最高神の力を手にしてすぐ、知らないうちにレベルビリオンになってました 作:案山子ニ斜メ
どこにでもいる一般人で、趣味はゲーム、好きなものは仮面ライダーといった男。
ある日、神威は仕事中にバタッと倒れてしまい・・・・・・死亡してしまった。
その後、神威は、女神『メガーメガ』と出会った。
神威「はぁ・・・僕、やっぱり死んだのですね・・・。」
メガーメガ「そうです。あなたはストレスの溜め込みすぎで20代で過労死してしまいました。おいたわしいことです・・・。」
悲しそうにそう答えるメガーメガ。
神威「そうですか・・・本当につらい人生で終わるとはなぁ・・・。」
メガーメガ「代わりと言ってはなんですが、来世ではとことん幸せな生き方が出来るようにして差し上げます。大抵の事は自由にできちゃいますんで。」
神威「え?本当に?本当にどんな願いでもですか?」
メガーメガ「はい!可能です!」
神威「じゃあ、僕に仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンの変身能力をください!」
メガーメガ「はい!」
神威「えぇっ!?いいんですか!?自分で言うのもなんですけど、僕、結構すごい事言ってますよ!?」
メガーメガ「いいんです!」
神威「そ、そうですか・・・凄いですね・・・。」
メガーメガ「では、その仮面ライダーに変身出来る身体で転生させましょう。他には?」
神威「いえ、それだけで充分です。好きな物を持って、のんびりと過ごすのがいいので。」
メガーメガ「分かりした!仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンに変身出来るので、のんびりとした高原へ転生させましょう。どーせなら、若い男の子にしましょう!私の好みで18歳で!えーい!」
こうして神威は、仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンの力を持って、高原へと転生された。
気がつくと神威は広々とした高原に立っていた。
神威「本当に、高原だ・・・。」
すぐ近くには一軒家もあった。神威はその一軒家に近づいて見る。するとドアの所に張り紙のような物が貼り付いていた。
神威「字は日本語じゃあないけど読めるな、これ。」
張り紙に書かれていた字は日本語とは異なる変わった文字だったが、神威は何故か読めた。内容は『欲しい人が居たら差し上げます。』と書かれてあった。
神威「あの女神様が用意してくれたのかな?」
神威はそのまま家に入り、近くにあった鏡を見つけ自分の姿を見る。
神威「おぉ、これが僕・・・。うん、いい感じだ。」
髪型は黒いマッシュヘアに黒い瞳。服装は黒色のスーツといった格好をしていた。
神威「なんかこうして見ると『
転生前だった名前『黒崎神威』の名前を捨て、『クロト・ダン』と名前にすることになった神威いや、クロト。
クロト「あ、そういえば・・・。」
そう言いクロトは何かを探し始める。
クロト「お、あったあった。」
クロトのポケットから取り出した物、それは『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』である。他にもゲーマドライバーや15枚ほどの金貨も出てきた。
クロト「凄いなぁ。女神様、本当にありがとう。よし!早速出かけるか!」
そう言ってクロトは外へと出かけるのであった。
***************
クロト「何度見ても、いい景色だなぁ。」
ザザッ!
クロト「ん?」
しばらく歩いていると草むらから何かうごめいていた。
ぷよっ!
クロト「!!」
その草むらから、ぷよぷよしたゼリー状の物体がクロトの前に現れた。
クロト「え?もしかして、スライムなのかな?これ?」
ぷよんっ!
クロト「おっと。」
すると、そのスライムが急にクロトに攻撃を仕掛けてきた。クロトは、そのスライムの攻撃を軽々とかわした。
クロト「丁度いいや、早速こいつを試してみますか。」
そう言いクロトは『ゲーマドライバー』を腰に装填させ、『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を取り出し、そのガシャットのスイッチを入れる。
『ゴッドマキシマムマイティX!』
クロト「グレードビリオン・・・変身!」
掛け声と同時に持っていた『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を『ゲーマドライバー』に差し込む。
『マキシマムガシャット!』
差し込んだ後、『ゲーマドライバー』のレバーを引き、開放させる。
『ガッチャーン!』 『不ー滅ーー!』
『最上級の神の才能!クロトダーン!クロトダーン!』
ダンッ!(ボタンを押し込む音)
『ゴッドマキシマームX!』
最後は仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンとして変身が完了した。
仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンに変身出来た事に感激し、ノリノリな感じのクロト。
ゲンム「さてと・・・。」
ぷよんっ!
ゲンム「ハッ!」
ドンッ!
