ひどく均整が取れている。

 長い睫毛に濡れた紫紺の瞳が、少年の心臓を射抜いて。淡い唇が、ゆったりと語る。

 

「──────キミ、後で屋上ね」

 

 それきり、秋野は意識を失った。恐怖で。

 

 ◇◇◇

 

 椚ヶ丘学園中等部生徒会長。浅野学夏(マナカ)は、誰もが認める才媛だ。

 

 全国模試で一位を獲る明晰な頭脳と、あらゆるスポーツをそつなくこなす万能性。

 学内の誰もが知っている、"完璧"の代名詞。嫉妬さえ烏滸がましいとされる少女。

 支配者の血統。何者よりも秀で、支配する事を望まれ、ソレに臨んだ、弱冠十四歳。

 並び立つ者のいない天涯の孤独。他者を求めず、対等を望まない精神構造。

 …………或いは、それは彼女自身の在り様にも似ている。

 

 冬明けの風が、彼女の肌を撫ぜる。ふわりと舞った、夕刻の髪。

 

 腰まで流れた長髪が、冴え冴えとした青空に濡れていた。

 華奢な首筋を彩る白磁の肌は、今にも手折れてしまいそうなほど細く、儚く見える。

 さながら彫刻。こと美しさにおいて、至高のビスクドールさえ彼女の足元にも及ばない。

 間違っても、生きているなんて感想を持ってはいけない美の類。完成された芸術のような少女。

 

 ──────ただ、遠くを見つめる紫陽花(アジサイ)の瞳だけが。宿した感情の強さだけが、彼女を生命と告げていた。

 

 ここは椚ヶ丘学園本校舎の屋上。鉄柵に体重を預ける学夏(マナカ)の表情は退屈気だ。

 眼下に見える街並みは変わり映えを見せず、故に反転、裏山を見るが、結果は同じ。

 正午を僅かに過ぎた現在。下校していく生徒達の声が遠ざかっていくのを感じる。

 滔々と流れる蒼白の雲。人気の途絶えた学園にて、学夏(マナカ)一人が取り残されていた。

 …………そんな事実に、不明な感情が彼女の血管を満たしていく。

 メトロノームのように鉄柵を指で弾き、屋上へと通じる唯一の扉を、じっと見つめる。

 

 そして、いつしか。ドアノブが捻られると同時に、黒い影が飛び出してきた。

 

「遅れてしまい大変申し訳ありませんでしたぁぁ…………!!」

「遅刻の謝罪にすら遅刻するとはいい度胸じゃないか、死んでくれ」

 

 扉を半ば蹴破るのと同時、空中で土下座の体制に移行した秋野空が、少女の足元へ。

 運動能力の無駄遣いも良い所だ、スポーツ特待生の称号が泣いている。

 男女二人。土下座した影と、蔑んだ眼の少女。どこをどう取り繕っても倒錯的な光景。

 しかしこうなった理由は、実に学生らしく。即ち、今朝の遅刻の件についての事。

 …………尤も。やはりと言うべきか、纏う気配は剣呑そのものだった。

 

 昔の話。該当者二名の名誉の為仔細は省くが、ある暗闘があった。

 一年生当時、教室を支配したい学夏(マナカ)と、束縛からの自由を望む秋野は対立していたのだ。

 同じ特待生であり、望外の成績と、ソレに裏打ちされた学内権力を持った者同士の反発。

 行われたのは、成績を担保にした権力闘争だった。謂わば、数字の上での殺し合い。

 仔細は省くが、最終的に。半年にも及ぶ暗闘の末、ある程度の"合意"によって決着がついた。

 内容としては、学夏(マナカ)が秋野に過干渉しない代わりに、秋野も彼女の足を引っ張るような真似はしない、というモノ。

 

 この"合意"を破るという事は、互いへの宣戦布告にも等しく。今朝の彼の行動は、まさしくソレだった。

 

「それじゃあ遺言…………もとい弁明を聞かせてもらおうかな」

「待て。聞く気ないよなソレ、厳密には何言っても結末が変わらないよな」

「よく分かったじゃないか。首を出しなよ、褒めてあげる」

「相場は頭だろそういうの。本格的に処刑じゃん…………待てどこから出したそのカッター」

 

