最高神の力を手にしてすぐ、知らないうちにレベルビリオンになってました 作:案山子ニ斜メ
ライカはある夢を見た。それはライカが幼い頃、木陰で大好きな姉に膝枕をしてもらい、優しく頭を撫でてもらう夢だった。
しばらくすると部屋でライカが起きた。だが、彼女は何故か寂しそうな表情をしていた・・・。
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ハルカラ「お師匠様〜。恋バナしましょうよ〜。」
クロト「ない。」
ハルカラ「いやいや・・・あるでしょ・・・?お師匠様、男ですし・・・。」
クロト「ないものはない。」
ハルカラ「私若いので、恋バナを求めちゃうんですよ〜。」
クロト「そういえば、ハルカラって今幾つなの?」
ハルカラ「17歳!っと2500ヶ月です。」
クロト「200歳余裕で超えてるじゃん!」
ハルカラ「エルフ的には〜、脂の乗ってるお年頃なんですよ〜。ファルファちゃんとシャルシャちゃんは、好きな人はいないですか〜?」
ファルファ「パパ、だーい好き!」
シャルシャ「シャルシャもそんなところ・・・。」
クロト「おお我が娘達よ〜。パパも大好きだよ〜。」
あまりにも嬉しく、クロトは二人にハグをする。
ハルカラ「いや、そういうのではなくて・・・。」
ライカ「皆さん!お待たせしました!」
朝食が出来、クロト達は席に着いた。
クロト「わ〜!ライカいつもありがとう!それじゃあ早速・・・。」
全員「いただきまーす!」
ライカ「あの!クロト様!」
クロト「え?」
皆が料理を食べようとした途端。ライカが声を出した。
ライカ「実家に帰らせていただきます。」
突然ライカが実家に帰ると宣言。それを聞いたクロト達は。
ハルカラ「ライカさん!この家を出ていくのですか!?」
ファルファ「ファルファ寂しい!」
シャルシャ「シャルシャも!」
クロト「ライカ!何か生活に不満や悩みでもあったの!?」
ライカ「いや・・・あの・・・。」
クロト「何かあるなら遠慮なく言って!ちゃんと直すから!だから、出ていくなんて言わないでー!」
ライカ「あの・・・そうじゃなくてですね。姉の結婚式に出席するので一度帰らせていただこうかと・・・。」
クロト「へ?結婚式?あぁ・・・そういえば、前に言ってたね。」
ライカ「はい!」
以前。ライカとシャルシャが戦う時、ライカがフラグ発言をした事を思い出したクロト。
ライカ「そうだ。もしよかったら皆さん一緒に行きませんか?」
ファルファ、シャルシャ「わ〜!」
ハルカラ「恋バナ〜!」
と言う訳で結婚式当日。クロト達はライカの実家がある『ロッコー火山』を目指し、クロト、ファルファ、シャルシャ、ハルカラは、レッドドラゴンに戻ったライカに乗せてもらい向かって行った。
クロト「いい眺めだね〜。ねぇハルカラ!」
ハルカラ「うぅぅぅ・・・。」
クロト「なっ!」
※このあと、酔ったハルカラが吐きそうになっていたので、ライカに一度森に降りてもらった。
ハルカラ「おぇ〜っ!おぇ〜っ!あぁ、スッキリしました・・・。」
クロト「大丈夫?あんまり無理しないでよ。」
ハルカラ「お師匠様は本当に優しいですねぇ・・・。私、お師匠様にならキスされてもいいかもですぅ。」キラリッ!(←吐いているもの。)
クロト「ぜってぇ嫌だ。」
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それからドラゴンのライカに乗りなおし、再び『ロッコー火山』を目指すクロト達。
ライカ「皆さん、そろそろ着きますよ。あれがロッコー火山です。」
無事『ロッコー火山』に到着したクロト達。そこでは、レッドドラゴン達が集まり食事をしていた。
ライカ「此処が、一次会の会場になります。」
ファルファ「凄ーい!ドラゴンさんがいっぱーい!」
シャルシャ「生物学的には、レッドドラゴン。モンスターではなくドラゴン族に分類される。」
空きスペースを見つけてライカは着陸し、クロト達も降りた。すると2頭のレッドドラゴンがクロト達に近づいて来た。
レッドドラゴンA「ライカお姉様。ごきげんよう。」
クロト「え?」
レッドドラゴンA「今日も美しい翼をなさってますね。」
ライカ「我らに必要なのは、生まれ持っての翼よりこれから何を磨くかだ。」
レッドドラゴンB「ライカお姉様!カッコイイですわ!」
クロト「えっ?何?このお嬢様学校的なノリは・・・。」
ライカ「失礼しましたクロト様。彼女達は女学院の後輩です。」
クロト「(女学院の後輩!?)」
クロトはライカの『憧れのお嬢様女子高生』を想像していた。
ライカ「それでは、我の家族を紹介します。」
クロト達はライカの家族がいる所へと行く。
