まぁそう言う事であとがきでの解説で前作に出てきた情報をまとめた内容を最後に一つずつ載せます。今回は個性「ガイアメモリ」の仕組みについて解説させてもらいます。…なんかどっかで皆さんが前作関連で気になる事を書ける場所作ってもいいかもな。
「?!」
(このオスガキ、急に目の前に現れた!!一体どこから…)
「しょ…翔太郎!!」
「お、やっぱ気のせいじゃねーな!そんな声してたんだな!!」
「と、とどいた…」
人形みてぇな体…こりゃあ確定だな
「そうだな…信乃動けるか?」
そう聞くと、送崎は上手く動かない首を横に振った。
「やっぱりか…」
「は?ちょっとちょっと…邪魔しないでくれないかなクソガキ?」
「よう、福島からわざわざご苦労なこった…【コレクター】」
「!?」
バッ
「早ッ!!」
ガシッ!!
その声に反応するように敵は一瞬で近づき腕をつかんだ
「その名前…何で知ってんだクソガキ!?」
「ッ!ぜぇあ!!」
バッ
ズサ
翔太郎は握られていない方の腕を振りかぶり、敵が避けるように誘導した!!そして、予測通りに敵は距離を取った!!
「!!…翔太郎…腕が!!」
「ん?あー成程、こういう感じか」
まるで予想していたかのような反応を見て敵は不機嫌に顔をゆがめた
「知り合いに聞いてな…福島で児童誘拐、絶賛逃亡中の敵、名前は【コレクター】。個性は触れた物や生物を人形にするってとこだな。」
「!!お前は何でそれを!!」
八斎會経由の裏のデータ…児童しか誘拐しないという限定的な条件…んでもって、やっこさんの服装、個性から案外察しがつくもんだな
翔太郎は帰ってからすぐに、八斎會のコミュニティを駆使し、児童誘拐する敵をリストアップし、動いていたのだった。
「触れた相手を人形化とは…まぁ人さらいにおあつらえ向きってわけか」
「知った風にべらべらと!!」
「へへ…弱点も知っているぜ」
そりゃぁ煽って俺に注目させるためだからな
「人形ってのはよぉ…本来置いて飾るもんだ、なんせ下手に持ち運んだら人形を壊れるからな。んでお前の服に付けていた。ストラップ付きのフィギュアならまだしも…飾る人形も付けていた。」
「!!!!」
「つ・ま・り!!」
Air!!
キュイン…
バッ!!
「え?きゃぁ!!」
エアードーパントに変身し、翔太郎は信乃の足元にそっと空気を固定。重力に逆らうように浮き上がった彼女の身体を、優しくそして迅速に後方へと運ぶ。すると…
「…!体が動かせる?!」
「距離を取れば元に戻るってな!!」
(僕の事も個性の事も…バレている…何だ…何なんだ!!このオスガキは?!)
「信乃!!個性は使えるか?」
「ッ!!まだ使えない!」
「そうか、なら走って大人に助けを呼んでくれ!!」
「でも!!」
「行け!俺が何とかする!勇気があるお前ならきっと大丈夫だ!!」
「…」
「速く!走れ!!!」
「…ッ!!」
ダッ
…行ったか、さてと
「随分とカッコいいじゃんか…神経がいら立つ!!」
「おーキレてら」
「何とかするぅ…?触れられたてめぇはもう終わりだ!!」
「そうかな?」
「は?…!?」
(触れたのに腕以外何も変化していない!!)
翔太郎の個性はガイアメモリ、○薬レベルの毒を体内から生成する個性なだけに、他の個性にも耐性があるのだ。
「アイツがいたから、手の内を簡単に見せるわけにはいかなかったが…てめぇ一人なら!来い!!スタッグフォン!!!」
ギューン…
そう言いながら翔太郎が手を天に上げるとどこからともなく謎の飛行物体が飛んできて、赤い端末を落としていった。
ガシ
「ロストドライバーver.2.0…コイツの初陣と行こうか!!」
ガッ
ジャラララララキンッ!!
外付けのメモリはともかく、今の肉体では複数のメモリに耐え切る事は出来ない…さてと、最適な能力は
「コイツだな」
Nasca!!
ジャキン!!
ブルルンブルルンブルルン…
「変身」
キュィィィィン
Nasca!!
