俺達のメモリーオブヒーローズ   作:にわかライダー

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いつも通り遅くなりましたが朗報があります。

いよいよ原作に行ける!!

ここで色んなことぶちまけたかったけど前書きで言うのも変なので言いません。

マージで大変だった!原作が始まるから更新頻度が上がるとかは正直分かんないですが今後ともよろしくお願いします。


No.R 静けさと巡り合い

ーAFO vs オールマイトから3年後の2月15日ー

 

「…んー」

アイツの好きなケーキって、ショートケーキだっけっか?というかこの辺りにいい店があるって言われたが場所が分かんねーから調べるか

 

そう決めた翔太郎はスタッグフォンでケーキ屋を調べた

 

 

「あー割と近くにありそうだな」

あれから、魔王様とオールマイトの戦いからもう3年経過した。

 

その間色々あった、一番の出来事は弟子を取った事だろうか?

まーその弟子のおかげで気づいたことがある。

 

後もう少しで原作が始まる…始まっちゃうんだよなー

あの後、エターナルメモリとやり合って何とか痛み分けに持っていけてたけど

魔王様の遺体を取り逃がしちまった。

多分、あそこで止められていたら楽だったろうなーチクショー

 

翔太郎は悪態をつきながら街を歩いていた、すると家電屋で流れていたCMが目に入った

 

『ヒーローチップス好評発売中!! これを食べれば私の様になれる!!HAHAHAHAHA』

 

「…やつれてんなー」

とっしー…オールマイトは健在である様に見せているが古い付き合いのせいか、めっちゃ無理している様に見えた。…嫌まぁ、実際無茶しまくってんだろうな、スタンダールが言うには支えていたサイドキックと喧嘩別れしてしたらしいし。

 

ともかくやるべき事は決まっている

 

1.All For Oneをぶっ飛ばす

 

2.ガイアメモリの生産を停止させる

 

3.弟子達を雄英に入れる

 

だいたいこんなんだな

 

当面の問題は『3.』だな。弟子は二人、一人は問題ない、何故なら原作に登場したから。

フィジカル優秀、雄英に合格したから知力も申し分なし…何だったら、俺の指導によってフィジカルはより強く出来た…と思うし。

 

問題はもう一人なんだよなー、フィジカルは…まぁ何とかなる…ナントカナルヨナ?、知力が問題なんだよな、好きな事や興味ある物に対して頭の回転が速い…が勉強がめっちゃ嫌い。

 

当人に受かりたいとか合格したいという気持ちはあるというのは分かるんだが、その割には勉強全然やっていない。

意志は感じるんだが、必死さがない。ホントに合格したいの?って聞きたくなるくらいない。

もう1年くらいしかないのにな…

 

もう、誰かに頼るか?

 

治崎は組から出た。

鳴海のオヤジの実の孫『エリちゃん』が個性事故を起こして、その検査をアイツがやった。その際、とてつもなく怖い顔をしていた。んで、数日後エリと数名の組員を連れて組を出た…因みに、連絡は取れる、会えないけど。

…遅めの反抗期だな。事務所(ジタク)に呼ぶことは多分無理だな。

 

荼毘は今九州にいる。

あの戦いの後、治崎となんか会話してそれ以来、色んな所に旅をしている。なんかヴィジランテみたいな行為してるっぽい。たまに組に戻ってくる、『試しうちさせろ、サンドバック』とリベンジマッチしてくる。

…そもそもアイツ中卒だから知恵にそこまで期待出来ねぇな

 

 

スタンダールは潜入捜査で忙しい、元雄英生だから期待できるけど、呼び出しちゃダメだな

結…は既に協力してもらってるな、何だったら鳴海のオヤジ共々、四苦八苦しているわ

香山…は雄英の教師だから協力した場合、下手したらなんか事件になる。実技ならともかく筆記はなー…

 

送崎…送崎なー、一番有力なんだけど、最近スゲー気まずいんだよな

 

====================

 

『し、し、翔太郎君、その綺麗な人はだ、誰なの?』

『うわー女の敵だー』

 

『茶化すな香山、コイツは氷叢 結だ、決して手を出してねぇぞ。』

『そうです!!決して…手を出さないんですよこの人は

シュン…

 

…あんた、女の敵

『急にガチトーン?!』

『と、ともかく何もないのよね?』

 

『はい!!私と彼は…私と彼は…?』

『そうだそうだー俺とコイツは…俺とコイツは…?』

 

『『どういう関係だっけ?』』

『『…え?』』

 

====================

 

まぁ結果として『鳴海のオヤジの旧友の娘』みたいな感じで話はまとまった…それ以降、メッセージ位でしかやり取り出来てない、まぁとどのつまり気まずい。買い物行ったタイミングでばったり会ったのが不味かったな。

 

 

…アレ?頼る相手いなくね*1

嫌、落ち着け!!まだ…まだいるはずだ!!

