才能はすべてを巻き込む   作:メガシャキ

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34話目です
主人公激走


冥府の門

マグノリアに帰ってきてからはギルドハウスを町長からもらったり、大魔闘演武に優勝してからFAILYTAILに入る者、というか戻ってくる者が多く、またギルドが賑やかになった

 

それからはいつも通り、というか7年前のようにギルドを運営されるようになり、ギルドマスターもまたマカロフになり結局落ち着くところに落ち着いた

 

それからはいつものように過ごしながら、みんな依頼を受けたりとかしていた

 

俺はカウンターで牛乳を飲んで寛いでいる

 

「ねぇゴジョウ、今日も依頼行かないの?」

 

ミラが駄目な夫に言うように、問いかけてくる

 

「うーん、もう依頼受けなくてよくね?俺もう人生何回も遊んで暮らせるくらい金持ちだよ?」

 

ミラの質問に俺は7年で受けたクエストの報酬がハンパなかったことを説明する

 

「ふふっ、じゃあ赤ちゃんが出来てもしっかり育てられそうね」

 

シーン

 

ギルドの時が止まった

 

「ゴ、ゴ、ゴ、ゴジョウ!ね、姉ちゃんにナニしたんだよ!?」

 

「まて誤解だ。ミラも変なことをいうもんじゃない」

 

そう誤解だ。まだ手を出したことはない。だがギルド員は懐疑的な目線で俺を見てくる

 

…た、確かに俺の女性関係は褒められたものじゃないからその目線はわかるが、今回はほんとに手を出してないんだって

 

そう何度もエルフマンやギルド員に説明したが、なかなか信じてくれない

 

「えー、将来的にはそうなるんだからいいじゃない」

 

ミラがまた爆弾発言をしてくる

 

シーン

 

またギルドの時が止まった

 

「ぎゃー!俺たちのミラちゃんがー!」

 

「またゴジョウに女が寝取られたぁ!」

 

「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」

 

はぁ、誤解は解けたけどもっとひどい状況になった

 

ーーーーーーーーーー

 

あれからも依頼を受けないでダラダラしていたが、今ギルド内は真剣な空気が流れている

 

「また、元評議員の家が襲撃されたらしい」

 

「またか!?元評議員の家は厳重に場所を秘密にしているはずだろっ!」

 

マスターの言葉にグレイが元評議員がこんなに連続で襲撃されるのはおかしいと反論する

 

「いや、秘密と言っても絶対に分からないというわけではないからな。どこからでも情報は漏れるだろう」

 

グレイの反論にエルザが諭すように答える

 

「評議員が邪魔なやつはたくさんいると思うよ?特に犯罪者とか復讐したいやつとかね」

 

俺もエルザの言葉に賛同するように自分の考えを言う

 

「そうじゃな、だからこそ儂らが護衛をしようと思っておる」

 

俺はその言葉にうげぇと思ったが、表情に出さない

 

それからは、チームを組んで元評議員の護衛をしていった

 

その後すぐに、ナツたちが担当した猫みたいな元評議員のところに襲撃者が来た

 

相手は爆発の魔法を使って来たが、炎を食べるナツとは相性が悪くナツたちの勝利になった

 

しかし襲撃者は意味深なことをいっており、なんでも自分たちは人間とは違う。これは魔法ではなく呪法というもので魔法より上位の力だという

 

…ふむ、呪法ね

 

いいねいいね!

 

魔法よりも強力な力、それはつまり奪えれば使える能力ってことだろう

 

俺ははしたなくもわくわくしていた

 

ーーーーーーーー

 

ギルドで事態が動くまでダラダラしていたが、元評議員のところに怪しい人物が周辺を嗅ぎ回っているという情報がとれて、確実性をとるために俺が派遣された

 

いや、良いんだけどさ。結構遠いんだよね、この元評議員の家

 

しっかし、よくこの情報を得られたな

 

まるで誰かに情報を流されたようなーーー

 

「ちっそういうことか!」

 

俺はまったく異常がない元評議員の家からマグノリアまで転移で帰ってきた

 

そこで俺が見たのは、山の向こうで巨人のような緑色のおっさんと植物のムチのようなものが戦っているところだった

 

「くそっやっぱり俺にきた護衛は罠だったか」

 

俺はそう言いながら、山のほうまで空の鬼ごっこ(スカイ・ハイ)で向かう

 

そう、今回の護衛は冥府の門(タルタロス)から流された情報だったのだろう

 

通りで、元評議員の中でも地位の高い奴の情報がこんな簡単に流されてきたんだな

 

「山のほうはマーキングしてないんだよっ」

 

俺はただただ急いで空を駆けていく

 

途中で巨人とムチの戦いが終わり、巨人が消えた

 

それから時間はかかったが、箱のような怪物のもとへ着いたときには、いたるところが氷で覆われていて、今でも戦闘音が響いている

 

