狭間の地から来た男   作:穢れたしろがね人

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一気に書ききっちゃいます。
かなりの量になると思うので…楽しんで読んでください。
それじゃあ、本編へGO〜!!!


追記
誤字脱字の報告ありがとうございます。しょうもないミスしてすみませんでした


真実は…

《先生視点》

パッチに落とされてから…みんなと合流して、エリドゥの主戦力を倒して…アリスを救って、それで…終わったと思ってた。でも、地下で探索してる間ずっと、上から振動がして、爆発音もして…何か、嫌な予感がずっと付き纏ってた。それに、リオの反応も何か変だった。

それの正体は、地上に帰った時に、分かった。

“この状況…また……”

 

「この機械……私のじゃない…」

 

“え?”

 

「はぁ?そんなわけねえだろ。」

 

「いえ、実際に私のではないわ。確かに、私は機械を作ったけど、こんなものは作ってないわ。」

 

“……まさか…”

 

私は、信じたくなかった。けど…信じるしかなかった。あの、赤色の布をたなびかせ、槍を持ち、こっちを睨む…メスメルの姿を……

「また、貴公らか……」

 

「あん?誰だよ。お前。」

 

“……良い?ネル…私が合図したら全力で逃げるよ。”

 

「はぁ?そんなことしなくても…」

 

“良い?この戦力じゃあ敵わない。……パッチの言っていたことだ。”

 

「パッチの言うことを信じるのか!?」

 

“信じるしかないよ…この状況は……”

 

「ふむ。パッチ…か。」

 

“パッチを知ってるの?”

 

「あぁ、もちろん知ってるとも。だって……ここにある機械の残骸は…全て、パッチとやらが作ったものだからな。」

 

“……っえ??”

 

「っは???あり得ないだろ!私たちを騙して…穴に蹴り落とした奴が…」

 

「………そうは言っても、私は本人ではないからなぁ。分からないが…ただ、私が来た頃には、もう満身創痍だったな。楽だったよ。」

 

“楽だったって…”

 

「言わなくてもわかるだろう?そして、次は貴様らだ。」

 

“なんで…私達は……何も…”

 

「何もと言っても、この場所が禁忌そのものだ。1人には不相応な戦力を持ち、何かを企んでいる。粛清対象だ。」

 

「私が……私のせいで……」

 

“リオ!!”

 

挑発に弱いな。生徒会長などと肩書きを持って、自治区を統治しているが、まだまだ子供だ。

“これ以上は……本当にダメだよ…ユラ。”

 

「その名前で私を呼ぶな。それに………私の目的は、もう、果たした。だから、帰らせてもらう。」

 

ガキィン!!

 

「邪魔をするな。」

 

「テメェこそ逃げんじゃねえよ。」

 

「全く、躾がなってないな。先生?」

 

“みんな。メスメルを頑張って捕まえるよ!!!”

 

「「「「「「はい!!」」」」」」

 

「……あまり舐めるなよ…貴様らに遅れをとるほど甘くなった覚えはない。」

 

ネルが接近戦をし、それにアスナが追従し、カリンが遠くから狙撃で援護し、アカネがネルとアスナの隙を消していく。

2度ぐらいしか戦ったことはないが…本当に、厄介だ。だが、だからこそ、フロム民は燃えると言うものだ。

俺は、接近戦をしてくるネルとアスナの2人に対し、槍に火を纏わせた状態で、相手に近づき、横薙ぎに一回、そこから、離れたアスナに対して、肩に2連突き…最後に柄の部分で、吹き飛ばし、残骸に当て気絶させる。

それでも、あまり、動揺せずにやってくるが、先ほどよりも隙が多くなり、攻撃がしやすくなった。アカネに対し足に槍を投げ、これ以上ついてこさせないようにした。

向こうは、今の無手の状態でもあまり攻めようとしていない。おそらく、先生が情報を伝えたのだろう。

 

戦っていて…何か違和感がある。先ほどよりもネルがずっと逃げ腰だ。それに、この風景…最初の場所に似てる………まさか!!

“アリス!!今だよ!”

 

「光よ!!!」

 

ダァン!!!!

 

「……あぁ…まだ、まだこれでは……」ポタポタ

 

「その怪我で…まだ戦えんのかよ?」

 

“まだ、警戒していて…何か、隠しているかもしれない。”

 

あぁ………やばいな。これは…くっそ……アステールよりも、威力が高いな…だが…だがな。

「まだ、終わらんぞ!これでは、俺は…俺は!!」

 

…もう…これでは、格好もつかないな。それに……まだ、目標も……なら、やるしかないか…

「行儀のいい振りは……もう、やめだ。」ガシャァ

 

                     そら

俺は、鎧を捨て、槍を戻し、手を広げ、天を向き、宣言する。

 

「今より俺は…ホーラ・ルー」

 

  warrior

「戦士よ!!!!!」

 

“…!!!みんな!!衝撃に備えて!!!”