ファルファ「みんな、でっかーい!」
シャルシャ「確かに、巨大だ。」
カン、カン、カン
クロト達が巨大なレッドドラゴンの間を歩いている中、ハルカラがデカい皿の上を歩いていた。
ライカ「くれぐれも、お皿の上に乗らないようにしてくださいね。」
だがお皿の上を歩いてしまったハルカラを1頭のレッドドラゴンが摘み。
ハルカラ「違います!!違います!!私は食材じゃないですーーーーー!!」
食べられそうなところを間一髪ハルカラは降ろしてもらった。
ハルカラ「はぁ・・・はぁ・・・。」
しばらくしてクロト達は、ライカのご両親とご対面する。
ライカ「ただいま帰りました。父さん。母さん。」
ライカの母「ライカ。お帰りなさい。」
ライカの父「娘よ!よく帰って来たな!ガーッハッハッハッハ!!」ドゴーーーーーン!!!
ライカの父の笑い声が衝撃波のように広がる。
クロト「すごい元気なお父さんだね・・・。」
ライカ「父さん!客人の前ですよ!」
ライカの父「いやぁ失礼。ガーッハッハッハッハ!!」ドゴーーーーーン!!!
再び、ライカの父の衝撃波が広がった。
ライカの母「娘からお話は伺っております。ご迷惑はお掛けしていませんか?」
クロト「いえいえ、とんでもない。寧ろお世話になっているもので。」
???「ライカ!」
ライカの両親と話していると、そこへ2頭のレッドドラゴンが来た。
ライカ「姉さん!」
ライカの姉「来てくれたのね!」
ライカ「我の姉さんと新郎です。」
ライカはそう2頭のレッドドラゴンを紹介した。
レイラ「ライカの姉のレイラです。」
クロト「あ、どうも。クロト・ダンと申します。この度は、ご結婚おめでとうございます。」
そうクロトは挨拶をし、頭を下げた。
ハルカラ「ところで、お二人の馴れ初めは?」
クロト「(やっぱり、恋バナか・・・。)」
レイラ「夫とは幼馴染みだったんですが、80年ぶりに再会し結婚する事になったんです。」
クロト「80年ぶりというタイムスパン!!)」
ライカの父「しかし、今日は平和で良いな。このまま無事に終われば良いのだが・・・。」
と、ライカの父がそう呟いていた。
クロト「何か、心配な事でもあるのですか?」
ライカの父「ええ。ドラゴン族は部族同士で中が悪い事があって。他部族が結婚式の妨害に来る場合もあるんです。」
クロト「(すっげぇフラグっぽい発言・・・。)」
だが、その予感は的中した。晴れていた空が急に陰った。
ライカの父「チッ!やはり荒らしに来おったか・・・
ライカの父がそう言うと、上空に無数のブルードラゴンが押し寄せて来た。ブルードラゴン達は、そのままブレスを放ち、会場を一斉に凍結させた。
クロト「(氷のブレス!?)」
ブルードラゴンの攻撃は止まず、氷のブレスを吐き続け、その氷のブレスによってファルファとシャルシャとハルカラが寒さで震えていた。
ライカ「奴らは、ハイント州に住む『ブルードラゴン』。恥ずかしげもなく、冷気を吐きまくる野蛮なドラゴンです!」
すると、1頭のブルードラゴンが地上に降り立った。
ブルードラゴン「レッドドラゴンよ。今日は結婚式なんだってな?ムカつくから・・・
嫌がらせに来たぞ!!」
クロト「(何それ!?)」
ブルードラゴンの理由を聞いて、クロトは驚愕してしまった。
ライカ「あの者の名は、『フラットルテ』。ブルードラゴンの嫌がらせクイーンと呼ばれている女です!」
クロト「(すっげぇ迷惑な奴・・・。)」
フラットルテ「たかが300歳ちょっとで結婚しやがって・・・私は400年以上も独り身なんだぞ!!」
クロト「(理由がしょーもねぇだろ!!)」
フラットルテ「嫌がらせするのはこの会場だけではないぞ。火山にも別働隊をやったからな。そっちも凍らせてやる!」
それを聞いたレッドドラゴン達は・・・。
ライカ「父さん!」
ライカの父「やむを得んな・・・こうなったら、全面対決だ!!」
レッドドラゴン達「ウオオオオーーーーーー!!!」
覚悟を決めたライカの父はそう言い、レッドドラゴン達はすぐに戦闘モードに入る。
ファルファ「怖いよパパ・・・。」
シャルシャ「此処から離れた方がいい・・・。」
そう言い二人は、クロトにぎゅっと抱きついていた。
クロト「大丈夫だよ二人共。パパに任せて。」
クロトはそう言って二人に安心させようと声を掛ける。
クロト「ハルカラ!逃げるよ!」
と、ハルカラにも声を掛けたクロト。だが・・・。
ハルカラ「・・・・・・。」チ〜〜〜ン・・・。
何故か、ハルカラはもう腹ばいになって倒れていた。
クロト「って、おい!何やってるの!?」
ハルカラ「ドラゴンに会ったら死んだフリをしろっと死んだお祖父さんの遺言で・・・。」
ズシィィィィィン!!
