『生』永遠を紡ぐジンチョウゲ 作:ある日そこに居たであろうクマさん
長い前書きの前に注意事項、今回からこの作品でも原作キャラとオリキャラ、両方に作者が考えたオリ技などが出ます。ご了承の上、お読みください。尚、我が作品内でシンフォギアの曲などは『基本』使われません。こちらもご了承下さい
ps.投稿遅れすぎてマジですみません。
本当に申し訳ありませんでした。
それでは前書きと本編どうぞ。
転生者...
それは、本来ならその世界には存在し得ぬ
たとえその世界に存在しても本来の歴史では絶対的に有り得る事は無い...
否ッ
だが、転生者達にもそれぞれ様々な
特に挙げられるのは転生の方法。
一つは上位界転生と呼ばれるもの。これは世に言う神様転生と呼ばれる者などが該当する。
二つ
これは自身、または自身の世界と他の異世界や並行世界などが何らかの理由で繋がりを持つが故に転生、もしくは異世界への移動を許してしまう場合である。
その他にも様々な要因で転生、転移などを行う(行わされる)場合があるが実はその中でも特に珍しい事例が存在する。
それこそが...
それは最早、数えきれない程の様々な世界に特定条件が重なった場合のみ出現する。
そしてその者達の特徴とは...
自身の力のみで...
異世界、並行世界、全てを含む...
推定、一億以上の世界を破壊し有る力を持つ事...
そしてその存在の一つから生まれた存在。
それが...
「我々...
故に...
「その我々と縁のある
その脅威は計り知れない..
幻霊獄島〜
「本来なら使う気は無かったんだかな...」
「一体、何を...」
その中の山岳地帯にて、シンフォギア奏者の一人である立花響と奈落からの刺客である『灯』は向き合っていた。
海上での響の捨て身の攻撃。それにより島内の岩壁に体を激突させられた灯。だが、その体には一切の傷が見られない。それは肉体の強固さ故か、それとも...
(本当に師匠の言った通り不死身なのか、何か別の力があるのか...それにあのバイザーみたいな物、アレも気になる)
響はその肉体の秘密。そして、更には奏であろう存在である灯が取り出した物。それを見て更なる疑問を抱くもその答えに近づく前に灯側からその答えが出された。
「...これが何か気になるか.....先程の問い、答えよう」
「ッ!」
そして彼女は自身の額の前にそのバイザーを翳し、宣言する。自身の新たな力。新たな心の形を...
「これが私が『私』になったが故の力!...
人としての道。その断崖を...その障壁を越えるが為の...
「我が祈りは...頂が為の道へ.....」
「反転しろッ!!」
「これはッ!?」
灯の言葉と意思に反応するかの如く、謎の機械音と共にその足元から強大な影と人型のナニカが姿を表し、そのまま彼女の姿を呑み込んでいく。そして数秒の時を待ち呑み込まれた彼女はそれまでとは全く別の...変わり果てた姿で響の前に現れた。
その全身を黒と紫を基調とした鎧に身を包み、元々の髪の色を先端に紫のメッシュが入った様な白髪へと変え、その全身から禍々しい黒い瘴気を漂わせた灯。
これこそが彼女が『灯』になった事を示す姿。
その名は...
「その...姿は.....!?」
「そうだ。これが私が新しく...人類を、お前達を否定し!更に『あの方』の為にその頂へと近づいた姿!.....いや、近づくが為の姿と言うべきか」
(明らかにシンフォギアやファウストローブ、それにメックヴァラヌスやエレクライトとも違うッ!それに.....)
「これが私の新たなる力、
「クリフ...ライド?」
彼女が手にした新たな力。黒堕奏姫。ロン達の誕生において使われた複数の人格モデルやオリジナルのロンの人格など、それらの発想を元にこことは違う世界のロン。『最知』のロンが作った異端技術の一つであり、正しく外法とも呼べる技術である。
何せ、その効果が故に彼女は...
「さあ、始めようかッ!!」
「ッ!ガアァァァッッ!?」
響がその姿を見失った時には灯は自身の背後に移動しており、響の背中を強烈な膝蹴りを叩き込み、その位置から百メートルは離れた森の中へとその体を吹き飛ばすに至る!
