才能はすべてを巻き込む   作:メガシャキ

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31話目です
主人公パパ


望んでいた魔法

ふ、ふふふふふふふふふふ

 

ふぅはっはっはっはっはー!

 

ついにだ。ついに俺が探していた魔法が手に入った!

 

今までは本当に必要な魔法が入手出来たときにしか不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)に収納しなかった

 

しかし俺の能力は確率でしか入手出来ない

 

だから新しい魔法の入手がここまで遅くなった

 

いやぁ長かった。奪わないやつや魔獣などを不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)の生贄にして数字を稼ぐのはいいけど、本当にほしい魔法を持っているやつは本当に少なくて、毎回見つけるのは大変なくらいだった

 

この魔法、強力な魔法とかじゃなくて、ただ単純に人気がなくて使い手が少ないってのが多かったんだよね

 

俺が自分で習得すればいいって?

 

…それが出来なかったんだよね

 

適性なかったんだよ

 

まぁいいか!手に入ったんだし!

 

さて楽しいステータスはこちら!

ーーーーーーー

 

名前:ゴジョウ

 

年齢:35歳

 

体力:A

 

力:B

 

知力:B

 

素早さ:A

 

魔力:S

 

才能:EX

 

 

能力:不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)

   あなたとともに(ストーカー)

   空で鬼ごっこ(スカイ・ハイ)

   絶対遵守(ギアス)

   大人の空間(ラブホテル)

   どこでも祭り(レッツパーティ)

   不思議な出口(ランダム・ドア)

   物語を操る程度の能力

   マーキング

   転嫁

   昇華

 

備考:転生者

 

ーーーーーーー

 

そうこの「昇華」という魔法が欲しかった魔法なのだ

 

普段のこの魔法はサポート特化であり何かを強化させて魔法を使うのが常識である

 

だが、俺の手にかかれば、それぞれの能力を「昇華」、いや進化させることが出来るのだ

 

例えば不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)の10秒間手で触れないとステータスが閲覧できないというのが、10秒間見つめればステータスを閲覧できるという風に進化させることが出来るのだ

 

他の能力にもこの魔法を発動の前に使えば強力な力になる

 

これでわかっただろうか?

 

この魔法がどれだけ有能かを!

 

あ、なんかラクサスが破門されたり、滅竜魔法を使う魔道士が2人増えていたり、ミストガンいなくなってたり色々あったんだよね

 

え、端折りすぎだって?

 

しょうがないじゃん

 

なんか評議員から直接SSクエストの依頼が来たんだから

 

そして気づいたらS級魔道士昇格試験の時期になっていた

 

で、今回俺にもいつも通りS級魔道士昇格試験の試験官に呼ばれたんだけど、でも辞退させてもらった

 

だってルカが2人目を出産するんだもん

 

それをマスターに言ったら行ってこいって言われた

 

ミラにジト目で似られたが気にしない

 

俺は興奮しながら、ハンター×2の世界に転移していった

 

ーーーーーーーー

 

おぎゃあ、おぎゃあ

 

「やった!やった!」

 

今俺は魔道具で変装しながらルカの出産している場所来ていた

 

「ルカ生まれたよ。元気な女の子だ」

 

「ふぅ、ふぅ、ふぃ〜キツかった」

 

ルカは疲れた様子を見せながらも、笑顔で俺たちの子どもを見ている

 

早速俺はルカの家族に生まれたことを知らせに行った

 

ちなみにルカの家族には絶対遵守(ギアス)で俺に関することをバラさないようにしている

 

まぁそんなことをしなくても最初から親身に対応してくれたと思うけどね

 

「みなさん生まれましたよ、元気な女の子です」

 

「お、おぉそうかそうか」

 

待合室にはルカの両親と姉がいた

 

「もうすぐ移動するらしいので部屋で待っていてくださいとのことです」

 

俺はルカの家族からのお祝いの言葉を聞いたあと、ルカと一緒に個室の入院部屋へ行くのだった

 

「ふふっこの子は黒髪に青い目なのね。貴方と私の特徴を受け継いでいるわね」

 

「あぁ、ルナのときもそうだったがこの子も美人に育つだろうな」

 

「もうそんな後のこと考えてどうするのよ」

 

俺の娘自慢にルカやルカの家族たちは笑い声をあげるのであった

 

「ほらルナ、妹が生まれたんだよ」

 

