主人公大人の階段登る
俺は気づいたら100階まで階数を伸ばしていた
気づいたら、なのだ。ほぼ瞬殺で終わりなんの経験も得られていない
握手をして、試合後ステータスを確認したりするが、最初に対戦したエリックとそうランクは変わらなかった
どちらかというと、エリックは良い線いっているほうだったのだ。初戦で俺と当たったのが不幸なだけだったのだろう
現にエリックは今50階らへんを挑戦している最中なのだ。不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)でステータスを確認してにても、素早さが、Bに上がっているなどしっかり成長していたのだった
頑張れエリック。最近お前の成長見るのが娯楽のひとつになってるんだ
なんて風に上から目線で応援している
さて、話は変わるが、俺は試合がない日はだいたい暇である。日課の修行も慣れているので午前で終わり、午後はやることがないのだ
え?もっと、きつく修行すればいいじゃんだって?ちっちっち、違うんだなーこれが。急に修行の段階をきつくしても突然強くなるわけじゃない。徐々に、きつくしていくことで、身体を昇華させるために必要な経験値を稼いでいるんだよ。要するに短期で強くなるよりも、長期で強くなるほうが将来的に伸びしろがグッと上昇するんだよね
だから俺は毎日少しずつ修行をきつくしていってるってわけよ
そんで午後は暇ってことで、買い物したり、他の選手の試合を見て勉強したり、ハンター試験に関することなど色々と調べ物をしてみたりと満喫していた
そんな中で一番ハマったのは女遊びである
…うん。だって気持ちいいんだもの
さすが食欲、睡眠欲に並ぶ三大欲求のひとつである
ごめんまって物投げないで
…ふぅ、落ち着いてくれたかな?
ちゃんと説明するから
ゔゔん、えっとね俺6年くらい森の中でひとりだったじゃん?もちろん性欲はあるからひとりで処理していたわけよ。そんで街に来て初日みたく逆ナンされるじゃん?最初は断っていたんだけど、ちょっと魔がさして逆ナンにのってみのよ。そしたらさ相手超肉食でめっちゃ気持ち良かったんだよね。その子とは今でもちょくちょく遊ぶんだけど、俺ってそっちの才能もEXなのか瞬く間に技術習得しちゃって、相手も俺も最後は笑顔で終われるくらいに夜の帝王になっちゃったわけよ
そんで容姿がEXだから逆ナンされまくって、可愛い子がいたら取り敢えず付いてっちゃうようになったんだよね
まぁ結局最後までした子たちは何回も俺と会いたいって言ってくるから、今までの退屈な日々が結構忙しくなってきたのが現状かな
まって物投げないで!
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side???
私は言ってしまうと歩いていると男性がつい振り向いてしまうくらいの美女である
私が笑いかけるだけで男性は照れるし、なにか買ってくれるようになるしで大変なこともあるけど、順風満帆な生活を送っていた
私は常人よりはるかに恵まれた環境でいつも通り過ごしていた。今日はパーティで友人に紹介されたアクセサリーを購入するためにお付きの運転手によって店舗まで送ってもらっていた
私の家の価格くらいになると店側から商品を紹介に来ることが当たり前なんだけど、今回購入するアクセサリーは友人が手がけたものなので、私自ら店舗に向かうことになった
そうして何事もなく友人に紹介されたアクセサリーを購入して車に乗り込もうとしたところ、その人は目に入った
長すぎず、短すぎない白銀の髪、遠目からでもわかる鼻筋が通った顔。そして服を着ていても存在感を発している身体
一目見た瞬間にわかった。これが一目惚れというのだろう
世の男性たちが私に恋情を抱く感情がわかった気がする。ああ、彼らは私を見てこういう心の動きをしていたのかと
私は整いすぎている顔や身体をしている自分には一生恋というのはわからないんだろうと考えていた。しかし、違ったのだ。ただ今まで自分の前に運命の人が通らなかっただけなのだと
そして私にはこういうときどうすればいいのかわからない。何せ初恋なのだ。どうしろというのだ
だがしかし、私も上流階級の家の娘。上流階級には上流階級のやり方がある。なのでそのとおりに行動に移した
突然、車に乗らず反対車線へと歩きだした私に運転手が声をかけてくる
私はその声を無視しながら、さらに歩いていく。そうして一目惚れの彼へと真正面から声をかけた
「素敵な紳士さま、これから私とSEXしませんか?」
あ、間違った。欲望が先に出てしまった。私は処女だが性欲が常人の何倍もあるのだ
最終的に致したい気持ちはあるが、これは上流階級のやり方ではない。上流階級のやり方は相手が望むものを簡単に施せるやり方から入るのが欲望を刺激させやすくてその後がとても楽にものごとを運べやすくなっていくのだ
その方法を初っ端からしくじった
いや、待てよ?私の容姿は有り体に言ってどんなにお金を積んでも付き合いたいと思わせるものだったはず
これならワンチャンいけるか?
なんか私の心の声が軽くなっているような感じがするが、まぁいいだろう
それよりも彼の反応だ。一体どんな表情をしているのだろうか
彼を見てみると大きめのサングラスがずり落ちており、私が思ったとおり形の良い蒼い瞳がこちらのことを鳩が豆鉄砲をくらったような表情をしていた
お読みいただきありがとうございます
今後とも拙作をよろしくお願いします