ロンドとの対決において、リヴィスの妨害もあって思うように戦えないミリィ達。しかし、メイデンが彼女を抑え込む事で、ミリィとロンドは1vs1の状況へと持ち込ませるのであった………
ロンドの目の前へ接近したミリィは、ジャスティングブレードを手にし、これを振るう。ロンドは槍を使ってこれを止めるものの、ミリィは手速い剣さばきでロンドにダメージを与えられないものの、彼女自身が持つスピードで押していた。
「(速い………!)」
ロンドはミリィのスピードに押され、思わず表情を歪ませていた。ロンドは手馴れた槍さばきで応じていたものの、そのスピードには着いていくのがやっとのようで、かなり苦戦させられていた様子だった。
「(このまま押し切る………!!)」
ミリィ側も押し切る覚悟を決め、手を休めずに攻撃。それにより、無数に放っていた内の1発がロンドに直撃した。
「うわあああああ!!」
ロンドは大きく吹き飛ばされた。
「………これで決める」
ミリィはベルトに差さった鍵を回そうと手にかける………だがそれと同時に、突如として黒い影がロンドの前に現れた。
「っ………!?」
それを目にし思わず手を止めるミリィ。すると次の瞬間、ロンドの前には、ミリィ達にとって見覚えのあるメルヘンの鎧を身に纏った人物が立っていた。
「ポイズ………!!」
メイデンはその人物の名を口にする。ロンドもこの場面でポイズが現れた事には驚いており………
「何のつもりだい………?」
ポイズに対しそう問いかける。ポイズは地面に倒れるロンドの身体を蹴飛ばし、仰向けにすると………
「手を貸しに来たのよ………アンタの為にね………」
そう言って、黒い鍵を見せつけた。
「止めろ………! その鍵だけは使いたくない………!!」
ロンドは黒い鍵を見せられ、大きく動揺する。しかし、ポイズはそんな彼女を嘲笑うと、彼女のドライバーに手をかけ、鍵をセットする。
「この邪魔者達が消えてくれれば、私としては万々歳………私の役に立てる事を有難く思いなさい………!!」
ポイズはそう言うと、ベルトに差さった鍵を回す。
『フルバーストオン!!』
これにより、ロンドの身体に電流が流れ出し、ロンドは苦しみ始める。
「うわあああああ!!」
それにより、しばらくロンドの悲鳴が鳴り響いた。そしてロンドはこれに耐えられなくなり、意識を手放し………そして、ロンドは次の瞬間、獣のような唸り声を上げながら身体を起こし、目にも止まらない速さでミリィに向けて接近するのであった………
1vs1となった事でミリィ側が優位に立ったと思ったのも束の間、ポイズによって暴走させられてしまうロンド。果たして、暴走したロンドはどのような影響を齎してしまうのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
暴走するロンドは目にも止まらない速さで動き回り、ミリィを苦戦させる。一方でリヴィスは、暴走するロンドの姿を目にし、言葉を失ってしまったのであった………
次回「絶望の状況」