『夜』幻想に泣くユウガオ   作:ある日そこに居たであろうクマさん

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えぇ〜投稿遅れて申し訳ねえですクマ

つきましては今回からも作者のオリジナル要素強めのバトルが続いたり、続かなかったりしますクマ〜

それを考慮してご覧くだせえクマ♪


第六夜 幻想の巫女と素敵なメイド〜 貴方は一体どこの誰?

 

 

時はロンがフランと争うより少し前...

 

彼が紅魔館でパチュリー達とのやり取りを通してフランの元へ向かおうとしていた時に遡る〜

 

その頃の霊夢は...

 

「ローンッ!.....たくっどこ行ったのよ」

 

紅魔館の入り口を抜け、屋敷の中に突入した霊夢。彼女は最夜のロンこと、小鳥遊ロンを追いかけて(連れてきた筈がいつのまにか追い抜かれていた)ここまでやってきた。

 

だが、最夜のロンは以降何処にも見つからず、霊夢はその存在を何度も探す羽目になった訳だが...

 

「クソッこの屋敷広過ぎない!?そしてあの馬鹿は何処行ったのよ!」

 

「心配しなくても良いわよ」

 

「...アンタ、誰?」

 

いつのまにか、自身の背後から声が響いた。それは博麗の巫女たる自身に気配すら悟らせずに背後を取った。これは彼女にとってあまりにも異常事態。この館にはそれほどの実力者が...

 

そして霊夢がゆっくりと背後を振り返る。

 

そこには...

 

フハハハハハッ!!!!!

 

「はっ...ハアァァァッッッ!?」

 

そこに立っていたのは銀髪の細身のメイド...

 

では無く...服装はメイド服、顔に仮面をつけた筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だった。

 

「あっアンタは一体!?」

 

「クククッ!読者の者ども!そして淫乱な脇出し巫女よ!貴様らは銀髪のクールで万能で主人への忠誠心はあれど、胸への希望は断じてないメイドを期待していたのだろう...だがしかし!今ここに現れたのはこのオレッ!」

 

「いっ淫乱ッ!?そもそも脇出し巫女って何よ!」

 

「ええい!黙れェ!この貧乳脇出し巫女コスプレがッあまり邪魔をするなら容赦はせんぞ!大人しくこのオレの紹介を聞いているが良い!」

 

そしてその変態は霊夢の事をとんでもない渾名(確かにと思う所はある)で呼び始め、彼女のツッコミを聞かずに自身の自己紹介を始めてしまった。

 

だが...

 

「...マジでぶち殺してやろうかしら...」

(でも、今はそれより...)

 

「クククッ!では聞くが良い!このオレこそが全知全能ッ冷静沈着!完全無欠の化身にして十数年か、それ以上の年月を得て再び蘇ってきた不死鳥が如き完璧で究極のご主人様の為の鉄人を超えた...

 

超召使人(スーパーメイド)!!!!」

 

仮面のメイドガイッッッ!!!!!

 

その名はあまりにも大きく、あまりにも強く!

 

そしてッ!

 

「クククッどうやら決まった様だな。そして、そこの脇出し巫女コスプレの痛々しい小娘よ!貴様には聞き...ぬう?奴は.....」

 

虚しく響き渡るのだった!

 

「おっおっ、おっ.....」

 

そして霊夢はそこから更に先へ進み、館の更に奥へと進むと...

 

『おのれぇぇぇぇッッッ!!!!!あの脇出し貧乳コスプレ巫女服は何処へ行ったアァァァァッッッ!!!!!』

 

「.....」

 

「あのッ変質者ァァァァッッッ!!!!!」

 

そこでは霊夢がとんでもない数の青筋を顔中に浮かべながら呆れて声も出せない本当の銀髪メイド(十六夜咲夜)と遭遇していた。

 

「...ねえ、一応聞くけど貴女が侵入者よね。博麗の巫女...よね?」

 

「ええ...そうねッ」

 

「そう...貴女も苦労してるのね」

 

「そう思うならこの異変の首謀者の所へ案内して貰えるかしら?」

 

「それは出来ない相談ね。貴女達が侵入者である以上...この私がそれを見逃す理由にはならないッ!」

 

「そう...なら力づくで教えて貰うわよ!」

 

そうして急遽、博麗の巫女 博麗霊夢と紅魔館のメイド長 十六夜咲夜の戦いが始まった!

