初投稿作品です
語彙力はないけど小説を書きたい!と思い至って物語の設定を作りながら
文章はChatGPTくんの力を借りて書いてます
更新は超絶不定期になりますが、よろしくお願いします
朝霧に包まれた村は、今日も変わらず静かだった。
陽はまだ昇りきっていないけれど、鳥の声と、風に揺れる木の音が、それだけで朝が来たことを教えてくれる。
私は、木の家の戸をそっと開ける。軋む音が少しだけ耳に残るけれど、慣れたものだ。
森の奥へ向かうのは、もう私の日課。理由は……自分でもよくわからない。けど、気づけば足が向いてしまう。
このあたりは自然が豊かで、空気も澄んでいるのに、たまに肌を撫でる風が妙に冷たく感じるときがある。
まるで、何かが潜んでいるような、そんな空気を含んでいる気がして。
森の向こうに、うっすらと見えるあの遺跡。村では“立ち入り禁止”って言われていて、誰も話題にしようとしない。
けど私にとっては、物心ついたときからずっとそこにあった、見慣れた風景だ。
ただ、見慣れているはずなのに、時々、ふと目を奪われる。
何が気になるのか、うまく言葉にはできないけれど。
目をそらして、足元に視線を落とす。霧の中を歩きながら、私はその感覚がどこか遠くから、ずっと自分を見守っているような気がしてならなかった。
けれど、それが何なのか、考えようとすればするほど、その正体がわからなくなる。
「おかしいな……」
小さく呟いて、歩き続ける。心の中では、その気配が気になりながらも、無理に意識を切り替えてみることにした。
何でもない。ただの気のせいだろう、そう言い聞かせて。
だけど、足音が響く度に、何かが近づいているような、そんな気配がひどく濃くなっていく。
それでも、顔を上げると、いつもの風景が広がっていて、いつもの静けさに包まれている。
「……今日も、変わらない。」
つぶやいた瞬間、ふと、前方の木々が揺れるのが見えた。風が吹いているわけでもない。
何かが動いた。
一瞬、心臓が跳ねるような感覚に襲われた。
「誰かいるの?」
その思いが、胸の中で響いた。周りには誰もいない。
もう一度目を凝らしてみると、森の奥の方から、薄く見える影が、まるで自分を見ているように感じた。
「……気のせいだよね。」
呟きながらも、足は自然にその方向へ向かっていた。
今までも、ずっとそうしてきた。理由なんてない。足を止める理由も、どこにもない。
歩みを進めるたびに、周囲の木々の影が濃くなっていく。霧の中に包まれて、足音が一層大きく響くように感じる。
ただの森の中を歩いているだけなのに、どこか冷たいものを感じてしまう。
視界が次第に開けると、遠くに見える遺跡の影が、霧の中でぼんやりと浮かび上がった。
そこに向かう自分に、ふと立ち止まろうという気が湧く。
「今日は、やめておこうかな。」
でも、その言葉が頭に浮かんだ瞬間、再び足は前へと進んでいた。
遺跡に近づくにつれ、何かが変わるような予感がした。
今まで感じたことのない、奇妙な感覚が胸を締めつける。
その瞬間、静寂を破るように、ふいに小さな音がした。
「……誰か、いる?」
立ち止まり、周囲を見渡すが、誰もいない。
ただ、風に揺れる枝の音だけが響く。
「気のせいだよね。」
再び呟くけれど、その言葉がどうしても不安を消せなかった。
遺跡の入り口が、ほんの少し開いていることに気づく。
普段は閉まっているはずなのに、今日は違う。
「……どうして?」
自分でも理由はわからない。ただ、無意識のうちにその扉に向かって歩み寄っていた。
何かが、呼び寄せているような気がした。
その時、ふと頭の中に、何かが引っかかる感覚があった。
「誰かに……呼ばれている気がする。」
自分の中で繰り返されるその言葉。
でも、何もない森の中で、誰が呼んでいるというのだろうか?
ゆっくりと扉に近づく。
その扉の前に立つと、どこか違和感を覚えた。
まるで、長い間誰も通らなかった空間が、今まさに開かれるかのような気配。
背後から冷たい風が吹き抜ける。
不意に、胸元がひんやりとする感覚に包まれた。
「…この空気、どこかおかしい。」
思わず振り返り、周囲を確認するが、誰もいない。
ただ、森の静けさが深く、異様に感じられるだけだった。
ため息をつきながら、私は扉を押し開ける。
重たい扉がゆっくりと音を立てて開く。
その先に広がっているのは、長い間誰も踏み込んだことのない場所。
そして、私はその一歩を踏み出す。
――ここから、物語は始まる。
(書き続けて)止まるんじゃねぇぞ…
ということで第一話でした、
ここまで読んでくれてありがとう!