 

俺は咆哮をあげ、足を地面に勢いよく叩きつけ、周りに衝撃波を出し、皆を攻撃した。

「…くっそ!今までは本気じゃなかったってことかよ。」

 

“吹っ切れたみたいだね。”

 

「第二形態ってことですか?」

 

“ゲーム風に言うならそうだね。”

 

「お前らに…言うことがある。」

 

「俺は…今から、お前らを……素手でしばく。」

 

「は?やれるもんならやってみn」

 

俺はネルを空中に打ち上げそれで、地面に叩き落とし、足で追撃した。

「グハァ!」

 

「ハァ……ハァ…」ポタポタ

 

「次は…お前ら2人だ。」ポタポタ

 

俺は空に跳び、先生たちの前に勢いをつけ手のひらで着地し衝撃波を出し…もう一度手で叩きつけ、地面を砕きながら空気の衝撃波によって、先生たちは、攻撃を喰らった。

「ここの機械は……もうやった。それに、主戦力は、もう戦えない。なら、俺はもう…やることはない。」

 

「……まだよ!」

 

「お前は…調月リオ…」

 

「まだ、私が作った機械は残っていた。それに、みんな、戦えるわ!」

 

「……その程度の戦力…一捻りだ。」

 

「確かに、普通はそうでしょうね。けど、」

 

「けど?」

 

「秘密よ。」

 

「…そうか。まあ、どんなことをしてこようが、正面から叩きのめしてやる。」

 

「私を、わすれてないよね!!」

 

「…アスナか…だが、その程度で、」

 

バァン!!!!

 

「すまない。避けられた。」

 

「…カリン……忘れていたな。」

 

「普通にひどいなお前!!!」

 

“まだ……私は…行ける…よ”

 

「先生か…」

 

「あの程度で……私がやられるわけないだろ!!」

 

「ネル……」

 

「アリスは…人を守る勇者になるんです!!!」

 

「………面白いことをやってくれる…良いぞ!!かかってこい!」

 

“みんな!!相手のリーチに入らないように距離を持って戦って!!”

 

「そうやってやろうとするよな…だから!!」

 

「早っ!!」

 

俺はダッシュでアスナの下に向かい、腕を交差した状態から一気に振り下ろし、相手を打ち上げた。そこから地面に叩きつけようとしたが…カリンの狙撃によって阻まれ、空中で打ち上げられた俺はアリスによって、撃たれ、また傷が増えた。

「ハァ………ハァ…」ボタボタ

 

“もう…やめた方がいいんじゃない?”

 

「……いいや?まださ、まだ、勝負は決まってないからな!!」

 

“心配してあげてるんだけどね……”

 

俺は、アリスにターゲットを向け…ダッシュで近づき、アリスを掴み、カリンのある方向に投げた。そして、そこへ全力で飛びアリスとカリン共々殴り、ダウンさせた。

 

そして、近づいてくるネルとアスナの相手をしながら、少しずつ削られていたが…相手も同じはず……なら、早く決着をつけなければ……

 

“みんな!!!離れて!!!!”

 

一体…何がくる?

「アリスは!!この肖像のような…英雄に!!!」

 

「あぁ……」

 

…やってしまったな……まあ、おそらく死にはしないだろうが…かなり死にかけるだろう……また、聖杯瓶が減るなぁ…

ただまぁ…それで終わるのなら…別に良いかな…

 

「…フッ。面白い!!さあ!俺にその力を見せてみろ!!!」

 

「光よ!!!!」

 

俺が前に食らったやつよりも何倍も大きいビームが俺を飲み込んだ。そして、俺はそれに乗って姿を消した。

 

 

“みんな…よく頑張ったね!!!”

 

「アリス…アリスやりました!!!」

 

「C&Cの中でも、かなりやばかったな…」

 

“……”

 

 

ハァ………ハァ………

 

 

“!!!パッチ!!”

 

「は?おい!!先生!」

 

早く!!早く!!速く!!!

“パッチ!!!”

 

「ハァ…ハァ……。あまり…騒がないでくれ…頭に響いちまう…」

 

“パッチ…なんで…わたしたちを落としたの?”

 

「……お前らが……話に行った時………遠目でロボットの大群が見えたんだ…………だから……お前らを…逃す……ために…」

 

“そっか…分かった。ありがとう、パッチ。」

 

「……最後だが、伝えたい…」

 

“もう喋らなくても…”

 

「あんた…メスメルと、戦ったんだろ?さっきの戦闘音が聞こえたんだ……よく勝ったな…」

 

“うん……”

 

「だが……あんた…ここ、エリドゥの…何かを……使って…勝っただろ………」

 

“そうだね…”

 

「だから…簡単に言ってやる……リオは…間違ってはない……」

 

“でも…アリスを殺すのは……”

 

「アリスの正体は知らんが……だが……さっきのよりも……被害が大きい可能性がある……だから……人々の為に……頑張ったことは…しっかりと伝えろ…じゃなきゃ……お前を恨むからな…それじゃあな…」

 

“……パッチ…その怪我で…どこに……”

 

「……少し…療養に……な?心配すんな……また…会える…それじゃあな……」

 

“……分かった…またね。”

 

 

 

「先生!!いきなり走り出してどうしたんだ!?」

 

“いや…少し……影が見えてね…”

 

「そうか。」

 

“それにしても…これで解決だね。それじゃあ、みんな…”

 

“帰ろう”




マジで悩んだけど……こんな感じになりました。
本当に楽しんで、読んで欲しいです。これにて、ミレニアムは終了です。
ありがとうございました。感想等有りましたら気軽にどうぞ。

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