鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ロンドとの1vs1に持ち込んだ事で、互角の勝負を繰り広げるミリィ。だが、ポイズがロンドへ使った鍵の力により、ロンドは暴走状態となってしまうのであった………


第114話 絶望の状況

ミリィへ襲いかかるロンドのスピードはこれまでの域を凌駕しており、ミリィすら追いつけない速度で彼女に槍の斬撃を叩き込んだ。

 

「うわあっ!!」

 

ミリィは大きく吹き飛ばされる。ロンドは続けて追撃をかけようとするが………

 

「ミリィ!!」

 

メイデンが慌ててポイズそっちのけでミリィの近くへ高速移動し、ロンドの攻撃をメルヘンボウで受け止める。

 

「(前より速くなっている………!! あの鍵の力のせいか………!!)」

 

メイデンは冷静に様子を見つつも、メルヘンボウを使って攻撃を受け止めている間に刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵をベルト右部にセットし、これを回した。

 

「キー、オン」

 

これによってエレトリックブレードを生成すると、メルヘンボウから手を離し、ロンドとの接近戦に切り替える。メイデンが高速移動を開始すると同時に、ロンドも高速移動を行う事で、2人は目にも止まらない速さで攻撃をぶつけあった。そんな中、暴走するロンドの姿を見たリヴィスは地面に膝をつくと………

 

「どうして………どうしてロンドが暴走しているの………!?」

 

そう言って、ロンドの暴走に絶望する様子を見せていた。するとその直後、ポイズが彼女の背後に立つと………

 

「お馬鹿さん。貴女が弱いからこんな事になったのよ………! 貴女があの白い鎧の女の子も守れず、ロンドも支えられない雑魚だからこんな状況になった………それを今になっても自覚出来ないなんて本当にお馬鹿さんね………!!」

 

そう言って、リヴィスを嘲笑いながらその理由を語った。それを聞いたリヴィスの絶望は深まる事となり、目から涙を零していた。

 

「私が………弱かったから………」

 

自身の弱さに絶望し、地に頭を付けながら泣き崩れるリヴィス。ポイズはそんな彼女の様子を嘲笑っていたが………

 

「勝手に絶望してんじゃねえよ」

 

その直後、リヴィスは聞いた事のある男の声を耳にした。その直後、ポイズの背後の空間が歪み、ゲートが出現。その際の音でポイズはゲートの方へ振り返るが………

 

『ディメンションヘルスラッシュ!!』

 

そこにはディメンションソードを手に、ディメンションフォームに変身したソードマンことUの姿があり、彼による鋭い斬撃でポイズを吹き飛ばす一撃を彼女に叩き込んだ。

 

「ぐああああっ!! ………余計な邪魔を………!!」

 

ポイズはUに不意討ちを貰い怒りの声を漏らしたが、すぐさまこの場で彼と戦うべきではない判断に行き着いたのか、その場から撤退した。そしてUはリヴィスの背後に立つと………

 

「勝手に動いて勝手に絶望する………君、何がしたくてここまでやってたんだよ………?」

 

そう言って、厳しい言葉を彼女に向けてかけるのであった………

 

 

 

ロンドの暴走に絶望するリヴィスは、ポイズの言葉で更なる絶望に叩き落とされる。しかし、そこへ突如としてUが駆け付けた。果たして、彼がやってきた理由とは………!?

To Be Continued………




次回予告
Uの登場により、ピンクが鍵を完成させた事を察知するミリィとメイデン。そしてUは、リヴィスに対し彼女が何の為に戦う道を選んだのかを改めて問いかけるのであった………
次回「戦いの理由」
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