 

グラン師匠…うん、前世の付き合いで今ほぼ他人だし。あの人に勉強出来るイメージが無い。

とっしー…そもそも忙しいだろアイツ

 

…あーあいつらに会いてーな(現実逃避)

でもAFOが捕まってなくて健在だからなー俺が表立って行動したら、絶対にロクな目に合わないしなー

ドンッ

 

翔太郎は考え事をしていたら人にぶつかった。

 

「おっとすいませんって…何すかこの人混み?」

「敵騒動だとよ」

「へー」

どんなヒーローが頑張ってんだろうな

 

「きゃーガンバレカムイー!!」

 

「先制必縛…」

 

「ウルシ鎖牢!!」

ズオッ!!

 

あー最近注目されてるルーキー…何だっけ?『心筋カタイ』だっけ?

 

…『ウルシサロウ』ね急にデカいのが出るのってのはほとんどの生物がビビる行為だ、クジャク、エリマキトカゲとかがするしな

 

ビビらせてその隙に拘束出来るし、ビビらずともどのツタから拘束するか分からねぇから並みの敵なら対策は難しいな…まぁ炎の個性で燃やせばいいけど。

 

だが、『ウルシサロウ』の範囲から敵が出た場合、片腕で対処が必要になるな、格闘戦に自信があるのかねー?

 

まぁ、だが『この一撃が外れたらヤバイ』、『これで仕留める』って考えているから『先制必縛』って名付けてんだろうな

 

 

 

現実逃避でヒーローの評価をしながら翔太郎はその場を後にしようとした、だが、その時

 

 

ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ

生の『シンリンカムイ』!!それに『先制必縛ウルシ鎖牢』生で初めて見た!!

カッコいいな~やっぱり直接見ると色々違うな

大きなツタで面前を覆い、敵を拘束する必殺技!!動画じゃ分からなかったけど

戻すのに時間がかかりそうだ

木だから体は硬そうだから格闘戦は有利そうだけど動けないと思うし、片腕で防がないといけなくなるから大変だ。

個性は確か『樹木』だっけ…

硬質な根を自在に操れるから拘束が出来るすごい"個性"ではあるけど

弱点である炎は無視できないし

それに…

ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ

ササッ

 

ドンッ!!!

 

「うわッ」

「お?」

 

緑髪の少年とぶつかってしまった、その衝撃で少年がメモしていたノートが飛び翔太郎の手に渡った

 

パシッ

「あーもう今日は厄日だなってん?」

 

そして、ノートの内容が目に入った。

 

「す、すいません!!」

「いや、いや、よそ見していた俺が悪い。それにしても君すごいな、ここまで分析してるなんてな!!」

 

そう言いながらノートを返した

 

「え、そ、そうですかね?」

「おう、すごいすごい」

なんせ俺の考えている事ほとんどメモに書いてあるし…ってあー

 

「君、ちょっと離れてて」

「え?」

 

その時、ウルシ鎖牢から何かが飛び出した

 

ビュンッ!!

「キャキャッ!!バッタの個性である俺を捕まえようったってそうは」

 

Trigger!!

バンッ

 

「ガハッ?!」

「「「?!」」」

 

翔太郎がトリガーで敵を撃ち落とした

 

「そこのヒーロー、拘束頼むー」

「貴様…白昼堂々銃撃するとは!!」

「あー違う違う!!コレ個性、その敵よく見ろ、動いているし、血も出でねーだろ?」

「!?」

ピクピク…

 

そう言われシンリンカムイは敵の方を見ると、確かに血は流れておらず,生きているようだ

 

「…協力感謝します。ですが、一般人が公共の場では個性使用を禁止されているのは知ってますよね?」

「あーそっちも大丈夫、だって俺コレだし」

ゴソ…チャリン

 