 苛立ち混じりに秋野へと言葉をぶつける。神経がささくれ立っている理由は一切不明。

 問題となった"合意"は彼女ら二人だけのモノであり、他の誰にも入り込む余地のない場所。

 …………別に。それが軽んじられた気がして気分が悪いというワケではない。

 これは、そう。こんな単純な約束一つ守れない秋野の不甲斐なさに対するモノであって。

 決して。感情的になっているわけでは無くて。いや、そもそも苛立ってなどいなくて。

 

「わかった。認める、オレが悪かった。だから睨むのだけはやめてくれないか?」

「はっ? 別にボクは睨んでなんていないけど────」

「お前みたいな美人の怒った顔って怖いんだよ。な、頼むからさ」

「…………、……………………ふ、ふぅん。美人、美人ね」

 

 へぇ~…………ふぅん、美人かぁ…………ほーん。

  

「ね、ねぇ、キミさ。他の人にもそんな事言ってる訳じゃないだろうね?」

「…………どの事だか分からないが、そもそも雑談するような仲の人間がいないぞ」

「ふん、どうだか。この前もノルゴの王女様にデレデレしてた癖に」

「年単位で昔の話だろ、それ。そもそも、あの時のレア様より今のお前の方が綺麗だろ」

 

 ………………………………へぇ~…………ふぅん、そうなんだ?

 

「あー、それで、その。遅刻の理由なんだが」

「────まぁ。そこはいいさ、今回は特別に見逃してあげよう」

「え、いいのか? 熱とか企みとかあるんじゃないか、お前」

「キミはボクをなんだと…………。別にね、キミなりに急いできたこと位わかるよ」

 

 灼けた髪が揺れる。実際あの時、扉を開けた瞬間の彼の姿に、嘘は無いと直観した。

 千々に乱れて整わない呼吸と、額を伝った大粒の汗。触れてより分かった異常な体温。

 疲労した演技ではない。彼の"体質"ならその手の小細工も出来るだろうが、違う。

 …………だって、この少年は嘘こそ吐くけれど。こと約束には、誠実な人間だから。 

 それに、今の学夏(マナカ)は気分が良い。ある程度の事までなら許容できる器量があった。

 

 秋野の土下座を解かせ、楽に座るよう伝える。…………まぁ、それはそれとして。

 

「ただ、ボクが話かけて気絶したのは気に食わないな。キミが疲れていたにせよ、ね」

「────、──────」

 

 弛緩し始めていた空気が今一度凍り付く。当然の話、それはそれでこれはこれだ。

 学夏(マナカ)が彼の耳元で囁いた瞬間に気絶、なんて。乙女的に許容しかねるし、外聞が悪すぎる。

 学園政治は飽くまでも民主政治であり、決して恐怖政治などではないというのに。

 新年度になってA組に移籍した生徒達への誤解を解くのに小一時間程掛かってしまった。

 結果的に教室の掌握は遠のいてしまったし、そもそも、気絶されたのはショックだった。

 …………秋野自身も、気絶後の事に推測が立ったようで、気まずそうに目を逸らしている。

 

「あーあ、傷ついたな。ボクのガラスの心が傷ついたな、これは。

 精神的苦痛だ、名誉棄損で訴えようかなぁ。ボク、法学は一通り修めてるし」

 

 少女は指先でくるくると髪を巻き、芝居がかった口調で声を張る。

 どこか喜色ばんだ彼女の声とは裏腹に、少年の額を、大粒の汗が伝っていた。

 何しろ秋野空という少年は、大手を振って裁判所へ立つには後ろ暗い事をし過ぎていた。

 或いはこの裁判だけなら、無罪を勝ち取れるやもしれないが。余罪の追及は免れない。

 秋野に勝ちの目は無く。最早この舌戦、少年の完全敗北に終わっていた。

 

「わかった。出来る範囲で何でもするから、勘弁してくれ」

「へ、へぇ…………なんでも…………ふぅん、"なんでも"、ね?」

「"なんでも"を強調するなよ。オレに出来る範囲の事だからな、その辺り────」

「安心しなよ、ボクだって分かってるからさ…………えいっ」

 

 体の向きを反転させ、ふわりと自由落下を決め込む零コンマ三秒。

 学夏(マナカ)を支えたクッションは、床へと座り込んだ、少女よりも少しだけ硬い異性の身体。

 寄る辺も無く、全ての体重を少年に預ける。自身のモノとは違う、洗剤の匂いがした。

 細い首を少年の肩へ。紫紺の瞳と黒曜の目線が、至近距離で交わされる。

 