先程のスライムがまた向かってくるも、ゲンムの拳でスライムを簡単に倒せてしまったクロト。すると、倒したそのスライムが姿を変え、小さな宝石に変わった。
ゲンム「宝石?これって、お金になったりするのかな?まぁ、なんにせよ生活にはお金は必要だし、ありがたくいただきます。」
その後もスライムに出くわす度に倒し、宝石を拾い、を繰り返し歩き続けると、とある村に着いた。クロトは『このまま入るとまずいなぁ。』と思い、『ゲーマドライバー』に差し込んでいた『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を抜き、変身解除をして、村へと入って行った。
村人「見かけない顔だねぇ?」
村に入ると、村人らしきおばさんに声をかけられたクロト。
クロト「こんにちは、今日から高原の一軒家に引っ越して来たクロト・ダンといいます。あの、この村について教えてくれませんか?」
村人「ここは『フラタ村』だよ。中に冒険者ギルドがあるから色々と聞くといい。」
クロト「ありがとうございます。」
こうしてクロトは、フラタ村の事について聞く為、ギルドへと向かった。
ナタリー「冒険者ギルドへようこそ!この村の特徴は平和ですね。モンスターもスライムくらいしかいませんし。」
しばらくギルドに着き、ギルドの受付嬢『ナタリー』と出会う。
クロト「あの、途中で倒したスライムから手に入れたのですが。」
そう言い、先程倒したスライムの宝石を複数出した。
ナタリー「魔法石ですね。換金するには冒険者ギルドの登録が必要ですけど構いませんか?」
クロト「あ、はい。」
ナタリーはそう言って、石板らしき物を持ってきた。
ナタリー「これに、手を置いてください。」
クロト「えっと、こうですか?」
ナタリーに言われるようにクロトは石板に手を置いた。すると、石板の上部にステータスが出てきた。
クロト・ダン
職業:神
レベル10億
体力:自由に設定可能。
攻撃力:自由に設定可能。
防御力:自由に設定可能。
魔力:自由に設定可能。
素早さ:自由に設定可能。
知力:自由に設定可能。
魔法:瞬間移動、空中浮遊、火炎、竜巻、アイテム鑑定、地震、氷雪、精神支配、解呪、解毒、魔法反射、マナ吸収、言語理解、変身、魔法創作。
特殊能力:仮面ライダーへの変身、ゲームに関する知識、ゲームに関する創造、不滅の存在、獲得経験値増加。
獲得経験値:10840086
ナタリー「な、な、な、なんですか!このステータスはーーー!?レベルがじゅ、じゅ、10億って、聞いたことがありませんよーーー!」
あまりにもハイスペックだったか、騒ぎ始めるナタリー。
ナタリー「それに職業が『神』って、あなた、もしかして・・・神様なんですか!?」
クロト「いやいや、僕はただのどこにでもいる普通の人間ですけど。」
ナタリー「そんなはずがありません!嘘です!絶対嘘です!神様でなければ、こんなステータスは出ません!」
クロト「いや、本当なんだけど・・・。」
ナタリー「このステータス、凄いに決まってます!最強です!こんなの世界一強いに決まってきます!」
クロト「なっ!世界一・・・。」
それを聞いた瞬間、クロトは呆然し始める。
ナタリー「まさか、本物の神様が目の前にいらっしゃるなんて・・・私、感激です・・・。」
クロト「(まずい・・・もし、この強さが広まって、世界中に知れ渡れてしまったら・・・僕のスローライフがーーーーー!!!)あの、ナタリーさん!」
ナタリー「はい!神様!」
クロト「へ?神様?」
ナタリー「はい!あなたが正真正銘の神だと分かったので、神様と呼ぶことにしました!あと黒い服とかも。」
クロト「どこかの黒神様みたいな事を言うのヤメロー!そんな事を言われると最悪殺されるわ!その神様に!ってそんな事より、この事を他の人に絶対に口外しないでください。」
ナタリー「どうしてですか?偉大な神様を讃えたいです!」
クロト「いいですか、ナタリーさん。そもそもステータスと言うのは、個人情報のような物。ナタリーさんだって知られたくない情報だってあるんじゃあないですか?」
ナタリー「そんなのないですよ。胸が大きさが自身があるくらいしか。」
クロト「聞いてないよ///!誰もそんな事///!」
色々とツッコミまくるクロト。
クロト「とにかく、僕のステータスについて誰にも言わないでください。僕はのんびりと静かに暮らしたいので。」
ナタリー「分かりした。あなた様が神様である事は一切、外に漏らさないと約束します!神様を裏切るようなことは絶対にいたしません!」
クロト「本当に?」
ナタリー「はい!神に誓って!」
