ちょっと目が疲れてしまったので、今日はこれ以上投稿するこはないと思います。
早ければまた明日続きを投稿します。
アルテミスからの出港より数時間後、アークエンジェルはこれまでのトラブルが嘘のように順調な旅路を歩んでいた。
そんな時である。
「ラミアス大尉、ちょっと来てもらえますか?」
「どうしたの?」
「いや、先ほどから救難信号をキャッチしまして、その反応がすぐ近くから出ているんです。おそらく救命ポッドかなにかだと思うんですけど」
『こちらでも確認しました。これは...間違いなく救命ポッドのものですね』
「なら早く助けないと!」
それを聞いたキラがストライクの元へ走りだそうとすると、それをラミアス大尉が慌てて止めた。
「キラ君、君はしばらく出撃しないで欲しいの」
「それは...シャンブロが理由ですか?」
「えぇ、貴方が戦う度にシャンブロは現れ甚大な被害をもたらしてきたわ、きっとこれからも貴方が戦う度にシャンブロは現れ、そして目につく全てを消し去るでしょう、そうならないためにも貴方を出撃させるわけにはいかないの」
「俺がメビウスで出撃するよ、それならシャンブロが戦いに反応して出張ってくることもないだろう?」
「そうね、お願いできるかしら?」
「了解!坊主はここで皆の様子を見ていてくれ、皆仲の良い友達なんだろう?お前が側にいてやったほうが皆安心できるはずだ」
※前回キラやムウさんたちがヤバいお話をしていた時に友人たちはアークエンジェルの中にいたのでお話の内容を知りません、なので関係がギスることはありませんのでご安心ください。
「わかりました!でも、僕がお役に立てることがあったら言ってくださいね?」
「その時は私たちからもお願いするわ、地球に降りた時にストライクのOSをどうにかしないといけないからその時に頼ると思うの」
『その時は私もお手伝いしますよ』
「それじゃ遭難者を助けに言ってくる」
彼らはまだ知らない、この時助けた人物から繋がる縁によって、自分たちが更なる争乱と地獄に巻き込まれることを、だが...それはまだ先の話だ。
「こちらムウ・ラ・フラガ、救命ポッドを収容した。これより帰還する」
ムウからの通信を聞き、キラたちを含むアークエンジェルのクルーたちは格納庫に集合した。
艦の外から戻ってきたメビウスから降りてきたムウは、何故か妙に複雑そうな表情を浮かべていた。
「あぁ、救命ポッドの中身なんだが...驚くなよ?」
ムウのその言葉と同時に、救命ポッドのハッチが開いた。
「あら?あらあら?」
『おやおや、ずいぶんと面白い方が乗っていたようで、これは色々と大変なことになりそうですね』
「まあ...これほザフトの船ではありませんのね」
「君はいったい?」
「申し訳ありません、せっかく助けていただいたというのにお礼も申し上げずに、私はラクス・クライン、プラント元代表シーゲル・クラインの娘です」
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ラクス・クライン救助から数分後、マリュー・ラミアスとムウ・ラ・フラガによってラクスに対し聞き取り調査を行っていた。
「つまり、慰霊のためにユニウスセブン跡地へ訪れたところうちの軍の連中と鉢合わせてトラブルになり救命ポッドに乗せられて放り出されたと」
「はい、他の皆様も無事だと良いのですが」
その後も幾つかの質問をし、話に矛盾もないことがわかった為、ラミアス大尉とフラガ大尉は聞き取り調査を終了することにした。
そして、ラクスが部屋を出た時...
「あっ」
「あら?」
ちょうど通りがかったキラと廊下で鉢合わせたのだ。
「おう坊主ちょうど良かった!この人を部屋に案内してくれないか?俺たちはこの後のことを話し合わないといけないからさ」
「わかりました!それじゃこっちへ...」
キラがラクスを部屋に案内するため、顔を合わせたその時。
「どうかしましたか?」
「...?」
キラと目を合わせた瞬間、ラクスは頭の中に何かが流れ込むような感覚と共に意識が遠退いていった。
いつの間にかラクスは、辺り一面が輝きに満ちた空間で、自分が1人だけになっていることに気づく。
困惑するラクスに、頭上から声が響いてきた。
『ふぅん、やっぱり入って来ちゃうんだ』
そこには白衣を着た黒髪の少女?らしきものがいた。
「あなたはいったい!?」
『まだダメ、君が此処に来るべき時じは来てないもん』
「!?待ってください!まだ話が!」
『いずれ嫌でも此処に来ることになるから...その時にまたお話しよ?』
少女がそう言った次の瞬間、ラクスはまた意識が遠くなり...
『まだ君が目覚めるべき時じゃないの...それはもっともっと先のお話、貴女とキラのための物語』
【ひそひそ話】
お姉ちゃんのキルリストは日々更新され、すでに殺害した人数は数えきれない。