「な、なんだそれは?!」
変身したら身長伸びたな…ありがてぇ、それはともかく
「あえて名を付けるんなら、仮面ライダーナスカ…だな!!」
「さぁお前の罪を…」
「数えろ!!!」
「ッ!!く、来るな!!こいつらが見えないのか?!」
コレクターは自身が身に着けていた人形になった児童を人質に取った。
「もちろん…織り込み済みだ!!」
ヒュンッ!!
(!?突っ込んできやがった、イカレてやがる!!)
「ッ!!……?」
仮面ライダーはコレクターの横をただ通り抜けた様に見えた
(何もしてこない?なら!!)
何があったのか理解していなかったコレクターは再び翔太郎に触れようとした。
「すっげえ…」
「は?」
「あ、悪い悪い独り言をつぶやいちまった、なんせ…」
「ただ、最高速度で突っ込むだけだったナスカが、こうも精密動作が出来るとはな!!」
「何を…言って?!」
ザワザワ
「う、うぅ…」
「こ、ここは?」
「なにが…」
ザワザワ
コレクターが周りを見渡すとなんと自身が付けていた人形たちが当たりに散らばり元に戻っていたのだ!!
「ッ!!…もう一度!!」
コレクターはもう一度少女たちに触れようとしていた、だが
「させっかよ!!」
ジャキン
Nasca!!
MAXIMUM DRIVE!!!!
グッ!!
ギュィーン!!
仮面ライダーは見逃さず、剣を持つ手にエネルギーを溜めた!!
「バード…ストライク!!」
ブンッ!!
『KIiiiiiiiiiE!!』
「ナドォア!!」
ドコン!!
ライダーが振りかぶるとハチドリの模様が突如出現し、敵に向かて突進してきたのだった!!
うし!!拳圧で吹き飛ばして、何とか距離を離せた、後は拘束だ
ガララッ!!
「ま、まだた!!」
ヒュンッ!!
もろに当たったコレクターは諦めずに何かを投げた!!それは…
「…車の玩具?ってまさか」
グンッ!!
「でっか!!」
それは車の玩具ではなく、個性でミニチュアになっていた本物の車だったのだ
「ククク!!質量に押しつぶされろ!!」
「ハァ!!」
ドゴンッ!!
しかし、仮面ライダーは怯みはしたが、蹴りで車を吹き飛ばし…
ジャキン
Nasca!!
MAXIMUM DRIVE!!!!
「千切り!!」
ジャジャジャッジャジャキンッ!!!
BOW!!
どこからともなく現れた剣で車を粉々に切り伏せていったのだった!!
「な、なぁ!?」
「ちょっとビビったが、質量が足りなかったな!!」
(後ろから声ドコン!!)
「ガ、ガフッ」
バタンッ!!
コレクターは殴り倒されていたのだった
「…戦いメインじゃない奴にこういうのも変かもしれないが、個性頼りすぎだろお前」
こうして、翔太郎のこの人生での初めての戦いは終わったのであった。
あの後の事はよく覚えてる。
私は必至でヒーローたちに助けを呼んだ、他でもない自分の声で
「敵が出てきて、たすけて!」
「!?ありがとう!!動けるかい?どこにいたのかおしえてくれ」
早くしないと…そんな焦りと、今までの怖さとかいろんなものが混ざりながら、ヒーローに抱えられて、その場所へ戻っていった。けどそこには
「な、なんだこれは?」
「あ…あれ?」
電柱に縛られている敵と道路に倒れている女の子だけで彼の姿はどこにもいなかった。
「お前は…確かコレクター!!宮城まで渡っていたのか!!」
電柱に縛られていた、コレクターという敵は逮捕された。
もう一人の友達がいるってヒーローに探してもらったけど
翔太郎の姿はどこにもなかった…
それとして、命からがら逃げられた私は褒められた。
けど、褒められるべきなのは私じゃなくて彼だった。それを言っても、ヒーロー達に信じてもらえず、幻でも見たのだろうと言われた。
そして、お母さんが来るまでヒーロー事務所に保護されて、お母さんと共に帰っていった。
お母さんたちに同じことを言っても信じてくれなかった。子供が敵を倒せるはずがないって。
夜、夢なのかもしれないって自分を疑い掛けたその時…
「(…今日の事、翔太郎が救ってくれたのは本当に夢なのかな?)」
ゴンゴン
「ヒッ」
ビク
今日の事があってか、窓からノックオンが聞こえてとても必要以上に驚いてしまった。そして、恐る恐るカーテンを開けたら…
「…!これは翔太郎の携帯?!」
そこに、あったのは翔太郎が自慢でよく魅せてくれた黒くて大きい携帯電話だった。