クロト「(神様じゃあないだけどなぁ・・・。)」
***************
◆森の中◆
クロト「ん〜、レベル10億かぁ・・・。おそらく、このガシャットの影響かもな。」
手に持っている『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を見て、そう呟くクロト。
クロト「とりあえず、変身なしでちょっと確かめてみるか。えっと、確かこうかな?『すべてを凍てつかせよ!』」
森にある滝に向け、氷雪の魔法を発動した。すると、その滝がガチガチに凍結していた。
クロト「ガチだった・・・。」
そんなこんなで、クロトのスローライフを続ける。だが、ある日・・・。
トン、トン。
クロト「ん?」
クロトの家の扉をノックする人がいた。
クロト「はーい。」
ドアを開けると、4人の冒険者パーティがいた。
剣士「あなたが、
リーダーらしき若い剣士がそう聞く。
クロト「えっと、確かにクロトは僕ですが。高原の神とは一体・・・?」
剣士「村の住人から聞いたのです。
クロト「(えっ?どういうこと?何故そんな情報が!?まさか!あの
魔法使い「嘘をついても無駄です!あなたの体からは、あふれんばかりの魔力が漂ってます!どんでもない大物なのは間違いない!」
クロト「(そんな事まで分かっちゃうの!?なんだ、そのスタンド能力者が引かれあう、みたいな設定!)」
心なしか、ツッコミを入れるクロト。
クロト「はぁ・・・それで?その高原の神とか呼ばれるようになっちゃった僕に何のご要件で?」
剣士「あなたと腕試しをさせていただきたい。」
クロト「はいっ!?」
突然の言葉に驚くクロト。
クロト「あ、あの・・・なんでそんな事になるんですか?僕はあなた達と戦う理由なんてないと思いますが・・・。」
剣士「俺達、強くなりたいんです!」
クロト「道場じゃあないよ!ここ!」
剣士「お願いします!高原の神様!一度でいいので、お手合わせお願いします!」
三人「お願いします!」
そう言い、冒険者4人は頭を下げる。
クロト「・・・はぁ、分かりました。やりましょう・・・。」
剣士「本当ですか!?」
クロト「ただし、条件があります!僕が勝ったら、『高原の神様は大したことがない!』とふれ回ってください。僕はあんまり戦いとか好きじゃないので。」
クロトはそう言い、地面に大きな円を書き始める。
クロト「この円から出たら負け、一回出た人は退場で、そちら全員が出たら負けということで、では・・・始め!」
魔法使い「風よ、今こそ我の下僕となりて、吹き荒れよ!」
ゴオオオオッ!
先手必勝、魔法使いの人が杖を前に突き出し、魔法を唱えた。するとクロトの前に渦を巻いた風が出てきた。
クロト「(なるほど、あぁやって使うのか・・・ちょっとやってみようか。)」
クロトも魔法使いの人と同じように魔法を唱え始める。
クロト「風よ、今こそ我の下僕となりて、吹き荒れよ。」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!
クロトが唱えた結果。相手より数十倍いや、数億倍という大きさの竜巻を起こした。
魔法使い「うそーーーーー!」
剣士「逃げろーーーーー!」
戦士「化け物だーーーーー!」
聖職者「キャーーーーー!」
冒険者4人はその竜巻に巻き込まれ、遠くにあった木に吹き飛ばしてしまった。
クロト「・・・やっべぇ。」
***************
◆冒険者ギルド◆
クロト「ナタリーさん!」
ナタリー「あ、神様。」
クロト「『あ、神様。』じゃあないよ!なんで僕のステータスの事を他の人に言ったのですか!?」
ナタリー「私は、神に誓って言ってません!」
クロト「えっ?じゃあなんで・・・?」
???「俺さ!」
クロトの背後に誰かの声が聞こえた。後ろを振り向くとそこにいたのは、カウボーイの格好した男だった。
クロト「えっ?誰?」
ナタリー「あなたは!口が軽い事で有名なエルンストさん!もしかして・・・あの時の後ろのテーブルで!?」
クロト「この人のせいで、さっきの冒険者達に知られたってこと!?」
エルンスト「まさか君がレベル10億の神だなんて、信じられなかったが・・・。」
冒険者A「噂は本当だったんですね!」
冒険者B「あのとんでもない魔法!この目でしかと拝見しました!」
女給「まさしくレベル10億!」
その後、クロトがレベル10億の神ということが村中に広まってしまい、その結果・・・。
ドン!ドン!
クロト「えぇっと・・・どういうご要件で・・・?」
赤いドラゴン「お前が最強の神か?」
赤いドラゴンがクロトの家にやって来たのだった。