主人公は主人公じゃない
次の日俺は早々に街を出て、ハンター試験の会場がある街へと足を進めていた
ありがたいことに、ちょうどハンター試験がある日付が近いこともある
ハンターの試験をなんの対策もせず、行き当たりばったりで受験するなんて他の参加者にすれば頭がおかしいと思われるかもしれないが
たとえ俺が受験に失敗したとしても、生存できる自信はある
もし試験に落ちてもまた受ければ良い。金も生活に必要なものも不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)に把握しきれないくらい揃っているのだ
なので俺は楽観的な気持ちで会場へ向かっていた
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最初の合言葉や会場までの偽の移動手段、受験者同士の潰しあいを軽々とクリアしていき、本試験へと俺は進んでいった
最初はやはり体力を測る試験だった。転生したばかりの俺だったら絶対に無理だったろう。しかし今の俺は才能EXをふんだんに使い毎日の修行にて体力は余るほどもっている。まぁそれ相応の努力もしたが。基本は大事なのである
そして第1試験を合格したあと、次の試験も合格し、今は森の中でサバイバルをしていた
他の受験者のプレートを奪うという試験だが、俺は早々に指定のプレートを集め残り1週間を洞窟のなかで暮らすことにしたのだ
本当は不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)で優雅に暮らしていたいが、ここで゛発゛を使うわけにはいかない
なにせ受験者全員に監視が付いているのだ
ここで゛念゛能力で高級そうな本を出してみろ、ノーマードの街の惨劇(世間ではそう言われている)の犯人が俺だとバレてしまうだろう
だから、コソコソ隠れながら残り1週間をサバイバルをしながら過ごすことにする
なに簡単なことだろう。゛絶゛を常にしながらおとなしくしていればいいのだから
そういえば今は原作よりも前だということがわかった
俺が賞金をかけられていなければ主人公たちと会うために、原作に思いっきり介入していたかもしれない
だが主人公たちと関わると必然悪目立ちするだろう
それは駄目だ。何度も言っているが、ここは現実だ
だから俺は俺のためにできるだけ主人公たちとは関わらないと決めている
もし関わってしまっても最小限にしていこうと思っている
さて、このサバイバルも残り1日だ。漫画でも読んで終わるのをまってようと
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終わったー
周りを見ていても、残っている受験者は強者であったり、゛念゛能力者っぽいのがいる
戦ってみたいがまずは試験だ。っていうか俺こんなに戦闘狂だったけ?
意外と相手の武術や戦術を見るのが好きっぽいんだよね俺
修行ばっかしてると頭まで強くなることに侵されているんだろうな
まぁいいか
次は、監獄の中を囚人たちと戦いながら地上を目指すものだった
お読みいただきありがとうございます
今後とも拙作をよろしくお願いします