俺の長女のルナがよくわかっていないけども目の前の赤ちゃんが自分の何かであることがわかったようだった

 

恐る恐る赤ちゃんの指を握っている

 

今日はルカの兄は仕事で来ていない

 

祖父母は老衰で逝った

 

出来れば見せてあげたかったとルカと話したのも最近の話だ

 

ルカとの家族とも、ルカが退院したらお祝いをしようと話している

 

新しい家族に、俺たちは笑い声をずっと出していたのだった

 

ーーーーーーーー

 

「ルカ、もう仕事に復帰していいのか?」

 

「ええもう大丈夫よ。赤ちゃんも使用人が見てくれているしお金があると楽なもんよ」

 

その後、他愛のない会話をしながら、今の俺の状況を聞いている

 

「そうか。まだ俺の懸賞金は解かれそうにないか」

 

「ええ、私も慎重に工作しているのもあるけどハンター協会はなかなか貴方を犯罪者のままにしておきたいみたいよ」

 

2人してため息をつきながら仕事をしていく

 

俺は向こうの世界に最低でも半年は帰らない

 

ここで俺は家族サービスをしていくと決めているんだ

 

だから今日も朝から長女のルナと遊び、その後次女のルウをあやすのをやっていたりしたのだ

 

俺は幸せの中にいるのだ

 

ーーーーーーーーー

 

2年後、ルナが小学校に上がるくらいに戻ることとなった

 

この2年で俺は一度も向こうの世界に転移していない

 

本当は行こうとしたんだが、ルカの仕事が超忙しく手伝っているうちに2年のときが経っていた

 

いや俺も気づいたらやべぇと思ったがまぁいいかと考えながら、能天気に過ごしていた部分もあったと思う

 

帰ったらミラに怒られるなぁと思いながら俺は転移していった

 

ーーーーーーーー

 

「あれ?」

 

いつものように俺の部屋からFAILYTAILに行くとギルドがなくなっていた

 

軽く見渡しても何も見つからない、俺は焦りながらも街中を探したり人に聞いたりしながらとうとうFAILYTAILを見つけた

 

「マジかよ」

 

そこはまるで田舎のぼろ酒場であった

 

でもFAILYTAILの紋章が描いてあった

 

俺は心臓をドキドキさせながらも建物のドアを開けて入っていった

 

そこには全盛期は数多くいた魔道士たちがほとんどいなく、数えるほどの人影しかなかった

 

「お、おいお前ゴジョウか!?」

 

「え?」

 

「俺だよ俺!マカオだよ!」

 

「は?マカオ?老けすぎじゃね!?」

 

そこにはずいぶんと疲れが溜まったような老けたマカオがいた

 

「それよりもお前ずっとどこにいたんだよ!?こっちは大変なことが起きてたんだぞ!」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ!俺も今帰ってきたところなんだ」

 

「す、すまねぇ」

 

俺が戸惑っているとマカオが色々と教えてくれた

 

2年前S級魔道士昇格試験で天狼島に行ったメンバーたちが闇ギルド悪魔の心臓(グリモア・ハート)に襲撃されたあと天狼島ごと消え去った

 

その後近海を他のギルドの手も借りて探したが、何も見つからなかったとのこと

 

それから2年、マカオがギルドマスターになってFAILYTAILを支えている

 

前のギルドハウスは差し押さえになって今はここでギリギリギルドを運営しているとのこと

 

もう少しで他のギルドから金を借りるか考えているらしい

 

以上を聞いた俺は申し訳ない気持ちでいっぱいだった

 

とりあえず金は俺が持っている分を渡した

 

結構驚かれたが俺にしてはまだまだはした金だ

 

これで金問題は一応大丈夫だろう

 

落ち着いたところで俺は天狼島跡地に行ってみたが、そこには何か魔法を行使した痕跡を確認出来たが、何分だいぶ前すぎてどんな魔法かまではわからなかった

 

そのことを残っているギルド員に説明したが、これ以上の進展はなかった

 

俺が帰ってきたことをどこで知ったのか、評議員から俺に10年クエストの依頼がきた

 

これはいわゆる脅しだ

 

これを受けなかったらギルドがどうなってもいいのかという警告だろう

 

なにせFAILYTAILは評議員から嫌われていたからな

 

ここぞとばかりに俺を潰しにきたんだろう

 

マカオたちにも心配されたが大丈夫だと言って10年クエストを受けたのであった




お読みいただきありがとうございます
今後ともよろしくお願いします
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