才能はすべてを巻き込む   作:メガシャキ

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あれ、これRTAじゃなくね?


fate/zeroRTA3

「ねぇご主人様、なんかあの金ピカがカッコいいこと言って、ライダーのマスターを逃がしましたけど、どうなされますか?」

 

映像の先には、イスカンダル王に勝ったギルガメッシュ王が残ったマスターを見逃した様子が映っていた

 

「いや、ウェイバーくんはこのまま逃がすよ。だって彼、将来が楽しそうなんだもん」

 

そう、彼ウェイバー・ベルベットは最後の最後で化けたのだ

 

英雄としての器はないが、将来が楽しみな少年だ。絶対ここで消えてもらっては困る

 

「ふふふふふ」

 

いやーほんと受難に会いそうな顔をしている

 

彼の人生はこれから大変なことになるだろう。しかし、それを乗り越えた先には彼、ウェイバー・ベルベットは一角の人物になるはずだ

 

楽しみだなぁ

 

ーーー

 

さて、これからどうするか

 

現在残っている英霊はセイバー、アーチャー、キャスター、バーサーカーだ

 

アサシンはライダーにやられ、ランサーはセイバーマスターに嵌められ壊滅した

 

そして、今ちょうどセイバーとバーサーカーが戦っている

 

俺の予想だと、セイバーが勝ち上がってくるだろう

 

そうしたら残るはセイバー、アーチャー、キャスターだ

 

だからこそ、ここで介入するか、セイバーとアーチャーの戦いを見遂げて勝った方と戦うか

 

前者だと三つ巴になって、後者だと恐らく相手はアーチャーだろう

 

「うーん」

 

悩みに悩んで、結局さいころで決めることにした

 

「よし、勝った方と戦うだな」

 

相手が来るまでは観覧を続けるか

 

ーーー

 

「令呪を持って命じる。セイバー聖杯を破壊しろ」

 

「なっ!?正気ですか切嗣っ」

 

あっ、やべ。うとうとしてたらいつの間にか超展開になっている

 

「ちょ、ちょっとキャスター見てたのなら教えてくれてもいいじゃん!」

 

一緒に観覧してたはずのキャスターに文句を言うと彼女は

 

「あ、申し訳ございません。ご主人様の眠そうな顔がおいしそ、いえ、カッコよかったので忘れていました」

 

「今おいしそうって言いかけなかった!?」

 

「気のせいです」

 

「いや、でも」

 

「気のせいです」

 

うん。気のせいか

 

っと、こんなことしている場合じゃなかった

 

「今すぐあそこに行かないとっ」

 

俺はキャスターを連れて、聖杯のところまで転移した

 

ーーー

 

「第3の令呪を持って命じる。セイバー聖杯を破壊しろ」

 

「やめろーーーーーーーーーーーー!」

 

「あ、ちょ、ちょっと待った!」

 

俺は転移した瞬間セイバーの宝具が聖杯を真っ二つにした

 

「マジかよ!?」

 

計算外のことが起きてどうするか考えていたら、真っ二つになった聖杯から泥が落ちてきた

 

「は?なんで泥が溢れてくるんだ」

 

そう思いつつも、カンピオーネの直感であの泥には触れないほうがいいと感じてキャスターとともにこの場から離れる

 

そうして、俺たちが離れたあと、その泥は街をすべて飲み込んでいった

 

ーーー

 

『冬木市で起きた大火災ですが、火の手は収まらず死傷者含め多くの犠牲が出ました』

 

『あの火災は人為的なものだと私は思いますよ』

 

『私の知り合いも冬木市に住んでいたので、とても悲しいです』

 

『政府としては、復興を最優先にしたいと思っております』

 

………

 

「いやーほんとあれが聖杯なんて笑っちゃうよね」

 

俺は冬木市から離れた超高級ホテルでみかんを食べながら、テレビを見ていた

 

「みんな今回の大火災が単なる事件としか考えてないみたいだけど、一歩間違えてたら人類絶滅の危機だったよね」

 

テレビに出ている奴らは犠牲が多すぎるって言ってるけど、あの泥は呪いだ。人々の負の感情が生み出したこの世すべての悪と言えるだろう

 

逆にこれだけの犠牲で良かったねとも言える

 

「でも、あの王様おかしいって」

 

なんであの泥の真下にいて、自我を保っていられるんだよ

 

俺でも軽い鬱になりそうなくらいは強力な呪いだよ?

 

これだから自我が強い奴は化け物なんだ

 

「そう思うよねキャスター?」

 

俺は一緒にみかんを食べている受肉したキャスターに問いかける

 

そう受肉したのだ

 

あのセイバーが聖杯を真っ二つにした瞬間、俺は櫛名田比売の権能で聖杯から純粋な魔力の塊だけすき取って、一部をキャスターに付加したのだった

 

あのとき、英霊が聖杯の魔力として吸収されたものをズルだが、抜き取ったのでキャスターを受肉させることも出来たのだ

 

それからは冬木市から離れたホテルで大火災を観察していたが、あのアーチャーが聖杯に吐き出されるのを見て、どんだけ魂の容量デカいんだよと思いながらゆっくりしていた

 

「ご主人様、もうキャスターではなくお玉と呼んでくださいって言ってますのに」

 

「うん?ああ、ごめんごめん」

 

キャスターに玉藻の前って呼んだほうがいいか聞いたら、お玉って呼んでくださいって言われてそういう風になった

 

「お玉、これからどうする?もう少しこの世界で楽しんでいくか一旦不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)に行くか」

 

「そうですねぇ、そろそろご主人様の奥様方にも会いたいですし、ご主人様の念能力でしたっけ?その力も見てみたいですから、行きましょうか」

 

「OK」

 

「ふふ、第6夫人としてご挨拶はしっかりしないといけませんからね」

 

「…」

 

お玉はすでに眷属化してある。他の嫁たちにも説明済みだ

 

エヴァは私は600年待ってやっと結婚出来たのにと言って、落ち込んでいたが

 

ちなみにお玉は約1週間で結婚した

 

最速である

 

さて、なんかどこかの金ピカ王様から補足されているような気がするのでさっさと行こう




結婚までにかかった日数順

玉藻の前>アイリーン>マイン>ミラ>ルカ>エヴァ
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