水平行の別世界   作:??????

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引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m

朝日帝国海軍技術機関長(大将)…既に実装されていますが、ここではオリジナル設定&艦娘でお願いいたしますm(_ _)m


第四章
半舷上陸の物憂い


   「遥々来ました呉軍港!さて、早速山の幸を「邪魔よ!」」(アピョッ!?)

 

 久々に上陸し、背伸びした瞬間後ろから蹴られる(泣)

 

叢雲 「早めに着いたから、特別に軍港使用許可をもらっているから、急いで荷捌きするわよ!」

  (カオカラツッコンダ!シカモオデコニイシ?!イタタタタ)

 

 雷 「何からやっていくの?」(ナノデス!)

 

叢雲 「⦅ドラム缶圧縮艀運べる君⦆の点検と改修もあるから一回全部揚陸させるわ」

  (ゴロゴロゴロ…ン?!…カオデナニカノフン、フンダァー!!)

 

夕張 「艤装展開したまま、二人一組になって、手渡しで⦅ドラム缶圧縮艀運べる君⦆を揚陸させ

    るね」

 

叢雲 「時雨と夕立は、送り狼の確認後、暫く呉軍港の警備もするから、哨戒の確認もしてきて」

  (ク、クサイ!!アアアァァァァアアア!ゴロゴロゴロ……)

 

大淀 「解かった、行って来る」

 

叢雲 「川内達夜勤組は先に借りた兵舎に行って、しっかり休んで夜に備えてね」

  (ゴロゴロゴロ……ボッチャーン!!)

 

那珂 「那珂ちゃん、休憩に入りま~す!」

 

叢雲 「後は⦅ドラム缶圧縮艀運べる君⦆を一つずつ順番に曳航していくわよ!」

  (ブクブクブク……?…サ、サメ?!コレツンダ?)

 

明石 「叢雲、私は朝日師匠…朝日技長の所に挨拶行くから〝提督”さん連れていくわね」

 

叢雲 「頼むわ……あら?アイツは?」

 

吊下れ「コナイデ…ッテ…イッテル…ノ……カエレ……ッ!……あれ?」

 

 明石さんの起重機に吊り上げられ、間一髪の所を救助される

 

叢雲 「………アンタ…少し目を離した隙に、何で海に落ちてピンチになっているのよ…」

 

吊下れ「……解りません(泣)」(ブランッ…)

 

明石 「何か変なスイッチが入ったんじゃないのかな…とにかく連れていきますね」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

宙吊り「…明石さん、あの~……そろそろ降ろして貰っても、よろしいでしょうか?」

 

 流石に宙吊りにされ、水を滴り落としながら、軍港内を練り歩かされると……新しい快感に目覚

 めそうになる

 

明石 「まだ服が乾いていませんし、朝日師匠に興味を持ってくれると思いますよ」

 

宙吊り「そんな性癖な方なの?朝日大将って?」

 

 周りの視線が、濡れた将官服みたく生温かく感じ始める

 

明石 「性癖って……何と言うか師匠自身もそうですが、変な発想や奇抜な人を好むのですよ」

 

宙吊り「夕張さんのが良かったんじゃないかな?自分は至って真面目だし…だからそろそろ降ろし

    て(泣)」

 

明石 「夕張より〝提督”さんのが変態具合は上ですから…それに〝提督”さんは初対面や変な所で

    上手く隠せますしね…師匠相手だと悪印象になり兼ねないので、今の状態のが良いと思い

    ますよ?」

 

宙吊り「……いやだ(泣)目上の方に恥辱の姿を晒して、快感を得ちゃう様なちょぴり興味を持って

    いる自分に…新しい性癖を付け足すのは嫌だ!!」(ジタバタッ!!)

 

明石 「クレーンで暴れたら危ないですよ?……あっ!そこはもっと危ないです!」

 

宙吊り「降ろして!(ガンッ!)びでぶ!!…………」(ブラーン……)

 

明石 「……静かになって丁度いいか………」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

伊33 「〝提督”さんが呉に入港し、朝日大将と会見するみたいです、それと〝皇国海軍”の

    〝天号作戦”は準備が整い〝馬関要塞”にて関係者を呼んで正式に発令、作戦開始する

     らしいですが…」

 

百月 「呉の件は解かった…が…他に何かあるのか?」

 

伊33 「〝天号作戦”に関しては、百月大将にも後から正式な書類が来ると思いますが……少し

    気になって宇須々木基地の最近の戦闘詳報を盗んで来ました」

 

百月 「……せめて借りて来たと言え……成程な…」

 

伊33 「ちょっと色々と危険が危ないと思いますけど…どうしますか?」

 

  戦闘詳報を読み、いつものように即答せず

 

百月 「…………少し待て」

 

 海図と地図を広げ、暫し長考する

 

伊33 「珍しいですね……お茶を用意しましょうか?」

 

