葬送のフリーレンに転生した一般人の話   作:Revak

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第3話

 

 魔法の研究をするにあたっての疑問。魔族ってなぁに?

 

 腐敗の賢老クヴァールと首切り役人のリュグナーが同種族ということに不快感を抱く。どっからどう見ても同種族には見えませんが?

 仮にクヴァールとアウラがセックス、繁殖行為をした場合にどんな子供が生まれるのか。アウラの様な人間に近いのかクヴァールの様に人外型なのか。

 

 つうかなんだよ魔族。何で社会性が無いんだよ生命体として欠陥品にも程があんぞ。

 アリですら女王アリをトップにした社会構造があるのに魔族には何でないんだよ。虫けら以下ですかぁ~???

 

 というか魔族が死ぬと何で服まで消えるんだよ。あれか? 服だと思ってたのは服型の皮膚でしたってか?

 

 作中において魔族とは「言葉を発する魔物」と言われてるが……それを考えるとそもそも魔物も何なんだ。何で死ぬと消えるんだよ。自然に帰れや。

 

 

 そして一番の疑問。何で魔族君人類と敵対してるの? なぁぜなぁぜ?

 割とマジな疑問。リュグナーがグラナト伯爵と友好関係を築くことが出来ていたのは騙す為だったというが何で?

 

 ……というか。あー? なんでアウラはグラナト領地襲撃したん? 何で? 人を殺す以外の目的があの領地にあったか?

 

 そのまま友好関係構築して維持すればいいじゃん。

 社会性が無いとか一部感情が欠落しているとかいうくせに何で人間に対して殺意抱いてるの? なんで? なんで人間殺すん???

 

 アニメでも人間以外食ってる描写あったし。人間食わないと死ぬ訳じゃないのに何で人間と敵対するんじゃ。生物として欠陥してない?

 

 普通にグラナト伯爵と友好関係作って維持して繁殖すればいいじゃん。そうずれば魔族繁栄すっぞ。何でしない?

 

 考えるに。考察に過ぎないが──魔族とは魔法なのではないかと考える。

 

 

 生命が存在する理由は繁殖するためだ。蟲であっても鹿であっても人間であっても。オスとメスでセックスして子供バンバン作って増えるために生命は存在する。

 そこに理性だ論理だなんだと理由を付けた気でいるのが人間だ。

 

 では魔族は何なのか、という話であり──そもそも魔族って文明持ってるのかという話だ。

 

 魔王城という単語からするに建築ぐらいは……出来ないかもしれん。ワンちゃん魔王城自体が魔王の魔法で作ったとか言われてもこの世界なら驚けないクソが。

 いやけど魔王軍は実在するわけで。少なくとも軍を構築できる位程度には知性と数があるって訳だ。

 

 では次の疑問。何で魔王軍が人類と戦争をしていた?

 

 

 可笑しいだろうが。戦争というのは欲しいモノがあって起こるモノだ。土地、人間、資源。それらを欲することで戦争が始まる。

 

 じゃあ魔王軍が人類相手に戦争を仕掛けた理由は何?

 

 個の単位でしか動かす。力関係で無理くりコミュニケーション擬きを行う魔族達が徒党を組むことで。人類の敵の題名になってまで欲しかったモノは何だ?

 

 

 そこに欲しいモノが無いのならば。やはり魔族とは"人類を殺す為だけにいる魔法"なのではないかと考察する。

 

 無論理由なくそう考える訳ではない。根拠として挙げれば水鏡の悪魔(シュピーゲル)がいる。

 

 水鏡の悪魔(シュピーゲル)が作った複製体は死ぬと消える。魔族と同じように。

 ……それがアニメでの演出上での都合などでない場合。それは魔族が複製体と同じ魔法である──仮名称魔法生命体という証明にならないだろうか。

 

 

 これならば理由が付く。魔族が人を殺す理由に。魔族は人類を殺す為に創られた魔法でありその姿が人類を欺くためにあるならば。

 

 魔族は誰かが人類に向けて放った攻撃魔法なのではないか、と。

 

 ……問題は誰が放っているのかだが。これワンちゃんさぁ。

 

 

 全能の女神が全ての黒幕だったりしない?

 

 

 

 

 ■

 

 勇者ヒンメルの死から二十二年後。聖都郊外の森。

 

 森にある小屋の中で、一人のエルフと少女が勉強会をしていた。

 

「今日は蟲について勉強しようか」

「虫ですか?」

 

 あの草木に群がる……と少女──フェルンは言う。

 

「その虫じゃないんだ。蟲って言うのはここ二百年で活動を始めた組織でね。外で魔法を使って暮らしていくなら気を付けるに越したことは無い」

「組織の名なのですね。どのような活動をしているのですか?」

 

 フェルンはエルフ……フリーレンに尋ねる。

 

「魔族の援助、かな」

「魔族……ですか?」

「そう。奴らは魔族にとって利に成る様に動く。人々の動きを操り、魔族の軍勢が動きやすいように動く。時には自ら動いて街一つ焼き尽くす事もある。蟲というのは名の通り何処にでも虫のように湧いてくるから付けられた名だ」

「危険なのですね」

「そう。奴らはいつでもどこでも現れる。魔法使いとして活動するなら気を付けるに越したことは無いよ。少しでもこの人変だと思ったら逃げるんだ」

「わかりました。フリーレン様」

 

 

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