ハルカラがそう言ったそばに、レッドドラゴンの足がハルカラのすぐ横に踏んだ。
ハルカラ「死んだフリ止めますーーーーー!!」
その後、クロトは三人を連れて、この場から離れることにした。
ファルファ「パパ!」
すると、前方からブルードラゴンの氷のブレスが近づいて来て。
クロト「伏せて!」
それを防ごうと、クロトは薄紫色のバリアを張り、ブルードラゴンのブレスを防いだ。
クロト「よし、急ごう。」
◆一方、ライカの方では。◆
ライカ「フラットルテ!これ以上の狼藉は許しません!」
フラットルテ「黙れライカ!ドラゴン同士の因縁、忘れた訳ではないだろ?」
ライカ「では、覚悟してください!」
フラットルテ「望むところだ!」
ライカ、フラットルテ「ハアァァァ!!!」
そして、二人も戦いが始まったのだった。
◆クロトの方では。◆
クロト「此処までくれば大丈夫だね。」
ハルカラ「ライカさん。頑張ってますね。」
崖の上に移動したクロト達は、ドラゴン同士の戦いを見ていた。
クロト「(少し腹が立つけど、これは他種族の問題だ。部外者の僕が首を突っ込むわけには・・・。)」
そこへ・・・。
ブルードラゴン「お前達もレッドドラゴンの仲間だな?」
1頭のブルードラゴンがクロト達の前に降り立った。
クロト「だったら何?」
ブルードラゴン「お前達を傷つけて、結婚式を台無しにしてやる!」
ファルファ「パパ!」
シャルシャ「父さん・・・。」
クロトは怖がる姉妹を頭を優しく撫で、クロトはブルードラゴンの前へと行く。
クロト「『嫌がらせ』とか言うくだらない理由の為に・・・こんな小さな子供を!」
クロトはブルードラゴンの前へジャンプし・・・。
クロト「怖がらせるな!!」
ドゴッ!!
ブルードラゴン「グアアアアア!!!」
ブルードラゴンの顔を目掛けて蹴りを入れたクロト。
ファルファ「パパ凄い!」
シャルシャ「尊敬する!」
クロト「ハルカラ。ファルファとシャルシャを連れてどこか安全なところへ隠れてて。」
ハルカラ「はい!お師匠様!了解です!」
そしてクロトは、腰に『ゲーマドライバー』を装填させ、『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を起動させる。
『ゴッドマキシマムマイティX!』
クロト「グレードビリオン、変身!」
『マキシマムガシャット!」
『ガッチャーン!』 『不ー滅ーー!』
ダンッ!
『ゴッドマキシマームX!』
ゲンム「たまたまレベル10億の力を手に入れた僕だけど、家族を守る為に、この力!使えるだけ使ってやる!」
そう言ってゲンムは、結婚式場へと飛行して行った。
***************
ライカの父「ライカ、行けるか?」
ライカ「いくらなんでも、相手の数が多すぎます。」
ライカの父「くっ・・・。」
すると、ライカ達が苦戦している中、上空から複数の火炎弾が降ってきた。
フラットルテ「何だ!?」
ライカ「これは・・・。」
同時に、一人の影がドラゴン達の前に現れた。そう、その人物は!
