主人公犯罪者?
やったんだ。俺の努力は報われたんだ。そう思う俺の目線の先には街が見えていた
ーーーーーーー
俺は今街のなかにいた。どうやって入ったかって?
普通に正面から入ったよ
だって今の俺は1年前と比べて、大きく外見が変わっていたのだから
身長は大きく伸び、伸ばしっぱだった髪は艶を残しながら綺麗に整えている
服装だって店舗から奪っt、もらった普通のものを着ている
過去の映像と見比べても、俺かどうかなんてわかるものはまずいないだろう
そして疑われることなく街に入り、久々のお店での食事に新しい本や雜誌を大量に買い込み街を楽しんでいた
久しぶりに人と会話するのは楽しかったし、気になっていた漫画の新刊も入手出来たので満足だった。なんせお金は腐るようにあるからね
そしてある程度満喫したあと、俺はそれを見つけてしまった
【ノーマードの街の怪奇現象!?〜犯人はまさかの子ども〜】
たまたま入った本屋の雜誌コーナー。そこにあった雜誌を見た瞬間俺の背筋に冷たいものが走った
その雜誌の表紙には俺を監視カメラで映したときの写真が一面に載っていた
俺は今日街で浮かれていた気分が一気に下がるのを感じていた
「(さすがに今の俺の容姿なら見つかることはないだろうが、あのときは不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)をもろに使っていたよな…)」
普通に考えたら今の俺が1年前の俺だとバレるとは思わないが、現実はなにがあるかわからない。もしかしたら゛発゛を急に使うことになってそこから俺に繋がる可能性だってあるのだ
それにこんな普通の本屋のオカルト雜誌に載っているくらいだ、世界中に俺の当時の外見が割れていると考えていいだろう
他にも、すでに賞金がかけられていて賞金狙いのハンターたちの標的になっていてもおかしくない
「よし、逃げよう」
即日即断。俺がこの世界に来てから真っ先に学んだことだった。後回し後回しにしていると結局将来の俺に負担が何倍にもなって襲いかかってくるのだ
そして、俺は本屋から足早に出て、今日入って来た出入り口から森に向かって歩みを進めるのだった
ーーーーーーーー
「あんなに出たいと思っていた森の中がこんなに落ち着くとは」
このまま森の中に住み着いてしまおうか?
…いいんじゃないかな
街に住み着けば、俺のことがバレる可能性がある。しかし森の中に籠もれば誰にも俺の存在が露呈することなくそのまま修行していけば俺のスキルアップにもなるし、身体が成長してさらに正体がバレることも少なくなるだろう
「よし、そうしよう。即断即決それが俺の座右の銘だ。」
座右の銘は今決めた
「まずは住居だな!…いや住居はあるか。」
食料も人生何回も暮らせるくらいあるし、お金もその他日用品も同じくらいある
期限は無期限だが、身体が成長してさらに゛念゛も武術の修行の程度によっていつ森を出るか考えよう
そうして俺は森の奥へと進んでいくのだった
…一応、迷ったときのために目印だけ置いておこう
お読みいただきありがとうございます
今後とも拙作をよろしくお願いします