百月 「……いらん…貴様の事だから溢されたら堪らん…それより古地図を持って来い」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

?? 「そ~な~ん~だ~、そ~れ~か~ら~、な~に~が~あ~っ~た~の~か~な~?」

 

 やたらと間延びした、それでいて何度も刻み込んで来る様な声で意識がどんどん覚醒してくる

 

宙吊り「……おはようございます…明石さん、この物凄い美人さんはどなたかな?」

 

 作業場の端にある簡素な応接間に明石さんの反対側に座っている艦娘が目に入る

 

?? 「び~じ~ん~さ~ん~だ~っ~て~、そ~れ~ほ~ど~で~も~///」

 

明石 「この方は帝国海軍技術機関長の朝日大将です」

 

宙吊り「失礼いたしました!〝一(にのまえ)帝国海軍准将”であります」( ̄ー ̄)ゞ

 

朝日 「う~ふ~ふ~、つ~る~さ~れ~な~が~ら~し~っ~か~り~し~て~る~ね~」

 

宙吊り「あ~り~が~…とうございます…とても優雅にお話しされますね……」

 

明石 「朝日師匠、話しの速度が合わないので筆談でお願いします」

 

 と、明石さんが新聞の半分位の黒板を手渡す

 

朝日 〖ごめんなさいね?ちょっと昔に、ある事が原因で色々と不具合が起きてね?〗(0.13秒)

 

 黒板に文字と、何故か朝日大将の自画像が色が付いて滑らかに動いている……だと?

 

明石 「目の残像ですね…よく見る教科書の角に書くパラパラ漫画と一緒ですよ」

 

宙吊り「いやいや…その理屈は解るけど、人間はおろか艦娘が出来る速さじゃないよ?!」

 

朝日 〖明石ちゃん、説明は任せた!(╹꒳╹)b⌒★〗(0.017秒)

 

明石 「…解かりました……朝日師匠の不具合は工作艦特有の〝時間操作”から来ています」

 

宙吊り「〝時間操作”って…それこそ物理的に無理な話しじゃないの?」

 

明石 「はい…ですが、工作艦が修理する際に、兵装と艤装と艦娘の相容れない部分と妖精さん達

    の技術を調整する時に発動するのです……」

   

   「例えが難しいのですが、傷口に瘡蓋ができる途中で時間を止めて、くっつきかけている

    血小板と金属繊維を交換して、瘡蓋を作る感じですかね…厳密に言うと少し違いますが」

 

   「朝日師匠はそれが暴走してまして、各神経や艤装の連結等への思考や反射等伝わる時間が

    制御出来ていない状態なのです……ひょっとしたらこの話しも朝日師匠には何回目か解ら

    ない位の〝時間進行”と〝時間後退”を繰り返していますので」

 

宙吊り「いやいや…実際にその通りだと、一石先生もビックリして論文書き直すレベルだよ?!」

 

朝日 〖あの先生なら多分笑って許してくれそうだけどね~〗

 

 黒板に初老の男性があっかんべぇ~っと動いている

 

朝日 〖大体は明石ちゃんの説明通りかな~(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ…あれ?どうしたのかな?なんか

    空中で固まっているよ?〗(0.41秒)

 

明石 「あの一見、清潔感のある真面目な思案顔は…叢雲に殴られる寸前と同じ……ぅ、今は、私

    がやるしかないか……」

 

宙吊り「……成程…艦娘本人も明石さんの艦艇修理施設で治るのはそういう訳だったのか……と、

    言う事は入渠や高速修復剤も似た様な効力がある事を考えると、工作艦娘に近い何かが

    あると言う事になるはず…」

 

朝日 〖どうなるのかな?(((o(*゚∀゚*)o)))ワクワク〗(0.038秒)

 

宙吊り「つまり、艦娘にもっとも浸透や消化し易い同じモノ…それは明石さん達の体液!若しくは

    同好の士である我々の飲み物!血液とか涙とか唾液とか排…たわばっ!!」

 

 いつものお馴染みの衝撃より少し弱めだが、見事に吹っ飛び起重機に引っ張られ地面に落ちる

 

明石 「工作艦の時間操作から、どんな発想したら個人的な性癖に至るんですか?!」

 

   「だって何となくそんな考えに…ハッ!ま、まさか母乳?!いつの間に!お父さん許しませ

    んよ!?」

 

明石 「ヒャッハー!!汚物は消毒ダぁー!!!」(高速建造材)×4

 

   「ゴメン悪かった(泣)自分の理論だと高速建造材(バーナー)の焔の説明が出来ない!!」

 

朝日 〖人間さんにしては良い所をついていたわ…良いわ、手伝ってあげる〗(0.39秒)

 

 持っていた黒板が落下し、床に落ちる前に拾って座っている

 

朝日 〖艦隊の艦娘と兵装、装備品を見てきたわ…さて、座って技術的なお話しをしましょうか?