ライカ「クロト様!」
ライカの師であるクロト・・・仮面ライダーゲンムゴッドマキシマムゲーマーレベルビリオンの姿であった。
ブルードラゴンA「クソッ!」
1頭のブルードラゴンが尻尾で、ゲンムに攻撃をしようとする。だが・・・。
ガシッ!
ブルードラゴンA「な、何っ!?」
その尻尾を受け止めながら掴み、そのままブンブンとぶん回し、ブルードラゴンを投げ飛ばしたゲンム。その後、他のブルードラゴン達が集まり、ゲンムの周りを囲めた。
ブルードラゴンB「皆!撃てーーー!!」
四方八方からゲンムに氷のブレスが放たれる。
ライカ「危ない!」
ドゴーーーン!
ゲンムは、その複数のブレスを直撃した。普通であれば、それを喰らって無事では済まない。だが・・・。
ブルードラゴンB「な、何だと!?」
ゲンムは無傷であった。何事もなかったかのように。
ゲンム「神の裁きを受けるがいい!!コズミッククロニクル、起動!!」
そう言うと、上空から複数の隕石が降ってきた。
ブルードラゴンB「何だこれは!?ブハッ!」
ブルードラゴンC「ゴホッ!」
ブルードラゴンE「グハッ!」
ブルードラゴン達は、その隕石によってノックアウトした。
ライカの父「あの数を一人で・・・。」
ゲンムの強さに驚愕するライカの父。
ライカ「クロト様!後ろにフラットルテが!」
ライカがそう言うと、クロトの後ろにフラットルテがいた。
フラットルテ「お前、一体何者なんだ?」
ゲンム「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ。」
フラットルテ「かめんらいだー?」
ゲンム「悪を倒すヒーローってこと!」
ドン!
ゲンムはそう言いながら拳で、フラットルテの顔を殴る。だが、フラットルテは怯まなかった。それに気づいたゲンムは、フラットルテから後ろへ距離を取る。
フラットルテ「くっ!凍りつかせてやる!」
そう言い氷のブレスを放とうとするフラットルテ。
ゲンム「ったく・・・バカの一つ覚えみたいに!」
ゲンムはすぐに『ガシャコンキースラッシャー』を取り出し、『ゲーマドライバー』に差し込んでいた『ゴッドマキシマムマイティXガシャット』を『ガシャコンキースラッシャー』へと差し替えた。
『マキシマムガシャット!』
『キメワザ!』
『ガシャコンキースラッシャー』をフラットルテに向ける。
フラットルテ「喰らえ!」
『ゴッドマキシマムマイティクリティカルフィニッシュ!』
『ガシャコンキースラッシャー』の引き金を引き、光線を放った。
ドゴオォォォォォン!
攻撃と攻撃で、ぶつかり合う二人。
ドッシャーーーーーン!
フラットルテ「ギャア!あっ!あっつい!!」
フラットルテの攻撃がゲンムの攻撃に押し返され、フラットルテの攻撃が破裂した。その破裂した火花がフラットルテの顔にかかった。その隙にゲンムは、上空へと舞い上がり、丁度いい高さになった所で一気に急降下した。そして・・・。
ゲンム「神の・・・かかと落とし!!」
フラットルテ「グハッ・・・!!」
ゲンムの巨大な足を使い、フラットルテの脳天に命中した。
ヒュウゥーーーーー・・・ズドンッ!!!
脳天に喰らったフラットルテは、そのまま地面に墜落した。
ゲンム「まだやる?」
ブルードラゴン達「ギャアアア!!スミマセンでしたーーーーー!!!」
ゲンムの強さに恐れ、残されたブルードラゴン達は素早く逃げ去って行った。
ライカ「クロト様!」
するとライカが突然、ゲンムを掴み始め。
ライカ「みんな!クロト様がやってくれました!これが!高原の神の力です!」
ライカがそう言い、ゲンムを両手で乗せて高く揚げた。
レッドドラゴン「高原の神様バンザーーーイ!!!」
レッドドラゴン達の歓声が上がる。
ゲンム「ライカ。喜ぶのはまだ早いよ。」
ライカ「はい。火山にも別働隊を送ったと言ってましたね。」
ゲンム「行こう!ライカ!」
ライカ「はい!」
ゲンムはライカとともに、別働隊のブルードラゴンを退治しに火山へと向かったのだった。