そう言いながら翔太郎は財布からある者を取り出した。

 

 

「ッヒーロー免許証!?同業の方でしたか?!」

「…どうでもいいけど、君すごく素が出てるよ」

 

 

 


 

 

翔太郎は帰路につこうとしていた。

 

「クソ―…なんで事後処理までしなくちゃなんねーだよ」

あの後、ほんの少しとは言え敵逮捕に助力したから『最近サムイ』に呼び止められて、事後処理の資料提出する事になった。手柄全部そっちでいいって言ってんのに「そうはいきません」ってよー…カムイ君はまじめだなー初対面なんだけど

 

 

 

「あ、あの」

「ん?君は…さっきの緑髪の学生?」

何の様だ?

 

「これ、落とし物です」

 

そう言いながら学生は50円玉を渡してきた

 

「え?あーごめんありがとうな、これで10円菓子5個買えるな。」

俺落としたんか?というかわざわざ落とした小銭を返すなんて良い奴だな

 

「助かったぜ、未来のヒーローさん」

「…!」

「じゃ、俺行くは」

 

 

そう言い、翔太郎は背を向き

 

 

「あの!"個性"がなくてもヒーローは出来ますか?!」

ん?どっかで…あ

 

翔太郎は気づいていなかった、弟子の進路への悩みなどで頭が一杯、その上、現実逃避で思考を放棄。

そして、今気づく

 

ボソッ

「緑谷…出久」

「?なんで名前…」

 

今、主人公と対面している事を

 

「ノ、ノートノナマエミタカラネー」

「あ、成程」

タラタラタラタラタラ

や、やべーー

 

そして翔太郎は死ぬほど焦った

 

 

…ダイジョブーだよな?

「む、無個性なのか学生さん」

「…はい」

 

緑谷 出久…この物語の主人公で、ドがつくほどのヒーローオタク、しかも卓越な分析力…この、公安との取引で貰った偽造免許証の事バレるか?ま、まぁ取りあえず

「場所を移すか、近くに公園とか腰を据えられそうな場所だとうれしんだが」

「あ、ならー」

 

そうして、場所を公園へと移動した。

 

「無個性でヒーローに…ねぇ」

「や、やっぱり変ですよね」

「嫌、変じゃねーよ友達も似たようなこと言ってた」

「え?!そ、その友達はヒーローに」

 

「一応なった、けど、見るたびにボロボロだし、やつれている。…命かけてきれいごとを押し通す仕事っていうけどありゃぁやり過ぎだ」

…まぁそこまでしないと、ここまでの平和は築けなかっただろうけどな

「『どんな感じ?』って顔だな、んーそうだな腹掻っ捌かれて、肺もボロボロ、しまにゃぁ頼れる相手も近くにいない始末」

 

それを聞いていた緑谷の顔は青ざめていった。

 

「ヒーローってきらびやかな仕事かと思ったか?それだけじゃないつれぇ事もきれい事で押しつぶさないといけない…」

 

「けどな、アイツそんなつらい状況でも笑っているんだ、自分を奮い立たせるためにってのもあるけど、心の底から"あぁ良かった"って顔で笑ってる。」

 

「色々言ってやりたいけどその顔を見るとなんも言えなくなる…嫌だねぇ」

 

「ちょっと話が逸れたな、そいつは無個性だとしてもそれでもと言い続けて、諦めずに前を進んでいった、進んでいってヒーローになった」

 

「学生さんが怖いと思うのは当然だし、アイツも…本当に最初だけ怖がっていた。だが、困っている奴をほおっておけなくて『それでも』諦めなかった」

 

「学生さんがどんな性格なのかまでは知らない、だが、困ってる奴は放っておけない多分そんな奴だろう?」

 

「『怖いから助けられない』、『怖いけど困っているなら放っておけない』どっちを本音にするか選択するのは他でもないお前自身だ」

どっかの漫画のセリフのパクリだがまぁ言いたい事は言えたな

 

「…ま、トドのつまり『自分で考えろ』って事、答えられなくてすまんな」

「あ、いえその、ありがとうございます」

…めっちゃ悩んでる、抽象的なアドバイス過ぎたか?

