『死』辺獄のスノードロップ 作:ある日そこに居たであろうクマさん
アハ...
どうも、みんな!こんにちは!
ボクが誰かはまだ言えない!
でもね...
覚えておいてほしいの!
もし、貴女が女性だったら...
ロン・ゾルディックとモラウ達が戦闘を行い、更にそこに謎の人物が乱入する数日前...
ロンがハンター試験会場に到着する少し前...
とある『街』では...
「おい、ここが報告にあった街か?」
「その通りだ。だが、それにしては妙に...」
そこに居たのは二人のハンター。
一人はメメリ・モリリ 幻獣ハンターであり一つ星のハンター。
一人はグラン・ガライカ 遺跡ハンターであり一つ星のハンター。
二人ともが高い実力を有しており、どちらもがそれぞれの分野で優秀な成績を収めている物達。
だが、今回は...
「ひでぇな。こりゃあ...」
二人の内メメリが街であったであろう場所を見て呟く。
そこには...
「とんでもねえ血の量だ。賞金首どもが集まる街とは思えねえ」
「ああ。賞金首達の中には様々なタイプがいるがこんな街中に血の跡を残す様な事をする奴も滅多に居ない。
賞金首の街。そう言われる程に野蛮な連中の無法地帯。いや、一種の国の様な形となっていた街。
名を『デッドバウンティ』 その名は裏社会から表社会に至るまで、あの流星街と並ぶほど有名な街だった。
それが今や...
だが、それを見ても二人は進んで行く...
たとえ...
「どうする?応援でも呼ぶか?」
「悪いがそのつもりは無い。ここからは俺達の仕事だ。もし無理ならお前は帰れ...メメリ」
「ハッハッハ!冗談だろう!何があろうと俺達は一緒だ!小せえ時からダチだろうが!逃げやしねえよ!」
「フッ...そうか、なら行くぞッ!」
この先に...
どんな地獄があったとしても...
アアアアアアアッッッッ!!!!!
そしてそれから数分後〜
二人がたどり着いたのは...
「これは...劇場、舞台か?一番血が溢れてぞッ!」
街の中でも一際大きい木製の建物。
どうやら舞台の様だが、この建物の入り口付近から今尚血の様なものが溢れ出していた。
故に...
「...入ってみるか。メメリ、お前の能力で中を探ってくれ。幸いにも
「おっおう!じゃあ...
生命の道標。それこそがメメリの能力。彼の能力は森や木に因んだものであり、生命の道標は自身がその場から動けなくなる代わりに近くの木や木製のものに触れる事でその触った木材などの半径50メートルで起こった事象を記録として見る事が出来る。
が...
「なんだ...こりゃあッ!?」
「どうしたッ!」
「分かんねえ...だが、すまねえ。これは
何も見えない...
否...
そこに映るのは
メメリがあまりの慌てようでその場から手を離し、そして更にそこから血相を変え、自身に話しかけてくる姿を見てグランは彼が見た光景がそれほどにまずいものだと察し、彼に告げる。
「メメリ...よく聞け。今から私はこの中に入る。お前はこの状況とお前が見たものを協会に報告しに行け」
「そんなっ待て!アレはダメだ!グランっ殺されるちまうぞ!」
「お前が何を見たのかは分からん...だが、お前程の男がそれを目の当たりにした時点でその様な事態になるのだ。相当危険なのだろう。故に...私が行くのだッ!」
「グランッ!グランッッ!!クソッあっ足がっ...動かねえ!」
グラン・ガライカ。彼は進む。
大切な友を残し、その分かれ道の先へと...
メメリ・モリリ。彼は止まる。
大切な友に置かれ...地獄の扉の前で...
「おじさん...」
「へっ?」
「ア〜ソ〜ボ〜」
その心臓ごと...
そして...
「なんだ...これはッ!?」
そこに現れたのは...
人よ、脆弱なる貴方達よ お聴きなさい
我々は人に在らず、されど獣に在らず...
私達は神に在らず、されど
我々は
我々は仮面に在らず、されど幻影にも在らず。
我々は...
我々の名は...
「なんだ、この「こんにちは♪」なっ!?」
「ようこそ、
彼等彼女等が動き出す時...
白き花は赤き花へと転ずる
更に...
「久しぶりに
「シスイさん...おやつ頂戴」
「貴様ら、先ずは話を聞け...」
新たな影も...
「おい!フェイ!この先に例の街があんのか!」
「大丈夫、ワタシ誰かさんとは違うネ」
「ハァッ!?俺はただ街はまだかって聞いただけだろうがッ!?」
「おい!お前らッ少しは静かにしろよ!たくっ」
動き出すッッ!!!!!