やっぱこの世界野蛮だわ   作:厄介女ホイホイ

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誰かオラに文才とアイデアを分けてくれぇー!(カカロット)


楽しい新生活の始まり

 

 

苦難困難を乗り越え、生き残った俺氏はあの後無事地元へと帰ってきていた。

 

あの試験終了後、"君、名簿に名前とかないんだけど誰?"って聞かれたけど"飛び入り参加です"と言ったらそっかあって納得してくれた。納得すな。セキュリティガバガバだな。

 

正直に迷いんこんだんですぅ、って言えればよかったけどあの場にプロの殺し屋試験官が5、6人いて囲まれてた俺からすると威圧感すごくてね。ただの一般人ってばれたら殺されかねないと思ったよねぇ。

 

合格通知は後日送るからー的に言われて、1人寂しく電車とか乗り継いで帰ってこれたけど、これ人生一周目のガキだったら死んでたぞい。

 

親も親で、"ただいまー"っていったら"やっと帰ってきたかー"だってさ。能天気がすぎる。流石SAKAMOTO DAYS世界。どうしてこの世界の方々の反応はこうまで淡白なんですか?

 

にしてもJCCに合格かあ……やだなあ。

 

そもそもJCCとはなんぞや。

説明しよう、JCCとは一言で言ってしまえば殺し屋の育成学校である!

 

孤島に作られた殺し屋養成機関で全寮制の四年制。卒業までに1割の生徒が殺し屋のプロライセンスを獲得することが出来る場所だ。

他の9割はどうしたのって?そんなん、授業中とかに死んでんだよ言わせんなよ。

 

卒業まで生徒が10分の1まで減少してしまう、そんな地獄の学校。

 

……うん、行きたくねえな。合格したけど無視して行かないようにするか。そうだな、そうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──んじゃ、またなー」

「バイバイ」

 

そんなこんなで、大佛との平和な学校生活を送る日々が戻ってきた。

 

編入試験なんてなかった。そうだろブラザー。

あれは悪い夢。そうに違いない。これからも俺はこの田舎で平和に暮らしていくのさ。

 

そう思い、家のドアを開けると──

 

 

 

「あ、志楼いいところに……あなた殺し屋になるの?」

 

 

 

──ふぇー?

 

 

▼▼▼

 

 

「──いやー、まさかあのはぐれた時に編入試験受けに行ってたとはなあ」

「相変わらず行動力の化け物ね」

 

……スー…ふぅ……ん?

 

居間に移動し対面に座る両親の言葉に頭を押えながら深呼吸。

なんだこれ?どういう状況?

 

「今日ね、あなたが学校行ってる間にこれが届いてね」

「」(絶句)

 

母上から差し出されたものは合格通知書なるものだった。

デカデカと書かれた"合格"の二文字。

 

なになに?総評としては……"スニーキング技術、危機察知能力に関しては目を見張るものがあります。しかし、対応力、格闘技術、そして暗殺術に関してはまだまだでしょう。身体能力はこの歳ではかなり高いので今から訓練すればかなりの実力をつけることが可能と判断しました"……ナーニを言うとるかコイツは。

 

「筋トレしてたのは、このためだったか…!」

「でも、どうやって殺し屋のことを知ったのかしら…?」

 

「母さん…!子供は親の知らないところで成長するもんだ…!俺たちが思ってるより志楼は立派に育ってたのさ…!」

 

違います(断固たる意思)

たまたまなんです。ほんとにたまたまなんです。

 

てか待てよ。

 

「……え?親父ら元殺し屋だったりするん?」

「違うわよ?私の母親がやってたのよ」

「お前のお婆ちゃんがやってたんだぞ」

 

へー、そら知らなかった。

まあ暗殺一家じゃなくて良かった。

 

坂本家みたいな元殺し屋が平和に過ごしてるとかだったら俺の胃に穴が空くどころか腹に風穴空くとこだった。

 

ばあちゃんってもう死んでるって聞いてたけどもしかして任務中に……とかってこと?

 

「とりあえず、"おばさん"に連絡しておこうかしら」

「たしかにな。あの学校で教師やってるんだったか?」

 

「そうそう、"エツコおばさん"」

 

………んー?なんか聞いたことある名前。エツコ……悦子?

そんで教師でしょ?え?あの人?

 

「……誰?」

「ああ、お婆ちゃんの古い友人なんだ。"佐藤田悦子おばさん"。その学校で先生をやってるんだ」

 

……待て待て待て。なんか色々情報が一気に来たぞ。

 

うちの親は殺し屋のこと知ってて、婆ちゃんが殺し屋やってて、更にその婆ちゃんの友だちに佐藤田悦子がいる……世間って狭いなあ(遠い目)

 

「……あ、どうも山本です……はい、お久しぶりです。実はですね、うちの息子が……あ、もう聞いてましたか?そうなんですよーええ。子供の成長はほんとに早くてー……はい、ご迷惑をおかけするかもしれませんし……いえいえ、そんな。はい、はい……そうなんですよお──」

 

なんか電話が盛りあがってらっしゃるぅ…!

 

「とりあえずはあれだな。お前の転入の準備とかも始めないとな」

「いや、あのぉ……」

 

「──うちの母が使ってたものまだあるんですか?……志楼、お婆ちゃんの武器あるって、良かったわね」

「え、だからその……」

 

その後、あれよあれよという間にうちの親が準備を済ませていき、そのまま学年が上がる4月になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、いらっしゃい。目元は母親に似てるわね。今日からよろしくシロウ君」

「……あ、はは……ヨロシクデス」(白目)

 

本日からわたくし、JCCで殺し屋目指して頑張ることになりました。

……その前に死なないようにしないと。いやほんとに。




うわーい、もう少しでお気に入り登録が100だぁ。ありがとうございます。
……もっとちゃんと面白く書きたいとは思ってる。
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