 

「先ずは...小手調べッ!」

 

「ッ!」

 

まず先手を打ったのは咲夜。彼女は自身の手元から幾つかのナイフを取り出し、それを霊夢目掛けて投擲してくるッ

 

「そんなものッ」

 

だが、それは普段から様々な妖怪などと戦い、歴代博麗の巫女の中でも天才中の天才たる博麗霊夢には届かない。彼女は自身の眼前に飛んできたナイフを全ての動きを読み、その上で最低限の動きのみで最初に飛んできたナイフを両手で掴み、その一本でその他の全てのナイフを弾き飛ばし、更には手元のナイフを咲夜目掛けて投擲仕返したのだ。

 

だがしかし...

 

「!ッ」

 

突如として霊夢の腕に弾いた筈のナイフが()()だけ突き刺さっており、それは紛れもなく咲夜に自身が投げ返した物であった事が伺えた。

 

しかしてそれは...

 

「これ、アンタのよね?」

 

「...それが、何か?」

 

「私はさっきアンタのナイフは全部弾き飛ばした。そして最後の二本はアンタ目掛けて投げ返した。その上でそのナイフが()()()()()()()()()()()()()()()()。そしてそこからいつの間にか、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()...これって明らかにおかしいわよね」

 

「まるで...()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()様な...そんな感覚」

 

感じたのは明らかな違和感...

 

では無く...明らかな()()()

 

それは...

 

「なるほど、勘が良い...というだけでは済まされませんね。これは...」

 

「ふ〜ん。やっぱりね...アンタ、時間を操作出来るんでしょ。知ってるのよね、()()()()()()()()()()()を...」

 

「そういう事ですか...確かに、私の能力は時間を操る程度の能力。今の貴女の腕に刺さっているナイフは私が時を止めた間に貴女が投げ返したソレを更に投げ返したもの。分かるかしら?貴女に勝ち目は無いという事が...」

 

時間を操る程度の能力。それは本来人間という存在には似合わない程の代物であり、もし相手がただの人間や野良妖怪程度なら十分通じ、やり方によっては大妖怪相手にもある程度なら通ずる能力である。

 

だが...

 

「勝ち目が無い?アンタ...もしかして気づいてないの?」

 

「?なんのっ!?これ、は!」

 

もしこの勝負。長引いて居れば...()()()()()()()()()レベルのものへ持ち運べればまだ、咲夜にも抗う余地があったのかもしれない...

 

だがそれは...()()()()()()()()()()()()()()()()は別である。

 

咲夜が自身の体を見ると自身の体に小さな円形の光が存在しており、それが表すのは...

 

「アンタが能力を使ったであろうその時より前...私がアンタのナイフを投げ返した時点で私はソレをアンタの胴体に撃ち込んだのよ」

 

「そ、んな...」

(まさか、最初の時点で...まだこちらは小手調べのつもりだったのに...相手は寧ろ本気どころか、軽く極小型の気弾とも言えないソレを...こんなっ!)

 

必然故の決着!!

 

の、筈なのだが...

「まあ、弾幕ごっことかほぼ関係なく終わったけど...能力とその無駄の無い体捌きは分かったわよ。それじゃ」

 

「ぐっま、待て「ドオォォォンッッッッ!!!!!」これは...まさかっ!」

 

「ッ!なんなの...この音はッ!?」

 

事件は未だ始まったばかり...

 

「嘘っなんで...」

 

「これは...」

 

「一体何が」

 

「ほう...あの兎の仕業か?随分と面白いでは無いか...()()()()()()についても手を打たねばならんし...ならばその選択もあり!」

 

そこから数刻、夜に舞う者達は月光に照らされる闇夜に身を投じる。たとえその果てに何があろうとも...

 

 

 

 

 

 

 






本当に美しい者は登場の仕方も選びます。

故に...

時間通りには動きませんよ♪

「お楽しみにねえ」



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