もし個性の伸ばし方を指南してくれる教本があったら   作:毎日がチートディ

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なんか筆が良い感じにノッたので続きを書きました


ラスボス

Side:峰田

 

 

「ハァハァ・・・」

 

 

荒れ果てた大地の上で倒れ伏した上半身毛むくじゃらの男を、小柄ながら筋肉質な葡萄頭の少年が見下ろしていた。

 

 

「やっと、やっと倒した・・・」

 

 

パーフェクト・アシュタロスのソロ撃破までは千年程でクリア出来た。

一度死ぬとチュートリアルまで戻されるというクソ仕様だったおかげで抵抗する暇も無く延々と殺されるという事も無く、負ける度に2~3年の修行を行える時間があったのは幸いだ。

だけど、この孫悟空相手は本当に地獄だった。

宇宙処理装置コスモプロセッサで「究極の魔体」を完全融合させて全ての神を消滅させる力を得たパーフェクト・アシュタロスを倒せた時は、それまでの道中で会った斉天大聖にもワンパンで勝てていたので案外楽に倒せるかと思っていたが、実際会った斉天大聖孫悟空は全くの別人だった。

最初、別人だと思っていたら瞬時に気功波で蒸発させられたのは思い出深い出来事だよ。

その後、何年、何千年、何万年と繰り返しても勝ちの目が見えなかったときは流石のオイラも心が折れそうになった。

もしおキヌちゃんの癒やしと生還させたルシオラの正妻ムーブ、そして包み込むように香ってくるヤオモモの甘酸っぱい匂いが無ければ到底正気を保つことは出来なかっただろう。

何度も繰り返すことでありとあらゆるパターンを試し、的確に好感度を高める術を身につけたオイラに死角はない。

おキヌちゃんとルシオラ以外にもありとあらゆる女性キャラ、なんと美神さんすら籠絡することに成功したオイラはハーレムを築き上げ、もうずっとこのままでも良いかなって思ったりもしたが・・・だが・・・

 

 

だが・・・

 

 

このゲームは全年齢版だった(血涙)

 

 

何度エロエロな事をやろうとしてもエロシーンに入ると暗転して事後になってるんだよ!

しかも中途半端に「リトル峰田、凄かったね」とか「リトル峰田、気持ちよかった」とか言われても、こちとら何にも記憶にないうえに強制的に賢者タイムにされてて無駄に疲労感だけ貯まるんだよ!

なんだよ、この手抜きでコンシューマー化した元エロゲみたいな仕様は。

せめてエロシーンの代わりにイチャイチャシーンとかに変更してくれよ。

エロゲみたいにちょっとでもイチャイチャしよう物ならあっという間にエロシーンに突入からの暗転だから無駄に時間だけ消費していることに気付いたオイラは、如何にエロ感度を上げずにイチャイチャするかという究極のバランスゲームをやることになって、慣れるまではフラストレーションが酷かった。

逆に堕とすまでの適度な好感度の頃の方が楽しいまで有ったな。

 

 

「まぁそんなのもこれでおしまいか。現実に戻れるとなったら、もうちょっと彼女達とイチャイチャしてもよかったかも。美神さんのおっぱいはヤオモモッパイにも負けない魅力が・・・ゾブッ・・・え? なんで・・・オイラ・・・」

 

 

気づいたら胴体に風穴が・・・。

 

 

「おめぇ、なかなかやるなぁ。オラ驚いたぞ。んじゃ準備体操は終わりだ。こっからちっと本気出すから覚悟してくれ。はぁあああああああ!!! これが神の力だ!!!」

 

 

いつの間にか起き上がっていて、此方の胴体を腹パンで貫いていた孫悟空は、オイラから距離を取って、全身に迸る気を赤から蒼へと変化させ・・・「更に! 身勝手の極意!!!」そして全身の赤い毛が銀色へと染まり・・・目にもとまらない速さでオイラの身体は粉々に吹き飛ばされた。

 

 

 

『ラスボス戦がそんなに簡単に終わるわけないよね。さっきまでのは第一形態。これからがスーパーサイヤ人4状態でのスーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人と身勝手の極意解禁の第二形態だよ。更に第三形態、第四形態、そして同等の力を持ったベジータの援軍からの最終形態もあるから楽しみにしててくれたまえ』

 

 

 

 

 

Side:八百万

 

 

峰田さんが謎の眠りについて、そろそろ1ヶ月ですか。

先生がいうには、病気では無いそうですし、寝る子は育つから安心するように言われましたがそれでも心配になってしまいます。

何より、何故か寝ていたときにいきなり消えた私のおパンツが峰田さんのお顔にマスクのように装着されているのが大変遺憾です。

上鳴さんはHKだ、本物のHKが現れた、などと訳の分からないことを言っていましたし、何より少し汚れたクロッチの部分が峰田さんのお鼻とお口の所に密着して、時折フゴフゴと呼吸が荒くなるのが見ていて辛いです。あの日は修行が捗りすぎた為、身体を清める前に寝落ちしてしまっていたので、きっと峰田さんは悪臭に苦しんでいるのでしょうね。申し訳なさすぎて穴を掘って埋まってしまいたいですわ。

何度も脱がそうとしているのですが、峰田さんの頭部のモギモギによって強固に密着しているために脱がすことが出来ず、一度は首が取れてしまって大惨事、先生が慌ててナースさんを派遣してくれたから良かったのですが、流石にそこで諦めざるを得ませんでしたわ。

峰田さんが眠りについてから、私は如何に峰田さんに心を救われていたか分かりましたわ。

クラスの子達はいい人達ばかりですが、どこか一線を引かれているのが分かります。

特に男子の方達は私が少しでも眉をひそめよう物なら怯えたようにソソクサと遠ざかっていきます。

峰田さんだけが私を他の生徒と区別せずに接していてくれたのが分かりましたわ。

何度私のビームを喰らって丸焦げになってもめげずにスカートの中に飛び込んできたのも、きっとクラスに溶け込めるようにと言う峰田さんの優しさだったのですね。

そんなことも理解できずに反発していた私は子供だったのだと今考えると恥ずかしくなりますわ。

私は峰田さんに返さないといけない物が多すぎますわ。

峰田さん。峰田さんが何時起きても大丈夫なように、私がずっと側にいます。だから、ちゃんと目を醒ましてくださいね。

 

 




峰田×ヤオモモでしか得られない栄養がある
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