    ……〝一提督”さん(╹◡╹)〗(1.10秒)

 

明石 「(バーナーシマウ)……〝提督”さん、朝日師匠に気に入って貰ったみたいですね」

 

   「(オソルオソル)なら、良かったのかな?…………ん?耳鳴り?」

 

 

朝日(超高速言語)「面白い発想する方は好きよ?」

 

明石(超高速言語)「でしたね…だけどかなり頭がずれているんですよね…」

 

朝日(超高速言語)「そこが良いのよ?それに人間の〝提督”で、あの発想はとてもオモシロイ」

 

明石(超高速言語)「……朝日師匠…程々でお願いしますよ……」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

百月 「……纏まった…済まんが熱いお茶を頼む」

 

伊33 「先程から用意して持っていました!」つ旦

 

百月 「…まぁ良い……」

 

伊33 「しかし…本当に長考しましたね……古地図と海図重ねて窓に貼った時、真剣に衛生兵

    を呼ぼうかどうか考えて、待機させちゃいましたよ」

 

百月 「衛生兵は帰らせろ……それと、これを儂が〝馬関要塞”から帰って来るまでに参謀達と

    協議して纏めておけ」

 

伊33 「はい、解かりました……今回私は、お留守番ですか?」

 

百月 「参謀達に〝あちらの世界”を伝えてやれ、それ抜きでは恐らくは纏まらん」

 

伊33 「解かりました、特産品のお土産を楽しみに纏めておきます」

 

百月 「……解かった…丁度、自然界の毒は艦娘に効くかどうか知りたかったからな」

 

伊33 「ふぐ毒は怖いので、大人しく纏めておきます…」

 

百月 「それと宇須々木基地の戦闘詳報の件は、ほっといて良い…寧ろそれも利用しろ」

 

 

           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

   「たらいま~…もう全部揚陸終わってる…」

 

叢雲 「あら、お帰り…今荷物入れ替えしながら⦅ドラム缶圧縮艀運べる君⦆の更なる改修をして

    いる所よ」

 

   「仕事早いな……頼まれている警備の方は?」

 

叢雲 「今は交代して綾波がやっているわ、二人一組を基本にするけど、私と初霜と綾波はどこで

    も交代して、穴埋めする様にしてあるし、那智達が指揮ってくれてるわ」

 

   「流石っす…そう言えばニムちゃんは?正式に、この艦隊に配属になるのだけど…」

 

叢雲 「あの娘は精密船体検査に行かせたわ、明石に見て貰ったけれど、長い間彷徨ってたみたい

    だから一応ね?」

 

明石 「その方が良いわね…海上だと、どうしても精度がずれるから…」

 

叢雲 「こっちはこんな感じね…で、そっちは?」

 

   「全員の艤装の改装と兵装類の改修や総点検を出来るだけやるのと、速度と馬力を上げる足

    周りの試製艤装の試験だね」

 

明石 「資源は、試製艤装の試験運用の戦闘詳報との交換で、朝日師匠が出してくれるそうよ」

 

叢雲 「それは大淀が喜ぶわね…未だに賞味期限ギリギリの戦闘糧食を食べながら、夜な夜な帳簿

    とにらめっこしているから」

 

   「しっかり良い物を食べて下さい(泣)……大体そんな所かな?…10日後に〝馬関要塞”に

    て、関係者を集めて正式に〝天号作戦”が発令するらしいから、少なくても二週間は準備

    が出来るね~」

 

叢雲 「…二週間後ね……同時に〝転号作戦”もだったわね…解かったわ、全員に伝えておくわ」

 

 そう言って作業している艦隊の仲間達の所に向かっていく

 

明石 「……〝一提督”…あの事は伝えないのですか?」

 

   「叢雲を中心に機能しているし、サポートも大淀さんを始めそれぞれ上手く分散されている

    ので…自分が居なくても〝転号作戦”は遂行出来るからね~」

 

明石 「一応叢雲にだけでも伝えておいた方が良いんじゃないかな…既に朝日師匠に艦隊を預けて

    いる事を」

 

   「………〝転号作戦”への一応の保険なので…まぁ〝馬関要塞”に行く前に伝えますよ~…

    何も無ければ…相変わらず嫌な予感しかしませんけど(泣)」

 




馬関要塞=明治期に作られた下関要塞を統合整理し、東西にある二本の関門トンネルの間に無数の
     坑道などを繋げて作られた要塞
     海上では深海棲艦が出没する可能性があるので、橋や渡し船等は難しく、本州と九州を
     結ぶ重要な生命線にもなっている

一石先生=ドイツ語に変換してもらえれば…〝こちらの世界“では〝あちらの世界“と似た様な歴史
     や科学技術等、歩んではいますが、深海棲艦や妖精さん達の存在で捻じれてます

以上、当然オリジナル設定ですm(_ _)m
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