鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
『漆黒の支配者達(シャドーインベーダーズ)』のアジトへ戻ったミリィ達は、事の顛末をUへ説明する。その会話の中でリヴィスの精神に纏わる懸念が浮上。しかもそれを救えるのはミリィのみという中々に絶望的な中で、ミリィは考える猶予を欲したのであった………


第101話 音のメイデン

一方その頃、リヴィスはボロボロの姿で森の中を彷徨っていた。

 

「ぐっ………どうして………どうしてミリィちゃんは分かってくれないの………!?」

 

リヴィスは近くの木に拳を打ち付ける。それでも尚胸の中の苛立ちが抑えられない中、突如として近くから楽器による音が聞こえた。

 

「………? 音楽………?」

 

リヴィスは首を傾げながら音の聞こえる方へと誘われた。そして、音を辿っていく内に、音楽隊のような格好をした少年とも取れる見た目の少女が琴を弾いていた。

 

「………男の子? いや、多分外見をよく見た感じ………女の子?」

 

リヴィスが目の前の少女に対して首を傾げる中、少女の方がリヴィスに気付き………

 

「………僕に何の用かな?」

 

少年に近い声でリヴィスにそう問いかける。

 

「いや………こんな所で音楽を演奏する子なんて珍しいと思ったの………」

 

リヴィスはその珍しさに思わず本音を漏らした。

 

「そうか………人間の常識ではそうなるのか………成程ね………」

 

少女は少し考え込む様子を見せると、竪琴の演奏を止め………

 

「失礼、人間の世界では先に名乗るのが常識だと聞いていたんだけど、演奏に夢中になってて名乗るのが遅れた。僕はロンド=メイデン。No.6のナンバーが与えられた造られし少女だよ」

 

自身の名をリヴィスに向けて名乗った。リヴィスはロンドにメイデンの名が付いている事に驚き………

 

「メイデン………!? ど、どういう事………!?」

 

彼女がメイデンの名を持っている事に首を傾げる様子を見せた。

 

「………おや? もしかして知らないのか、メイデンゲームの事?」

 

それを聞いたロンドは、リヴィスがメイデンゲームの事を知らない事を察した。

 

「メイデンゲーム………何の話?」

 

リヴィスは聞き慣れない単語の連続で首を傾げるばかりであった。それを見たロンドは………

 

「ふふっ、これも何かの縁だ。君には色々話してあげるよ、僕達がやっている事を………君、名前は?」

 

リヴィスに自分達がやっている事について説明する事に決めた様子を見せ、リヴィスに名前を問いかけた。

 

「………リヴィス」

 

リヴィスは自身の名をロンドへ語る。リヴィスの名を聞いたロンドは………

 

「リヴィスか………よろしく」

 

リヴィスに対し、笑顔を向けながらそう言葉を返したのであった………

 

 

 

リヴィスの前に現れたNo.6メイデンのロンド=メイデン。彼女はリヴィスがこれまで知らないままでいたメイデンゲームに纏わる情報を知る上でのトリガーとなるべき人物であった。果たして、メイデン達の真実を知らされた後のリヴィスの反応は………?

To Be Continued………




次回予告
ロンドからメイデンゲームについて聞かされたリヴィスは、非人道的な殺し合いに怒りを覚える。だが、ロンドの持つ考え方に思わず心が惹かれる様子も見せたのであった………
次回「ロンドの信念」
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