鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

110 / 201
前回までのあらすじ
ワーイングフォーム変身に使っていた鍵の解析をピンクに依頼する中、過去の自分達の行動について後悔するミリィとU。しかしメイデンは、リヴィス自身が自身の闇を超える必要がある事を冷静に突き付けるのであった………


第109話 救う為の手立て

それから少ししてピンクが自室から姿を見せ、ミリィ達の前に現れた。

 

「………解析が終わったよ。どうやらこの鍵は変身者の負の感情に応じてパワーが増す仕様になってる………今のリヴィスちゃんって子には悪い意味でベストマッチだろうね。でもそのデメリットとして自身の闇に飲まれる恐れがある。多分、皆の前で暴走したのもこの負の感情が強くなり過ぎた故に歯止めが効かなくなったから………という感じだと思うよ」

 

ピンクは暴走の原因について語り、それを引き起こしていたのは彼女が今手元に所持している鍵である事を語った。

 

「………面倒な事だ。つまりその鍵をまた使えばリヴィスが暴走する可能性が高いって事だな?」

 

Uはリヴィスが仮にこの鍵を再使用すれば暴走するのでは無いかと勘づいていた。

 

「ご明察。今のリヴィスちゃんの状況は分からないけど、十中八九暴走だろうね………そうなったら最悪殺すしか無くなるかも………」

 

ピンクは再使用時の暴走の可能性が極めて高い事を予感しており、最悪殺害も止むなしとすら考えていた。

 

「そ、そんなのダメだよ………!!」

 

しかしながら、それはミリィの望む結末では無い。そんな事はその場にいる誰もが分かっていた。

 

「何か救う方法は無いの、ピンクさん!?」

 

ミリィは縋るようにリヴィスを救う方法を問いかける。ピンクは少し考え込む様子を見せると………

 

「結論から言うと………ある。そもそも暴走の原因はこの鍵の仕様にあるからね。これを逆手に取れれば少なくとも負の感情による暴走は無くなる………だから私は、この鍵の仕様をひっくり返す為の新たな鍵を作る」

 

救う術は存在し、その為の鍵を作成する事を宣言した。

 

「鍵を作るって………貴女には力のある鍵は生み出せないはずじゃなかったかしら?」

 

メイデンは首を傾げながらピンクへの疑問を問いかける。

 

「0から作れないだけで、物があるなら話は別。実際に私はただの鍵からシャドーガンスターとインベーダードライバーを作った。そして今回はこの鍵を元にした改良。この鍵を素材にすればリヴィスちゃんを救う為の鍵が作れる………!」

 

しかし、ピンクは実物から改良する形で新たな鍵を生み出す事は可能であると語りその為に新たな鍵の作成に踏み切った様子を見せた。

 

「ただ、少し時間がかかると思う。悪いけど誰か1人完成品を受け取る係を担って欲しいんだけど………」

 

だが、完成には時間がかかる事も言及するピンク。するとUが彼女の前に立ち………

 

「ならその係は僕が担おう。2人にはリヴィスを探してきて欲しい」

 

Uが鍵の完成まで待機する事を語り、リヴィスの捜索をミリィとメイデンへ託す言葉をかけた。

 

「………うん、任せて!」

 

ミリィ達はリヴィスを救う為、Uの言葉に頷く様子を見せたのであった………

 

 

 

リヴィスを暴走させていたのは例の鍵が原因であった。その鍵を改良する形でリヴィスを救う新たな鍵を開発する事を宣言したピンク。果たして、ミリィ達はリヴィスを救う事が出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
一方その頃、何とか逃げたロンドは先の戦いで負ったダメージに苦しんでいた。そんな彼女に囁くようにポイズが姿を見せ、とある力を使うように促そうとしていたのであった………
次回「悪魔の鍵」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。