水平行の別世界   作:??????

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引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m



錯綜する前準備

叢雲 「アンタ、朝から何をウロウロしているの?落ち着かないわね……」

 

   「ウロウロしてないよ?ちょっと、ウロウロしてただけだよ?」

 

大淀 「〝提督”さん、夜中に夜戦!という声と、夜な夜なウロウロする〝提督”さんがって苦情

    が来ています」

 

   「それは多分、川内さんの日常だね~、夜な夜なウロウロしているのは食堂だし」

 

 勢いよく執務室の扉が開き、二つの艦影が飛び込む

 

 雷 「〝提督”さん!夜な夜なウロウロして、食堂の盛り塩をペロペロしているって本当!?」

 

 電 「なのです!」

 

   「毎日美味しいものを作って貰っているから、感謝のペロペロしているんだよ?ウロウロし

    てないよ?」

 

 開けた扉から、更に艦影が入って来る

 

夕張 「〝提督”さん!幾ら那珂ちゃんの名誉ファンクラブ会員№000000だからって、巡業先で

    観客席の後ろでウロウロするのは、正しい推し活とは言えませんよ?」

 

   「会員№000003の方に言われたくないです!…それに巡業先じゃなくて漁港の警備でしょ

    !?それにウロウロしてません!」

 

 三度、開かれた扉から、巨大なリベット鋲締め機を持った艦影が入って来る

 

明石 「…〝提督”さん……真っ昼間から入渠施設付近をウロウロしているようですが…返答次第

    では防波堤の灯台に埋め込みますよ?」

 

   「誰も入っていない入渠施設の壁越しでニヤニヤニタニタしてただけだよ?ウロウロしてな

    いよ(泣)」

 

叢雲 「……アンタ達、これからこのバカタレを折檻するから、その問題一時私に預けてくれない

    かしら?」

 

一同 「「「よろしくお願いします!!」」」(ナノデス!)

 

   「た、助けて(泣)」(ズルズル…)

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

叢雲 「で、なんでウロウロしてたの?」

 

   「……色々と厄介な事がありまして、どうにかならないかとウロウロと(泣)」

 

叢雲 「…厄介な事?……アンタひょっとしてまだ〝千堂”って方に連絡していないの?」

 

   「いやいや、アイツは本当にヤバいの(泣)」

 

大淀 「今の鹿屋海軍航空基地司令さんですよね?非常に優秀な方らしくて、着任して半年で

    連合艦隊と機動艦隊を有し、水雷戦隊も充実、南西諸島解放に最も近い方ですよね……」

 

叢雲 「そんな方が味方になってくれるかも知れないのに、何で連絡しないのよ!」

 

   「……帝国海軍兵学校時代、何でか知らないが滅茶苦茶絡まれててね(泣)……そんなある日

    特別兵棋演習がありまして……」

 

大淀 「特別兵棋演習?……確か様々な初期戦力を書いて引札に入れて引き、それで兵棋演習する

    のではありませんか?」

 

   「そうそれ、一種のお遊びのやつね…その時の相手が〝千堂“だったんだけれど…アイツ曰

    く、勝ち逃げしやがって!と言われまして(泣)正確に言うと、自分は負けたのに〝千堂“だ

    けが勝ちを認めてないんだよ(泣)」

 

叢雲 「?引札次第で有利不利が出るだろうし、そういう事もあるんじゃない?」

 

   「……あっちは戦艦、空母とかあからさまに戦力過多、こっちは駆逐艦1だったんだよ

    ね……誰だよ駆逐艦1って書いた奴(泣)」

 

叢雲 「そんな戦力差で、アンタ良く勝てたわね……でもそれでどうやったら恨まれるのよ?」

 

   「単純に逃げたよ?逃げて逃げて……海図5枚分逃げたら、同期の奴らに怒られた(泣)

    結局時間切れの反則負け(泣)」

    

叢雲 「アンタ…それは怒るわね……確かに私だったら地の果てまで追いかけるわ…」

 

   「その日以降、更に絡まれてね…お陰で日課の銀蠅はおろか、脱柵して夜の街に行きづらく

    なった(泣)」

 

叢雲 「結局のところアンタが嫌なだけでしょ!良いから連絡しなさい…今すぐに!」

 

   「はい…散々考えたけれど、結局アイツに連絡しないと始まらないか(泣)」

 

大淀 「では、先にアポイントメント取りますか?」

 

   「お願いいたします!少しでも穏便になるようにして下さい(泣)」

 

