才能はすべてを巻き込む   作:メガシャキ

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27話目です
主人公ロリコン


一気に騒がしくなった

マスターが連れてきた男の子、ナツ・ドラグニルはなんとドラゴンに育てられたとのことだった

 

さらにそのドラゴンに滅竜魔法を教えてもらったらしい

 

…ドラゴンから滅竜魔法?

 

そのドラゴン馬鹿じゃないの?

 

自分殺すための魔法を教えるなんて、しかも人間に。人間ほど欲深い生物なんて早々いないよ

 

そのナツだが、いつもグレイと喧嘩している。その度にエルザに怒られているが

 

他にもマスターは、子どもをよく連れて帰ってくることが多々ある

 

マスターは自費で子どもたちを経済支援しているみたいで、俺が渡している額よりもずいぶん多いのは確かだろう

 

俺がもっと稼げばどうなるかわからないが、稼ぐとなるとやっぱりS級に上がるのが一番だろう

 

しかし俺は実力があってもまだ新参者、もう少し経験をつんだらS級なれるだろう

 

そう思いながら、今日もマスターは子どもを連れてきたなーと思っていると

 

その1週間後、俺は白髪の子ども3人をギルドに連れてきたのだった

 

ーーーーーーーーー

 

それは俺が依頼としてある街に出没する魔獣の討伐をした帰りであった

 

その日依頼を受けた街で人が多くいるところに出くわした

 

そこでは多くの人が3人、いやその中の一番大きい子どもに罵詈雑言を浴びせていた

 

「なぁこれは何の騒ぎだ?」

 

俺は近くの男に事情を聞く

 

「おおあんたか、いやなにあの娘が悪魔憑きらしくてな、ほらあの腕見てみろよ気持ち悪い」

 

俺は男の言葉を無視し、3人の子どもたちに近づいていく

 

そしてその中の一番大きい子どもを抱き上げ、他の2人の子どもについて来いと言い、街から離れる

 

後ろから人々の嫌な言葉が、聞こえてくるがそんな関係ないとばかりに歩いていく

 

「あ、あの」

 

俺が嫌な気分になりながらも歩いていると抱き上げている子どもから話しかけられた

 

「なんだ?」

 

「ど、どこに向かっているんですか?」

 

「落ち着ける場所だ。そこで色々話してやる。なに悪いようにはしない」

 

俺の言葉に何を考えたのかわからないが、女の子は俺にしがみついたままだった

 

「お前らはこいつの兄弟か?」

 

俺の質問に2人は頭をブンブンしながら肯定していく

 

「安心しろ。別に取って食ったりしないからさ」

 

そう言うと2人はおとなしく俺に付いてくるのだった

 

ーーーーーーーー

 

そして次の街まで休憩をしながら歩いていくまでに3人の事情を聞いた

 

何でも一番上の長女ミラジェーンが悪魔憑きになったと村から追い出されたらしい

 

両親はすでにいなく、兄弟3人で村を出て各地を転々としていたとのこと

 

そして先日街で隠していた腕が何かの拍子に見られてしまい結果あの騒ぎが起きたそうだ

 

それを聞き俺は、やっぱり人間ってくだらない生き物だなと考えていた

 

女の子の悪魔憑きの正体は接収(テイク・オーバー)という魔法で、この魔法は魔獣などを体に取り込みその力を使えるという魔法だ

 

それを聞いた女の子ミラジェーンは呆然としながら、これ魔法だったのかと呟いていた

 

しかし兄弟たちはよかったと泣きながらミラジェーンにしがみついていた

 

そして宿に泊まり、このあとどうするかを聞いてみると邪魔じゃなければ付いていきたいとのことだったので一緒にギルドへと帰る

 

そして冒頭に戻るというわけだ

 

ーーーーーーーーー

 

「ゴジョウよ、お主が子どもを連れて帰ってくるとは珍しいな」

 

マスターの言葉に俺は気まずくなりながらも事情を話していく

 

「なるほどのぉ、確かに接収の魔法じゃな」

 

マスターの言葉ににミラジェーンはホッとしている

 

まぁ俺だけの言葉だけじゃ不安だったんだろう

 

明らかに熟練の魔道士っぽいマスターの言葉であれば安心もするだろう

 

「それでマスターこの子たちをギルドの寮にいれたいんだがいいだろうか?」

 

「いいヨ」

 

マスターは軽く、ほんとーに軽く許可をくれた

 

俺はその言葉を聞き、子どもたちをギルドの寮に案内するのであった

 

ーーーーーーーーー

 

あの3人をFAILYTAILで受け入れてから月日が経ち、ミラジェーン、いやミラの元気も出てきて修行をつけたり一緒に依頼を受けたり、遊んだりしていたらなんかS級に推薦された

 

…まぁいつかはそうなると思っていたが、意外と早かったな

 

受けるに当たって場所は、天狼島というギルド所有の聖地にて行われるらしい

 

内容としてはバトルロワイヤル

 

同じくS級に推薦されたギルド員と闘い勝ち抜けってことらしい

 

俺は大人気なく全ての能力を十全に使い、S級の権利を勝ち取った

 

だってひとりしか合格出来ないんだもの

 

それ以降俺はS級の依頼を受けまくって金や珍しい魔道具を報酬に受け取っていた

 

たまにナツとかがS級に連れていけと駄々をこねてくるが、無視して依頼に行く

 

そして依頼を終えて帰って来たら、青い翼を生やした猫がナツと一緒にいた




お読みいただきありがとうございます
今後ともよろしくお願いします
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