何でここにあるのか、不思議に思いながら、窓を開けて携帯を取った、その瞬間
prrrrr…
「え?!」
電話がかけられた…勝手に
「え!え!!えーとえーと…」
慌ててただ手を動かして
ガチャン
『お!どうやら届いたみたいだな』
「!!」
翔太郎の声が聞こえた
『もしもし、信乃…だよな?俺だ翔太郎だ』
「……」
心配だった、勝手にいなくなって怒ってた
『…?もしもーし』
見捨てたんじゃないかって心配だった
『あれ?…スタッグフォン、住所間違えたんかな?』
そんな二つの気持ちが一杯一杯で
「フぇ…ウェーン」
大泣きした
『うわッ!!ビックリした』
「グス…生きてた」
『…心配させちまったな、ごめん』
泣き止んだ後、色んなことを教えてくれた。翔太郎がコレクターを倒したこと、翔太郎の家族は血のつながらない家族で世間から敵の様な扱いを受けているっていう事…そして
『…実はだな…学校にさ、転校を速めてもらって明日からもう俺、学校にいねーんだ』
「…え?」
『なんでかは…まぁ俺の家族的に敵を倒したとかの話が世間に広まるのがまずいからだな…んで、せめてお前には俺から伝えるべきだと思って、今電話してんだ』
「そんな…」
『…ごめんな、こっちの勝手な事情でこんなことになっちまってな』
…言わなきゃ
『けど、日本を離れるわけじゃねーし、また会えるよきっとな』
…伝えなきゃ
『…一方的で悪いんだけど、なんか言う事が無ければ、正直この電話もまずいから、そろそろ切るんだけど、なんか言っておきたい事あるか?』
…個性じゃなくて!!直接口で!!
「翔太郎!!」
『うを?!どうした?急にでかい声で…』
「私は…わたしはぁ!!」
言うんだ「好き」って!!
「まだ…いっしょにいたい!!」
あれ…?
『!!…そっか、そうだよな…信乃はまだ心配だよな…』
『けど…今、こうやって話せるようになって、敵を前にして動けることをみて確信した!お前は強い!!』
『俺も多少なりとも力になれたとは思うけど、それは間違いなくお前の勇気だ、きっとこれからお前自身の力で前に進める!!』
『それに、コレクターを捕まえられたのはお前のおかげだよ、信乃』
『俺なんかよりも…ヒーローだった、正直、こんなことしか言えねーけど』
『頑張れよ!!そんでいつかまた会おうぜ!!じゃぁな!!』
プツン・・・
「あ…切れちゃった」
スタッグ
「え!?」
キシッ
ギュイン
すると突然、形態がクワガタムシの形になってどこかに飛び去ってしまった。
「あ!…待って」
…結局、私は本当は気づいていた気持ちを打ち明けることなく、彼とのお別れの電話は切れてしまった。あまり話せなかったしこれでよかったのかなんて今でも私は分からない
その夜の月はとてもきれいに輝いているように見えた。
数年後…
雄英高校ヒーロー科にて
明るい日差しが差し込む教室内。賑やかな声が飛び交う中、信乃は一人、机に肘をつきながら考え込んでいた。
「ちょっと…」
「ちょっと!! 信乃!!」
突然の呼びかけに、信乃はハッと顔を上げる。目の前には、じっとこちらを見つめる流子の顔があった。
「はいッ?! …って、どうしたの流子?」
「それはこっちのセリフよ! ヒーロー名を考えることになった途端、急にぼーっとしちゃってさ」
流子は腕を組みながら、不満げに唇を尖らせる。周囲のクラスメートたちはすでに自分の考えたヒーロー名を発表しているようだった。
「え?! えー…と、ちょっと昔のことを思い出してさ」
信乃は曖昧に笑いながら、窓の外へ視線を逸らした。校庭には他の生徒たちが訓練を終え、談笑している姿が見える。
「ふうん…ということは、もしかして昔からヒーロー名決まってたりするの?」
「うん、実はね」
信乃の言葉に、流子は興味津々といった表情で身を乗り出した。
「へぇ! 教えて!!」
「ふぇ!?」
いざとなると恥ずかしさが込み上げてきて、信乃は思わず頬を赤らめた。
(こんなに堂々と言えると思ったのに…やっぱり恥ずかしい)
「恥ずかしがらずに教えなさいよ~」
流子はニヤニヤしながら、信乃の肩を軽く揺さぶる。その様子に、信乃は観念したように小さく息を吐いた。
「…流子には言ったことあるけどさ、私、昔、人に知られず困っている子を救うヒーローに救われたことがあって…その人と仲良くなりたかった…その決意を形にしたヒーロー名を考えていたんだ。」
