森の出口付近にてミリィの前に現れた、新たなマテリアルビースト。ミリィは新たな力であるエレトリックの力で撃破に成功したのだった………
ミリィは、爆発した後に地面に転がった怪人のマテリアルに触れる。するとマテリアルは新たな鍵の形へと変化し、その鍵はガトリングのアクリルが付いた鍵となった。
「この鍵は………さっきの怪人の武器の鍵かな………?」
ミリィが首を傾げながら鍵を目にしていると、突如としてミリィの前を何かが横切った。ミリィが目の前を通った何かに唖然としていると、いつの間にか彼女の手から先程の怪人の鍵が消えていたのだった。
「あっ………!! (鍵が無くなった………!?)」
ミリィは困惑しながら周囲を見回す。すると、白い帽子と白いマントを羽織ると共に、左耳に機械を身に着け、簡素な鎧を身に纏った謎の黒髪男を見つけ、彼の手にミリィが先程まで持っていた鍵があった。
「………これが新たな鍵か」
その人物は冷静な様子で鍵に目を向けていた。ミリィはその人物に対して身構える様子を見せると………
「貴方誰………!? その鍵を返して………!!」
その人物に対して鍵の返却と素性を問いかける。男がミリィに対して顔を見せると、その人物はUにそっくりな顔をしていた。
「ゆ、Uさん………!? で、でも髪の色が違う………?」
これにはミリィも思わず彼がUかを問いかけるが、彼の髪色が白髪で無い事に困惑する様子を見せていた。
「………U? 知らないな。僕は………ソードマン。ホワイトソードマン。世界征服を企む秘密結社『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』の戦士だ」
男はUを知らないと言い放つと、ミリィに対し、『漆黒の支配者達』の戦士ホワイトソードマンである事を語った。
「ホワイトソードマン………? というか『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』って………?」
これには当然ミリィも困惑の声を漏らした。その反応を見たホワイトソードマンは………
「………そうか。この世界ではまだ知られていない名前だったか」
意味深な様子を見せながらそう呟くと共に、少し考える様子を見せると………
「………まあいい。僕を疑う疑わないは勝手だ。しかし忘れるなよ。動向次第では君を敵と見なすかもしれない………という事を」
そう言って目にも止まらない速さでその場から逃亡してしまった。
「あっ………! ………逃げられちゃった」
ミリィはホワイトソードマンに逃げられてしまった事から呆然とする他無かった。直後にミリィはベルトから鍵を取り外し、変身を解除するが………ミリィが足元を見ると、そこに何かの機械が落ちているのを目にした。
「………? 何これ………?」
ミリィは地面に落ちていた機械を手に取る。ミリィがこの機械に首を傾げる様子を見せていると………突如として機械が鳴り出し、機械の赤いボタンが同時に点灯する。
「え? ええっ………?」
ミリィは困惑しながら機械のボタンを押す。
「………初めましてだな」
機械からは突如として人の声が聞こえた。
「えっ!? な、なにこの機械………!?」
ミリィは困惑する様子を見せながら驚きの声を上げる。
「………君が持っているのは無線機だ。我が主から君のサポートをするよう言われている」
声の主は、ミリィが持っている機械が無線機である事を説明する。
「………貴方は誰?」
しかし、ミリィの警戒心は強まり、声の主の正体を問いかける。
「………ファンさ。君を応援する………」
だが、声の主は自身がミリィを応援するファンである事を語ると同時に無線を切ってしまった。
「あっ………ちょっと!!」
ミリィは声をかけるが、無線機から反応は途絶えてしまった。
「………もう何が何だか………」
ミリィは状況に混乱し、考える事を止めてしまったのだった………
そんな中、ミリィを近くの木の影から密かに見ていた人物がいた。それは先程ミリィの前に現れたホワイトソードマンであり、彼は左耳に着いた機械のダイヤルを撫でていた。
「………強くなってくれよミリィちゃん。僕は君と同じ………悪意ある怪物から人間を切り離す事に期待してるんだからさ………」
ホワイトソードマンは何故かミリィを知っているかのような素振りで彼女に期待する意思を呟きながらその場を去るのだった………
ミリィの前に現れた謎の男ホワイトソードマン。彼はミリィの前で敵対する可能性を示唆しつつも、何故か裏ではミリィに期待する素振りを見せていた。果たして、彼は何者だろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ホワイトソードマンは鍵を手にとある人物の元へ向かっていた。その人物とは、なんとピンクボンバーであった。謎の人物、ホワイトソードマンの正体は………
次回「ホワイトソードマンの正体」