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

叢雲 「……大淀も大変ね……逃げ回っている誰かさんの替わりに対外的な事して」

 

   「本来なら、そうゆうのは秘書艦娘のお仕事じゃないかな……」

 

 大淀さんにアポを取りに行って貰っている間、先ほどの⦅各所でウロウロしてた罪⦆の始末書を

 書いていく

 

叢雲 「私がやったら相手に喧嘩売るだけよ?それに私はアンタの艦隊の旗艦なのよ?」

 

   「適材適所でした(泣)…このまま大淀さんとあちらの秘書艦娘さんで上手く纏まってくれれ

    ば……何とかならないかな?」

 

叢雲 「なるわけ無いでしょ!アンタは〝提督“なんだから、しっかりしなさいよ…まったく」

 

   「はい…(泣)……大淀さんちょっと遅いね~」

 

 丁度、四枚の始末書を書き終えた時に、困惑顔の大淀さんが帰ってきた

 

   「おかえりなさい、丁度今書き終わった所ですが、何かありましたか?」

 

大淀 「……一応鹿屋基地秘書艦の五月雨さんと、途中から千堂司令さんも来られてお話しさ

    せて頂きましたが…」

 

叢雲 「?一応事情も話したのでしょ?」

 

大淀 「それが……〝提督“さんのお名前を出した途端に席を外されまして…五月雨さんには伝え

    られましたが、千堂さんから来たのがこれでして……」

 

 と、電文を渡される

 

   「……嫌な予感しかしない(泣)」

 

  内容は……

 

  ⦅そこに居たか!今度は逃がさない!!⦆

 

  覗き込む叢雲が呆れ声で、

 

叢雲 「……問答無用でこれは…アンタ特別兵棋演習の件以外になんかしたの?」

 

   「本当にしていない(泣)……しかし、大淀さんと向こうの秘書艦さんの説明でこれだと、

    より厄介になるな……」

 

大淀 「ここに来ると…言う事ですか?」

 

   「来ますが、恐らく全勢力で来ますね……大本営が決定しそうになっている作戦に抗議する

    為に……ついでに自分を潰す為に(泣)」

 

叢雲 「表だって大本営に抗議って……気持ちは解るけど、そんな事したら大事になるじゃない」

 

    「それがな…アイツ大本営の上の統制権を持つ〝三権”に強い影響を持つやつでね……

     それに恐らく横須賀鎮守府から海堡辺りに陣取るつもりだろうな(泣)……特別兵棋演習

     の時にそこから逃げたから(泣)」

 

叢雲 「アンタは次から次へとまったく…そんな人にやっぱり変な事したんじゃないの?」

 

   「してません(泣)」

 

大淀 「本当に来られるとなりますと……〝提督“さんはどうされますか?」

 

   「……一応富士校長に言いますが…恐らく自分が何とかする羽目になるかと(泣)……どう

    せ(泣)」

 

叢雲 「大淀の話だと連合艦隊と機動艦隊、水雷戦隊も充実していたわよね?」

 

大淀 「そうですね、独自で南西諸島解放に向けて準備されていたらしく、戦艦と重巡を中心と

    した連合艦隊、正規空母を中心をした機動艦隊、雷撃打撃を重視した水雷戦隊、そして

    潜水艦部隊と…五月雨さんがおっしゃってました」

 

   「やる気満々だなぁ(泣)……富士校長に相談します……(泣)」

 

叢雲 「今度はサッサとやりなさいよ?ほっとくと碌な目に合わないんだから」

 

   「はい…(泣)」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 鹿屋海軍航空基地司令は非常にプンスカしてた

 

千堂 「と、言う訳で大本営内の〝皇国陸海軍”に断固抗議に行くわよ!!」

 

 力強く宣言し、勢いよく拳を机に叩き付け……跳ね返される

 

千堂 「……痛い(グスン)」

 

長門 「司令…お怒りは尤もですが、やはりやり過ぎでは?」

 

五月雨「そうですよ千堂司令さん……しかも大淀さんのお話しも途中で辞めてしまいますし……」

 

千堂 「大淀さんには悪い事したけれど、あいつからだから、話すだけダメ!」

 

 頭の上に腕で大きな✖を出す

 

陸奥 「千堂司令さん、落ち着いて理由をお聞きしても良いかしら?」

 

北上 「お、司令さんの過去話し?興味あるねぇ~」

 