「私の目指すのは、誰にも知られることのない月とも仲良くなれる猫のようなヒーロー…だから、ヒーロー名は」
信乃はゆっくりと、しかし確かな決意を込めて口を開く。
「マンダレイ」
その名を口にした瞬間、胸の奥が温かくなるのを感じた。遠い過去の思いと、これからの未来が交差するような感覚。
流子はしばらくじっと信乃を見つめ、やがて笑顔を浮かべた。
「…いいじゃん、それ」
「志柄希翔太郎」
救うだけ救ってとっとと退散した男。ロストドライバーver.2.0は鳴海覇道から譲り受けたもので、設計図に記されていた強化内容をそのまま反映しており、前回よりも性能が向上しているらしい。送崎の気持ちには少し気づいているが会えて気付かないふりをしている。なんでだろうね…
「送崎 信乃(ソウザキ シノ)」
後に「マンダレイ」というヒーローになる少女。翔太郎に助けられたことが、ヒーローを志す原点となった。彼もきっと、どこかでヒーローになっていると信じている。もし再び出会うことがあれば、もう一度「友達」から始めようと思っている。
「土川 流子(ツチカワ リュウコ)」
後のピクシーボブというヒーローになる女性。何かとペアになるし、個性の相性が良い送崎と仲良くなり将来一緒に仕事をしたいと考えている。ちなみに、その友達の長い間ため込んでいる恋心にキャッキャしている。なおこの時キャッキャせずに自分も恋をすればよかったと後悔するのは少し先の話。
「人形敵『コレクター』」
現在敵騒動で話題になっている敵。個性は人形化で触れた対称を人形にする事が出来る。距離を離すことで回避される。今の人生で翔太郎が初めて倒した敵である。
「ガイアメモリ」(個性)
自身の個性を変化・創造する個性であり、いわば「個性を生み出す個性」。見たもの・聞いたもの・体験したものをもとに特定の姿に変身できる。変身には「容量」が存在し、その配分によって強さや能力が変化する。実際に受けた攻撃や体験を通してでなければ安定した形態は得られず、不安定なものはすぐに消滅する。きちんと制御しないと未完成のメモリが暴走し、重大な事故につながる可能性もある。翔太郎曰く「簡単に言うと、某DQMのモンスターの配合とステ振りのシステムにスゲー似ている。」という事らしい。
「ガイアメモリ」(原作、前作流用)
「仮面ライダーW」に登場したアイテム。「地球の記憶」を内包しており、それを注入する事で怪人になったり、仮面ライダーになったりする。正直「〇薬」やら「危険〇〇ック」みたいなものと言っても作者個人は過言はないと思う。
「エアーガイアメモリ/エアードーパント」(前作流用)
オリジナルのメモリとドーパント。見た目は全体的に半透明なのが特徴で、空間圧縮だけじゃなく、浮遊の個性も元にしたので能力は空気を固める事と空を飛ぶ事である。自由自在に形を変える事が出来るようになった代わりに熱を帯びるレベルまでの圧縮が出来ない。形を作ったとしても目視が出来ない為大分テキトーに形を作っている。ちなみに「空気を扱う敵との戦闘」と「志村菜奈との個性」二つを元に生成された今までのメモリに中でも特殊なメモリである。
「仮面ライダーナスカ」
翔太郎がナスカとロストドライバーを使い変身した姿。毒素を抑え込む反動故かドーパント形態よりも出力は落ちるが、安定性、精密動作は圧倒的に高い。ナスカブレードはドーパント形態と同じく持っている。マキシマムスロットを使い出せる必殺技はハチドリの紋様を生きてるように打ち出す「バードストライク」、ナスカブレードで切りまくる「千切り」。ちなみにナスカメモリは駆藤という人物の個性が元になっているらしい。
この作品今現在(2025/5/20)アンケートを開いているのですが詳しい情報はNo.2-1猫と月:上弦の後書きに載せているのでここから読み始めてアンケートが気になる人はそちらをお読みください。
ぜひご協力をよろしくお願いします!
前作ヒロインをメインキャラにするかどうか
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する!
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しない!
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してもいいけど説明ちゃんとしてね