葬送のフリーレンに転生した一般人の話 作:Revak
最近魔王=全能の女神ではないかと考えた俺君です。どうも。
て、なんでここに俺君が?!
まぁくだらないギャグは置いといて、魔法について考えている。
そして魔法について分かった事だがこれマジ理不尽だな。
物質の創造もこれ出来るっぽいわ。マジチート乙。
植物を作る魔法はマジで植物を作っている。ただ幸いな事に魔法で作った物は魔法性だと一目見ればわかるので偽銀とかは出来ないっぽいが。
という事は術者次第で割と何でも出来るんだよな魔法。物理法則君に喧嘩売ってんなぁ~~~???
そこで気になるのがやはり魔力とは何なのか、だ。
魔力が何処から来たエネルギーなのかアニメの範囲ではまるでわからない。
肉体? 魂? それとももっと別の何か?
個人で保有できるエネルギー量には差があり、訓練次第で幾らでも伸ばす事が可能。
ほんと魔力とかいう理不尽の権化辞めて欲しいわ。研究が意味を成さない。
研究というのは法則を見つけ出す事だ。1+1=2を見つけ出す事を言う。
だがこの世界では個人によって1+1が2にも3にも9にも成る。馬鹿がよ。
ただ少なくとも自分の場合は魔力を魂で持っている事が判明した。
それは単純に
そういや魂関連でおもい出したが断頭台のアウラは自分にとって天敵だ。本体である自分が
後魂が何なのかって問題もあるよな。アニメで「魂を天秤に乗せたな」ってあるから魂と自我はイコールではない、つまりハガレン式の世界観ではないとわかる。
ここでもハガレンに乗っとるが人間は三つで構成されるとされる。
肉体 精神 魂の三つだ。
で、フリーレンの場合は精神が自我を持っていて、魂は器か何かに過ぎないのではないかと考える。
それ考えると自分の
うーん。これはあれか? 真人みたく術式は世界てことでそれぞれが固有の世界観を持っているのか?
■
勇者ヒンメルの死から二十九年後。
オイサースト近くの森にて。
「んなぁ?! 湖を凍らせおった!」
その森の中心部に位置する湖がある魔法使いの手によって凍らせていいた。
凍った、といっても真まで凍った訳ではない。凍っているのは表面部分だけであり、溶かすのは簡単だろう。
「よし」
それを成した少女──ラヴィーネはやる事はやったとその場を飛んで離れようとする。
氷を解かそうと炎魔法を使う一団を尻目に飛んでいこうとし──
ズドン、と強い衝撃がその場を襲った。
「なんだ?!」
衝撃の正体は氷の上に着地した。
全長二メートルと少し。般若のように歪んだ顔を持ち、こめかみからは角が生えている。
鋭い爪を持つ手を持ち、筋肉質な体。自身の腰ほどもあるであろう長髪。
「──魔族?!」
腐敗の賢老と恐れられた魔族、クヴァールが現れた。
「どうやってここに……」
この場所は大魔法使いゼーリエが張った結界に守られている。この結界を破る事など不可能だ。
だが、事実クヴァールは結界を強引に破り侵入を果たしている。
何人かの魔法使いが空を見上げる。ドーム状に広がった結界の一部に大きな穴を開けられていた。
「まだ来るぞ!」
そして、その穴から更なる侵入者が現れる。
今度は人間だ。だが全員が特徴的な傘を持っている。
この世界の者達では解読できない文字が掘られた傘だ。
総数約二十名の傘を差した者達が侵入してくる。
侵入した後、結界は閉じられた。何事も無かったかのように。
「さぁ。蟲の者度。約束を果たそうぞ」
クヴァールはそう言い、攻撃を放とうとする。
「蟲じゃと?!」
げっ、と一級魔法使いの第一次試験を受けている者の一人、エーレが顔を歪ませる。
蟲の悪名は何処までも広がっている。
特に北側諸国では著名だ。蟲というだけで嫌悪する者は多い。
それが、魔族と共に現れた。
「行くぞ──
クヴァールから黒い閃光が放たれる。
黒い光という矛盾したそれがこの場にいる全ての受験者たちに向かって襲いかかった。
「防げ!」
それをこの場の者達はそれぞれ防御魔法で防ぐ。
何条にも分かたれた即死の光は、六角形の防壁によって打ち消される。
「ふむ。やはり効果は薄いか」
クヴァールがそういうと蟲の者達が飛翔を開始する。
それぞれ受験者へと飛び、魔法を唱えて襲い掛かる。
受験者たちは空を飛び、回避していく。
其処に白い光が走った。
白い光はクヴァールへと飛んでいく。
クヴァールは一般防御魔法を展開し、放たれた魔法を防ぎきる。
「久しぶりだね。クヴァール」
「フリーレンか」
攻撃の主は葬送のフリーレンだ。魔族を殺す魔法を躊躇なく放った。
「やっとこやっとこ」「繰り出した~」「オモチャのマーチが」「らったったぁ~」
そこに、蟲が歌い出す。
「蟲か……いつまでも厄介だね」
「ククク、儂らにとっては実に便利な奴らよ」
「そうだね」
クヴァールとフリーレンは一般攻撃魔法の応酬をくり広げる。
何十という一般攻撃魔法の嵐を両者一般防御魔法で防ぐ。
「ふむ。やはりこの防御魔法が厄介じゃのう……」
クヴァールはポツリと呟く。
現代における魔法使い同士の戦いで防御魔法は非常に便利な魔法だ。
何しろこれ一つで大抵の魔法は防げてしまう。
故に破る方法は二つとされている。
一つは防御魔法など知った事かと高出力、高火力の魔法で強引に──力技で破る方法。もう一つはこの防御魔法の欠点である物理的防御の薄さを突く事による突破。
「ゾルトラーク」
だがクヴァールはそのどちらでもない方法で防御魔法を破った。
フリーレンが展開した防御魔法がまるで空間事抉られたかのように討ち削られ、フリーレンの肩が抉られたのだ。
「……へぇ」
フリーレンが称賛するようにポツリと言うのと、クヴァールに一人の少女が近づいたのは同時だった。
「なに──」
紫髪の少女──フェルンは魔法を行使する。