「ハハハハッッ!!...ああ、マズイな。あまりの事に
「だが、アレも良くやる。私の姿が消えた途端に本能的に肉体が脱力を選び、更には蹴りを叩き込む直前には身体が前へと出ていた」
だが、それだけでは終わらない。
彼女は油断なく、自身の任務を遂行する為に自身の手に
「ぐあっ...はあぁ、アレは...い「遅いなッ!」がっあ、アァァァァッッッ!?!?」
「悪いがお前にチャンスは与えんッ!」
百メートル以上離れた森の中、響が飛ばされたその場所まで灯は瞬時に現れ、倒れ込んだ体勢から起きあがろうとした彼女の首目掛けて回し蹴りを放ち響が声を上げる前にそのコンマ数秒という間にその頭上から腹部目掛けてのブレードによる刺突。これにより流石の響も戦闘不能かと思われたが...
「ぐっオォォォォッッ!!!」
「!まだ意識があるのか!」
それは流石というべきか、彼女もこの世界や並行世界。様々な場所で様々な戦闘を行ってきて、その度に進化を遂げてきただけあって経験でいえば中々のもので、ブレードが刺さる前に自身の腹筋でその刃を止めていたのであった。
そして...
「フゥ〜」
「っ貴様ッ!」
「我流...!」
次は彼女の反撃ッ!!
薄れゆく意識の中、消えゆくそれを仲間と大切な人の為の思いで強制的に呼び覚まし、自身の片手を跨る彼女の胴に当て更に自身の足裏を地面に付かせ、そこから大地へとその脚を踏み込みねじ込ませる!
そしてトドメに胴へと当てられた手に横からもう片方の手を添え、力を最初の腕へと...右腕へと集中させていく。
今そこに、響く音がなくとも無くとも...
『世』ある限り、自身が有限である限り...
大切な人達がいる限り...
胸の歌は...自身の『心』に...
「響かせられるッッ!!!」
「ガアァァァァッッッッーーーー!?」
(コイツッ!まだこんな力をッ!?)
現時点で出せる全ての力。それらを以て『今の立花響』が出来る
故にこそ、今の響に出来るのは...
「た、しょう... ダメ...は」
相手がどれだけ硬いか、それはそれまで攻撃出来ていなかった分ハッキリとは分からない。だが、相手がいくら堅くとも、いくら強くとも、皆が脱出、もしくは助けに来るまでの多少の時間稼ぎになるのなら...
その思いが編み出したのが我流 激嵐砲拳。中国拳法の寸勁 更には空手のさんちんとボクシングにおけるフックとコークスクリューブロー。二つの回転を取り入れた技。最初はそっと相手の体の直前に手を添え、構えは空手のそれに寄せる。大地を踏み込んだのは強制的にさんちんと同じ型を取るが為。更に脚を出来るだけ大地にめり込ませる事によってより良いバランスを保ち、技による自信への衝撃の軽減を可能とする。そして構えた手に対してもう一方の手で震えを抑え、より狙いを定かとする。更には寸勁の至近距離からの打撃の威力の効率化、ボクシングのフックの体の回転とコークスクリューブローの腕の回転。さんちんの体勢の脚を奮い立たせそのまま一瞬だけ力を込め、更に自身の背中から右肩に至るまでを極数センチまでの範囲で0.3秒のみ回転させ、そのごく僅かの時間から生み出された回転のエネルギーを腕へと移動、その運動エネルギーが消える前に添えられた本命の右腕を回転はさせず、そのまま突き出す様な形で押し出す!その後、押し出した直後...次はその0.1秒後という絶妙なタイミングで腕を回転させる。そうする事で
技は完成する!!
シンフォギアという異端の技術。
立場響という
紡いできた今までが作ったのがこの技...
激嵐砲拳という相手の神経全てを狂わせる技。平衡感覚や時間感覚。その他の全てを...その理解を
そして仲間を守るが為の...信ずるが為の技である。
この技がこの先何を齎すのか...それは...
「...チッやってくれたな!まさかここまで吹き飛ばされるとは...」
絶望なのか...
それとも...
「おーい!ここに誰かいるよ☆」
「ほう...先程の技はこの者が...」
「どうすんの?この人」
「...いい見た目をしていますね」
「.....
「「「「えっ?」」」」
希望なのか...?