『夜』幻想に泣くユウガオ   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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どうも、皆様ある日その日居たであろうクマです。

皆様、今週何度目が分からない事ですが...

本当にすいません!

予約投稿ほぼすべての投稿を完了した筈だったのですが、

今確認したら作者の手違いでこの作品だけ、予約投稿出来てませんでした!大変ご迷惑をおかけしました!

なので今から投稿を開始します!

皆様、本当に申し訳ございません!

それでは本編スタートですクマ!


第一夜 素敵な巫女と素敵な兎

 

 

幻想郷。

 

人と妖怪、それに神。様々な種族が住まう我々の世界とは違う世界。

 

正確にはとある結界により隔離された世界。

 

そしてそんな幻想郷には素敵な素敵な巫女と...

 

素敵な素敵な兎がおりました。

 

そんなお話...

 

 

 

 

 

 

 

という訳でも無く...

 

 

「何で、何でぇ...」

 

「ずずずずっ」

 

「ふぁ〜眠いよぉ」

 

そこは幻想郷にある古び...綺麗な神社、博麗神社。

 

そこに住まう博麗の巫女 博麗霊夢。彼女は今とてもしょうも...とんでもない悩みを抱えていた。それは...

 

「何で参拝客が来ないのよ!?」

 

その悩みとは参拝者の減少。と言っても元々そこまで参拝客が多い訳でも無いのだが...

 

彼女からすればそんな参拝客(金蔓)が居なくなるのはとても困る。そもそも自分は異変や戦闘などに関しては幸運があるのに金運に関してはそこまで高くないのだ。そして何より彼女は努力という言葉からは遠く離れた存在であり幼少期は賢者の八雲紫が修行をつけていたからともかくとしてそれ以外だと自己鍛錬などはあまりせず...ましてや勉強などもそこまで得意というわけでもなく。その上自分の神社の信仰している神がどういった神なのかも知らないというとんでもない事実もある。

 

だからこそ参拝客が減少するのは霊夢にとってとても困る事なのだが...

 

「そりゃあお前、お前が参拝客をただの金蔓程度にしか思ってないからだろう」

 

「霊夢ちゃんの顔って正直邪悪な時が多いしねえ」

 

霊夢の言い分に反論したのは幻想郷の魔法使い霧雨 魔理沙。

 

そしてもう一人は十年ほど前から博麗神社に居候している小鳥遊 ロン。又の名を『最夜』のロン。

 

だが彼女と彼の言い分は最もだった。

 

何故なら...

 

「はあ!?私の何処がそんな邪悪に見えるのよ!そもそもこっちはいつも妖怪退治やお祓いに、色々してるじゃないの。だからこそその分だけ参拝客はこの神社にお賽銭、生活費、食費、献上金とか諸々を払う必要があるじゃないのよ!」

 

参拝客が減っているのは...

 

「「そう言う所」」

 

「なっ何ですってーー!?」

 

霊夢の自業自得であった。

 

この女、信仰の為の参拝客では無く参拝客=金の為の信仰だと思って巫女をしているのである。

 

そしてそんな中神社の中でわちゃわちゃと話あっている3人だったのだが...

 

「ん〜」

 

「どうしたの?ロン」

 

「なんかあったのか?」

 

「いや〜別に〜ちょっとお散歩したくなっちゃって」

 

突然ロンが立ち上がり、ふらふらとその足で縁側を通り散歩に出掛けてしまった。だが彼女は分かっていた。長年彼と共にいる彼女は...

 

「ロンの奴偶に突然どっかに行っちまうよなぁ。そもそも私はあいつがどう言う奴なのかまるで知らねえし...霊夢はあいつの事何処まで...霊夢?」

 

そう、魔理沙は知らない。彼の本来の姿を...

 

その強さを(・・・・・)

 

だが、霊夢は知っている。

 

彼の異常を...

 

 


 

 

夜。

 

光り輝く満月が暗闇の中を照らし、光で満たされた林の中を何かが動く。

 

それは複数体存在する異形の姿を持った怪物。

 

だが...

 

グギィィィィィッッッ!?

 

その存在が他生物に被害を齎すことは万が一にもあり得ない。

 

何故か、それは...

 

「うへへ〜」

 

ギィッギィィィィ

 

「あへへ〜」

 

森林の中...自身達がやってきた方向に目を移せばそこには自身達と同じものを...その首を持った人ならざる人という矛盾した存在が...

 

真の怪物(バケモノ)が立っていた。

 

彼等は思う。何故だ、自分達が何をした。ただ生きる為に喰らった。ただ生きる為に殺した。それの何が悪い。だが、彼等は話せない。そこまでの知能は彼等には備わっていない...仮に彼等が話せるようになるまでにあと早くても百年以上は掛かるだろう。だが、もし話せても意味は無い。妖怪の中でも知能が発達していない彼等だが、本当の怪物には...

 

最初から話など通じない(・・・・・・・・・・・)

 

 

「君さぁ...」

 

 

その言葉が届く前に生まれてまもない妖怪達はその姿を灰へと変えて消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その目に...

 

 

「この(ワシ)の寝床で暴れるで無いわ...」

 

 

光輪の様な何かに覆われた小さな月を目撃して...

 

そうして幻想の夜は過ぎ去っていく。

 

未だ大きな謎を...

 

未来を残して...

 

 

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