鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ミリィ達は変身して応戦するものの、ロンドの音楽によって接近ができずにいた。更にリヴィスの射撃も混じって防戦一方となる中、Uが戦闘へ乱入するのであった………


第105話 経験者の指揮

Uは右手にブリザードガンを生成すると、銃口をロンドへ向ける。

 

「っ………! ロンドの邪魔はさせない!」

 

しかし、リヴィスはメイデンそっちのけでUに射撃を行う。だが、ブリザードフォームの堅牢な防御力には通じず弾かれてしまった。

 

「私を放置してUを狙うとは………いい度胸じゃない」

 

そしてその隙にメイデンはリヴィスに向けて光の矢を放つ。メイデンへの注意を忘れていたリヴィスはこれをまともに受けて横転する様子を見せた。だがメイデンは構わず光の矢による狙撃を続けるのであった………

 

 

 

一方、ロンドは音による衝撃波をUに向けて放つ。だが、Uのブリザードフォームの防御力はこちらでも崩せず、Uはロンドに向けてゆっくりと接近しながらブリザードガンによる狙撃を行う。

 

「うあああっ!! ………や、やるね………」

 

ロンドはUの纏う鎧の防御力に動揺していたが、すぐさま槍による攻撃に切替えて連続攻撃をUに向けて放つ。しかし、これもUの纏う堅牢な鎧を前に傷1つ付けられず、Uは左手によるパンチをロンドの身体へ直撃させ、大きく吹っ飛ばした。

 

「ぐあっ! (装甲が堅い………だが、そこまで足は速く無さそうだ………ならば………)」

 

ロンドはブリザードフォームの防御力を目にしつつ、機動力の低さを突こうと走り出し、Uの周囲を走り回る中でベルトのゼンマイを回し始める。Uはその光景を見る中でベルトから鍵を取り外し、一度鍵のカバーを元に戻す。そして、紫と水色のカバーの鍵に戻った直後にUは水色のカバーを起こし、紫一色の鍵を作り出す。そしてロンドが手にしていた槍の先端にエネルギーチャージを完了させると同時に鍵をベルトにセットし、鍵を回す。

 

『ブレーメンメルヘンエンド!!』

 

ロンドの持つ槍がUに当たる直前、Uの水色の鎧がガラスのように崩壊。その下に隠れていた紫の軽量な鎧が出現したと同時にUの足元に次元を歪める形でゲートが出現。攻撃が当たる前にUはゲートへ飲み込まれ、その直後にロンドの背後にゲートを出現させると、Uは回し蹴りを叩き込んだ。

 

「うわあああああ!!」

 

ロンドは大きく吹き飛ばされる。その隙にUはリボルバー拳銃の形をしたアクリルの付いた鍵を取り出し、ミリィに向けて投げ渡した。

 

「それを使って援護を頼む!」

 

Uはそう言って右手にあったブリザードガンのグリップを動かし、ブリザードガンは直線状の形へ変形。その直後に銃口から鋭い刃が出現した事でディメンションソードとなった。ミリィは思わぬ形で自身の鍵が帰ってきた事に驚いていたが、Uの言葉に頷くと直後にその鍵をベルトへセットし、回した。

 

『アーマーオン!! ………マグナムガンマンウォーリアー! ブラースト!!』 

 

するとミリィの身体を黒いエネルギーが走り、鎧が黒の銃をイメージした鎧に変形。直後にブラーストマグナムを生成させると、ロンドの動きを見ながら遠距離攻撃を行う。

 

「ぐっ!!」

 

ロンドはこれを回避するべく動いていたが、そうすればロンドよりも素早い動きで動き回るUのディメンションソードによる波状攻撃を受ける事となってしまい………

 

「うわあああああああ!!」

 

悲鳴をあげながら大きく吹き飛ばされてしまった。

 

「ロンド!!」

 

リヴィスは加勢しようとするも、それを見たメイデンはメルヘンボウを投げ捨て、刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵を取り出し、これをベルトへセットする。

 

『キー、オン』

 

これにより、メイデンの右手にエレトリックブレードが出現し、メイデンはリヴィスへ接近。素早い手さばきによる連続斬撃をリヴィスへ叩き込んだ。

 

「うわあああああ!!」

 

リヴィスは大きく吹き飛ばされる。そして地面に叩き付けられた直後、彼女は右拳を地面に叩き付けると………

 

「なんで………どうしてぇ………どうしてなの!?」

 

自身の思うように事が進まない現状を嘆くようにそう呟くのであった………

 

 

 

Uが加勢したタイミングで、彼の立ち回りと連携を活かした戦い方で勝負の流れはミリィ側へ変化した。果たして、このままミリィ側が勝利を収めるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
ロンドを追い込み、いよいよトドメを刺そうとするミリィ達。しかしそれがリヴィスの負の感情を爆発させる事となり、彼女の暴走を誘発してしまうのであった………
次回「負の感情の暴走」
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