主人公感動
おっす!俺ゴジョウ13歳!
このあいさつも久しぶりだな
この世界に来てからもう1年だ。早いことこの上ないな。いや、一度も人と話したこと話したことはないんだけどね
誰とも接していなくても、゛念゛や武術の修行をしていると時間が経つのは早く、森の中をいまだに迷っているのもあるが、俺はこの生活が楽しめるようになっていた
あれから俺の虚弱だった身体も、しっかり栄養を取り、睡眠を十分にして適度な運動をすることで120cmだった身長が150cmまで伸び、細かった手足にも肉や筋肉が少し見られるようになってきていた
今では俺も鏡のまえでポーズをとれるくらいには、自分の身体を誇れるようになっていた
そういえば、俺の外見について説明してなかったな
簡単に言えば、小さい五条さんです。名前や妹のアリスちゃんと同じような髪色を考えればすぐわかるんじゃないだろうか
そんなことを言っているが、初めて鏡を見たときにまんまやんけとついツッコんでしまった
俺だったのであった
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今俺は思った。先人ってどうやってこんな知識を思いつくんだろうかと
俺は1年森の中を彷徨って答えを見つけた。迷子になるのなら、先人の知恵を頼ればいいじゃないと
そして俺はテントのなかである本を読んでいた
【初心者でもわかるサバイバル知識】
そう、俺は遂に文明の力を頼ることを覚えたのだ!
その雑誌には迷子になったときには、木の切り株の模様で方向がわかるというものだ
俺はそれを駆使し、森の中を歩いていく
俺の心は今喜びに溢れている。もうすぐでこの世界初めての人に会えると!
そうして歩いていき、約半日後俺は迷子になっていた
「な、なぜだ…!?」
俺は打ちしがれていた
その1ヶ月後例のサバイバル知識の本の最後のページに【コンパスがある人はそれを使うのが一番です】という文字を見つけて1ヶ月くらい森の中を歩くのを止めていた
森の中を歩くのをちょっと止めたときに、他のキャンプ用品にハマってしまった。それは焚き火台だ。シンプルなのにずっと見ていられる、そして傷ついた俺の心のケアまでしてくれる。なんて原始的なメディカルクリニックなのだろう
あと、焼きマシュマロ美味しかったです
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side???
老人はため息をつきながら考えごとをしていた
「あれから1年、手がかりは全くのゼロ」
ふぅとまたしてもため息をつきながらひとりごちる
「まぁ見つけてもどのみち監獄行きか」
それならば見つからないほうがいいと思いながら老人は次の仕事へと取り組んでいくのだった
お読みいただきありがとうございます
今後とも拙作をよろしくお願いします