 

「まーもし、ヒーローになる気があるならまずは死ぬ気でジタバタしろ、何かしら行動しなしとなんも出来ねーぞ、取りあえずそのヒョリガリ肉体を鍛えたらどうだ?」

「…そうですよね

アドバイスはここまでだな、なんせ、緑谷君が一番言って欲しい言葉はアイツが言ってくれるし

 

「…んじゃ俺そろそろ行くは、オジサンにも都合ってもんがあるんでね」

 

そう言ってその場を後にする翔太郎に緑谷は声を掛けた

 

「あの!…あなたの名前は?!」

 

翔太郎は立ち止まり振り返る

 

「…ヒーロー名『ジョーカー』、色々喋ったが君がヒーローになる事を期待している!!『それでも』と言い続けて精々頑張んな、緑谷君」

「ッ!…はい!!」

 

これが、この夕焼けこそが二人の始まりだった

 


 

Prrrrr…

 

「ん?あいつ等から電話?」

 

pi

「もしもーし、どったの園崎『あ!!やっとつながった!!!』!?…急に大声出すな!鼓膜潰す気か?!」

『怒ってるからつぶす気で怒鳴ってるんだよ!こんな時間まで外ほっつき歩いて!!障子の誕生日なの忘れてる?!一人で準備大変なんだけど』

 

「忘れてねーよ、つかこんな時間って…もう19時?!」

『…一応聞くけどケーキとか買ってるよね?』

 

「…」

『…ちょっとぉ』

 

「ほ、ほんと、ゴメン!!買って帰るから!!」

 

No.Restart 静けさと巡り合い

*1
ハイネスパープル『アレ?!私は!?』




「志柄希 翔太郎」
やっとこさヒーロー免許(偽造)を手に入れていた男。
前回の戦いで公安との関係を再び持ち、魔王様が生み出したドーパントが一杯いる事が判明し、協力する事になり公的に個性を使える偽造免許証が渡された。

偽造の理由は前任の公安局長が嫌がらせで翔太郎に絶対に免許を取らせないように色々仕組んでいたらしく、それを取り下げるのに時間がいるらしく暫定処置として偽造になってしまった。

とはいえ『公式が作った模造品』なので見た目の面はぶっちゃけ本物と何の遜色もない、ただヒーローとしての広報や企業CMに出演などは出来ない。(バレるならその面)
緑谷と会ったことにとても驚いたがまぁ上手い事言えたのではないだろうかと思っている



「緑谷 出久」
偶然出会った少年、そして、原作の主人公
ヒーローになれるわけがない…けど、諦めたくもない、そんな風に考えている頃だった。

そんな時に親以外で自分のノートを初めて褒めてくれて(そもそも滅多に人に見せない)、その上未来のヒーローなんて言ってくれた人に対して不思議とあの言葉が出た。

無個性でもヒーローになった人物がいた事に驚き、実態を知り嬉しく感じたり気が滅入ったりもした。

あの人…ジョーカーさんは『答えは僕自身で探すべきだが応援する』と言ってくれた。今の僕には何から始めるべきなのか分からない…けどジタバタしてみようと思う。



「オールマイト(八木俊典)」
翔太郎曰く最近ずっとやつれている男。
やせ我慢が上手な平和の象徴様でも流石にきつくなっているという事だろうか。
原作が始まるまで後…一年ちょっと


「シンリンカムイ」
翔太郎に『最近サムイ』とか『心筋カタイ』とか『ゴ〇ルデンカムイ』とかあんまりな間違え方をされたヒーロー。
まだ人気がやんわり上昇している頃で原作よりも結構緊張している。翔太郎がヒーローである事が分かり謝罪はしたがそれはそれとして書類や歩合の割合などの確認をお願いする。しっかりしているのである。

「障子と園崎」
翔太郎がヒーローという立場と公安の力で弟子として引き入れた中学生たち。
来年受験予定である。障子は心配する所が無いが、問題はもう一人である。
因みに障子の誕生日である



「大体の時系列」
ざっくりこんな時系列になっている。(やりたい事と時系列のつなぎ合わせる為に作ったスプレッドシートです。当たり前ですがこれはこの作品の作者の想像で作った時系列なのでこれは非公式の妄想で出来たシートだと思っといてください。一応、原作キャラはPixivや公式ファンブックに載っていた年齢を当てはめています。原作とがっつり関わる為、前作みたいにふわっと時系列を考えるわけにもいかず、そして、これに当てはめながら話を繋げるのがまぁ大変で苦戦した。)



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