前回のあらすじ。
爆豪が緑谷をいじめてるところを救った圭はそのまま、少し前に出会った中学生の元に彼を連れてきていた。
「緑谷くんだったっけ、圭とはどんな関係?」
優しく笑いかけながらその中学生…轟燈矢は緑谷出久に話しかけた。
「同じ幼稚園で、かっちゃんに酷いこと言われてたら助けてくれたの。」
「そっか…僕はね、ここで怪我してた時に助けてくれたんだ。」
そうやって会話しながら、燈矢は二ヶ月ほど前を思い出していた。
二ヶ月前…
いつも通り、燈矢は自分の個性を磨く練習をしていた。
いつも通り、火力を上げる練習をしている最中、俺は失敗し、右腕が制御出来ない炎に焼かれていく。
周りに人はおらず、自分の力と血を怨みながら、その痛みに、悶え苦しむ。
そのまま、炎が体にまだ回ろうした時だった。
俺の体がふわりと浮き、抱き抱えられるような感覚に包まれる。
しかし、そこには誰もいない。
そのまま俺は、ありえないような速度で、山の中腹へと移動する。
進んだ先で川を見つけると、そこに向かって、俺を抱えた何かは川へ飛び込んだ。
少しずずつ、俺の体温は下がって行くのを感じていた。
炎は完全に消え、そこには焼け焦げた俺の腕が残っていた。
「大丈夫!?」
薄れていく意識の中で、自分よりも年下の少年とその父親らしき男性がこちらに近寄ってくるのが見えた。
その後、俺はその人たちにより、近くの病院に担ぎ込まれ、治療を受けた。
そのあとの圭の言葉で、俺の人生は変わったことを改めて実感する。
現在…
「君はヒーローになりたいの?」
「…僕は…無個性だかr「そうじゃなくて!」…え?」
「君自身はどう思ってるの?」
「僕は……」
「ここには君の声を止める奴はいないよ。」
「僕は…僕は!ヒーローになりたい!!」
「だったらなればいいじゃん。」
「でも……僕は……無個性で………」
「世の中には二種類のヒーローがいる。勝って助けるヒーローと、助けて勝つヒーロー。」
「俺は最初、勝って助けるヒーローを目指してた。親父の期待に応えるためにね。そのために強くならなければいけなかった。」
「親父はエンデヴァーって言うヒーローで、メチャクチャ強いんだ。でもね、オールマイトなんかとは違ってね、人を助けるヒーローではなくてね、ただ強いヒーローを目指してる。人を助けるために
「あの日も僕は個性の訓練をしてたんだけど、失敗しちゃってね、危うく死にかけたんだ。」
「でもそこで僕は彼に助けられて、こう言われた。」
「君は君のなりたいものになればいい。」
「君はそのための時間と力があるから。」
「そこで思ったんだ。俺はなんでヒーロー目指してたんだろう。俺の目指してたものはなんなんだろうって。そして考えて、気づいたんだ。俺は親父みたいなんじゃなくてオールマイトみたいなヒーローになりたいって。たとえ最強じゃなくても。誰かを助けるヒーローになりたいんだって。」
「だからもう一度聞くよ。君は何になりたいの?」
「僕は!ヒーローになりたい!」
こうして、本来よりも少しだけ早く、1人の少年が最高のヒーローになる物語は始まった。
めっちゃお久しぶりです。色々私生活の方が忙しかったのと、衝動的に出てきた設定を吐き出すため、新しく物語を描いたりとグダグダしていたら、めっちゃ時間経ってました。
次回からはヒロイン候補達と絡んでいきます。
遅くなるかもしれませんが、気ままに待っていただけると嬉しいです。
Re.ヒロイン誰にする?
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八百万百
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筒美火伊那(レディ・ナガン)
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波動ねじれ
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耳朗響香
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葉隠透
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兎山ルミ(ミルコ)
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香山睡(ミッドナイト)
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雨水梅雨
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渡我被身子