千堂 「あいつ……一(にのまえ)って男はね……バカでいい加減でサボり過ぎて、帝国海軍兵学校

    開校以来のぶっちぎりの最低成績記録をして、落第&原隊復帰寸前に私に兵棋演習に勝ち

    逃げするヤツなのよ!多分、富士校長先生辺りに、同じ同期の私を、今回の事を止める様

    に説得するつもりなのよ!どうせその事も〝皇国陸海軍”にも言っているに決まっている

    わ……間違いなくね!」

 

 一気に言い切り、五月雨が出したお茶も一気に飲みきる

 

長門 「だからといって、やはり我々全員で抗議に行くのは、やり過ぎだと思うが……」

 

千堂 「大丈夫よ、あいつの〝鎮守府”に演習に行くって名目で…そのまま皇都湾封鎖しちゃう

    えば…ついでにあいつのところを根城にすれば良いわ」

 

赤城 「千堂司令、準備していた南西諸島解放作戦を早めても良いのでは?」

 

加賀 「……私達が先手を打って大本営のそのものの作戦を潰す……ありかと思います」

 

千堂 「私もそれを考えたけれど、やっぱり補給と橋頭堡作りを考えると、単独は厳しいわ…攻め

    て勝つだけじゃダメだから、その為にも大本営に見せつける必要があるわ」

 

長門 「…………」

 

千堂 「正直言ってこれは私のワガママだけど、結果的にはこの国は勿論、艦娘達の為でもあるか

    ら協力して欲しい」

 

長門 「解った、千堂司令は色々な事情があった我々を助けてくれ、征く先を決めてくれた、その

    司令から協力してくれと言われたら後はやるだけだ」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

富士 『ふむ、なるほどな、だがあれから何日たったと思うのだ?』

 

   『はい…』

 

富士 『でだ、それについての対応策を当然持ち合わせているな?言ってみろ』

 

   『一応何個か有りますが……あの…怒らないのですか?」

 

富士 『貴様は追い詰めれば追い詰める程能力を発揮しやすいタイプだからな、貴様が最後に

    考えた、作戦だけ述べよ、それ以外は聞かん』

 

   『(泣)……自分の性格込みか……(泣)』

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

伊33 「今日の盗聴報告書です、今日も内容はたわいない会話でしたね…長電話してましたが」

 

 夕張特製《第三者には普通の会話に聴こえる君》を通した通話分を渡す

 

百月 「……解せぬな……鹿屋のお嬢ちゃんとの無線後に、富士の所とも会話してこの内容か?

    天気がどうこう、風がどうこうと……ちゃんと聴いておったのか?」

 

伊33 「そんな事言われましても、私以外にも諜報部員さん達数名で聴いていましたが、同じ内容

    でしたし、何ヵ所も受信していますので、途切れてもツギハギしてそれも確認してます」

 

百月 「……なら、何らかの方法で如何にかしておるな……技術部に伝えて解読方法か対策をしろ

    と伝えろ」

 

伊33 「了解しました……終わりの無い残業可哀想に……」

 

百月 「……お前はこれから皇都湾の真ん中で、何かあるまで情報収集してろ」

 

伊33 「いつまでですか?折角のお休みなので」

 

百月 「恐らく十日程だ、それまで皇都湾内の全ての会話を記録せよ……鯨でもな」

 

伊33 「……オリョクルよりキツイです……何も無ければ地獄だな……」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

   「明石さん、入渠施設でウロウロしてた始末書です!」

 

明石 「……〝提督”さん、年頃の艦娘や妖精さん達が居るんですから、あまり教育に悪い事しな

    いで下さいよ?そうじゃないと、頭の中と性格を修理しますからね?」

 

   「怖い(泣)なるべく気を付けます(泣)」

 

夕張 「……また凄い内容で怒られていますね…」

 

   「まあね……はい、夕張さんにも始末書です」

 

夕張 「はいはい……なんだ、推し活じゃないのか……」

 

明石 「…夕張、あなたも最近、兵装実験って言って色々と資材使い過ぎよ?那珂ちゃんの

    サイン入り12cm単装砲なんて使うの?」

 

夕張 「あの子達は役に立っているもん!しかも明石にも使えるように今は研究中なのよ?」

 

明石 「私は工作艦なの!…私まで前線に出たらもう色々と終わりじゃないの…」

 

   「………ちょっとそのお話し詳しく聞かせてくださいです!」

 




八島帝国海軍方面隊司令官=まだ未登場ですが、オリジナル設定&艦娘ですm(_ _)m

皇国内の四大鎮守府とニ大警備府は三笠達オリジナル艦娘達で纏めて〝帝国海軍“所属となっています
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