そして1番近い戦闘場所に着くと、エルザが、相手を倒す瞬間だった

 

「あ、ゴジョウ!」

 

「お、おうハッピー急いで来たんだけどどういう状況?」

 

ハッピーなどの猫たち、大魔闘演武でエルザと闘かっていた女がいた

 

「あい、冥府の門(タルタロス)が攻めて来てギルドハウスが破壊されちゃったんだよ」

 

「それで、えと、えと」

 

「ハッピー、俺が説明する」

 

うまく説明できないハッピーの代わりにリリィが教えてくれる

 

何でもあの箱のような怪物でマグノリアまで攻めて来て、ギルド員みんなで壊されたギルドハウスから脱出して相手の本拠地に乗り込んだと

 

その後、みんなそれぞれ悪魔と戦っているんだが、悪魔の本当の目的はこの大陸から魔法を消すことが目的らしく

 

そしてその方法とは、かつて評議員で管理していた兵器を起動させるということ

 

その兵器は発動するだけで大陸から魔法を消すことが出来るとのこと

 

説明を受けたあと、どこに加勢に行くか悩んでいると、なんか兎みたいな女がたくさん出てきて襲ってきた

 

「イケメンはっけーん!」

 

なぜか俺にだけ集中して襲ってくる

 

「ねぇお兄さん私といいことしようよ」

 

「そいつじゃなくて私よ!」

 

「はぁ、いい体。超いい匂い」

 

こいつら痴女か!?くそっどこ触ってやがる!

 

「邪魔じゃあ!」

 

俺は兎みたいな女たちの頭と体を「転嫁」の魔法で切り離す

 

「ぎゃっ」

 

「ぐえ」

 

「イケメンといちゃいちゃしたかっt」

 

こいつら殺しても殺しても増えてきやがる

 

「な、なんかゴジョウだけ狙われてるよ?」

 

「ふむ、だが女たちのほうは嬉しそうだぞ?」

 

「ええ、彼女たちはイケメンが大好きらしいですね。ゴジョウさんはイケメンさんですから、だから狙われているんでしょう」

 

「フローもそお思うー」

 

「難儀じゃな…」

 

話してないでお前ら手伝え!

 

ーーーーーーーー

 

兎みたいな女たちの対処していたら、なんか2体のドラゴンが戦っていた

 

…ファ!?

 

その戦いは人間では立ち入れない次元だ

 

立ち入れたとしても無事では済まないだろう

 

「あれは…」

 

「そうかゴジョウは初めて見るのだな。あの黒いほうのドラゴンがアクノロギアだ。赤い方はわからないが…」

 

「そ、そうなんだよ!アクノロギアはすごく強いんだ!」

 

エルザがアクノロギアのことを教えてくれ、ハッピーが補足する

 

「そうか。確かにあの威力はやばいな。だがなぜかあの赤い方ドラゴンはアクノロギアと戦っているから、こっちの味方と考えていいのかもな」

 

「オイラ多分あれがナツが探していたイグニールなんかないかと思ってるんだよ」

 

「確かに。アクノロギアと敵対していて赤いドラゴン言えばイグニールと考えるのが無難だろうな」

 

ハッピーが確信しているかのように赤いドラゴンがイグニールだという

 

エルザも賛同していることから、俺もそう思うことにした

 

「それよりも兵器のほうだ!一つだけだと思えば大量に出てきた。どうすればいいのだ」

 

あーそれなぁ。ぶっちゃけ俺は魔法以外にも能力があるからいいけど、ここの世界の住人は魔法が生活の一部だ。だからなくなったら大変なことになるだろう

 

しょうがないが、ここは「物語を操る程度の能力」で大陸中の兵器を破壊するかと考えていると、さらにドラゴンが4体出てきた

 

そのドラゴンたちが大陸中の兵器が破壊されているという

 

俺の出番はなくなり、兵器がすべて破壊された

 

だがアクノロギアに赤いドラゴンが倒され、アクノロギアはどこかに去っていった

 

あとから確認したら、やはり赤いドラゴンはイグニールだった

 

他にも滅竜魔道士たちの育て竜のドラゴンたちが自分たちはすでに死んでいることを話し、アクノロギアについても教えてくれた

 

アクノロギアは元は人間の滅竜魔道士だったらしい

 

それが昔の滅竜魔道士には魔法を使うほど体がドラゴンになっていくらしい

 

現代の滅竜魔道士にはドラゴンにならないようプロテクトがかかっているとのこと

 

滅竜魔道士たちは安堵しているが、問題はそこじゃない

 

アクノロギアは世界を壊すために存在しているという話だ

 

定期的に世界を壊されちゃ人間はたまったもんじゃない

 

だからこれからはみんな力をつけなきゃいけないだろう

 

俺がそんなことを考えている横でマスターの思い詰めている顔がやけに印象深かった

 

…呪法手に入んなかった




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