「………………危ないだろ」

「キミがいるから危なくないさ。どう? ボクの体重は?」

「A4用紙一枚分ってところだな、物理法則が壊れそうな軽さしてる」

「へぇ、そーなんだ。なら、ボクなりに体重管理を頑張った甲斐があったらしいね」

 

 少年の両腕を自身の正面へと回す。暖かさを増した春風が吹く。

 天を仰いでみれば、澄んだ色の空が、浅い雲を攫って行くのが見えた。

 

「…………ねぇ、秋野。今度どこかへ連れて行っておくれよ。いいだろう?」

「仰せの通りに、お姫様」

「よしよし。苦しゅうないぞ………………えへへ」

 

 さて、少年と二人、どこへ行こうか。日帰りの小旅行なら、京都などだろうか。

 或いは、連休に泊りがけというのも良い。この場合なら沖縄なども捨てがたい。

 ………………一応、念の為、言っておくが。これはデートではない。断じて、決して。

 男女二人で出掛ければデート、等と言うのは前時代的な価値観の誤解だと断言する。

 や、ほんと。そんな浮ついた話では無いのに、どうして心臓が早鐘を打つのだろうか。

 顔中に熱が集まる感触に知らないフリをして。少女は尚も口を開く。

 

「そうだ。今度の週末、三連休にさ──────」

 

 或いは、それが間違いだったのだろうか。

 

「──────あぁ、悪い。次の連休は先約があるんだ」

 

 少女の息が止まる。少年はソレに気が付かない。時間が停まったのは、学夏(マナカ)だけ。

 風が凪いでいた。浅い雲はどこかへと消え、代わりに、白んだ三日月が目に入る。

 何とはなしに、一秒前までの現実が、次第に鮮やかさを失っていくような感触がした。

 怖くなって、少年の両腕を強く抱き留める。けれど、先程までの熱は、どこにもなくて。

 彩を喪っていく心象。よせばいいのに、どうしてか。相手の名前を尋ねてしまった。

 

「ん? 誰って、そりゃ──────」

 

 あぁ、しっていた。少女は、既に。冬の日に、この感情が辿る結末を、思い知っていたのだ。

 

 ◇◇◇

 

 新学期一日目が終わり、オレが自宅のマンションへと到着した頃には、既に太陽は沈みかけていた。

 

 カードキーと虹彩の二重認証を突破し、ロビーへと足を踏み入れる。

 警備員二人に軽い挨拶をしてからエレベーターに乗り込み、行き先階へ。

 頭上から降り注ぐ重力に意識を向けて、一分弱。分厚い鉄の扉が開かれる。

 窓の無い廊下。息苦しさを覚えるような密室で、普段通りに鍵を回す。

 

 玄関の扉を開き、いつも通りに行動を開始…………しようとして、その必要が無い事に気が付いた。

 

 人の気配。反射的に声を上げようとしてから、悪戯心に取りやめる。

 小さく笑って、靴を脱ぐ。侵入の痕跡や、盗聴器が仕掛けられていないかの確認はしない。

 ピッキングの痕や天井や壁面の違和感を探ったりもしない。

 用事がない以上、態々風呂場や寝室にまで出向く事もしない。

 "いつも通りの行動"の一切を棄て、向かう先は直線的に。たった一つ、リビングへと。

 

「…………やぁ」

 

 扉を開ければ、春一番の風が舞い込んで、薄いカーテンが舞った。

 遠くに見えるのは、薄く紫がかった、良い夕焼け空。ゆっくりと消えていく、赤い太陽。

 帰路に着く鳥達の姿は既になく、雲の隙間からは星が見え隠れしている。

 きっと、あと十分足らずで完全に日は沈んで、暗い夜空が顔を出すのだろう。

 ────そしてオレは、その前に立った、銀糸の少女の背中を認めた。

 

「………………ただいま」

 

 くるりと振り返る一秒間。真っ赤な双眸が、オレを貫いて。

 

「──────"おかえり"」

 

 そう言って、笑い掛けてくれた。




浅野学夏(IF軸):TSした世界線の浅野学秀。脳破壊。MVP。

秋野空(本編軸):叶わなかった悪夢を見た。朝から吐いた。
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