Uから戦う理由を改めて問いかけられるリヴィス。リヴィスは戦う理由を思い出し、Uから与えられた新たな鍵の力でガンスターフォームへと変身したのであった………
リヴィスは意を決した様子を見せながら走り出し、メイデンとロンドの戦いの場へ乱入。ロンドに向けて強烈なパンチを叩き込み、彼女を吹き飛ばした。
「………! 貴女………!」
メイデンはリヴィスの様子が変わっている事に驚く様子を見せていた。リヴィスはシャドーガンスターの銃口をロンドに向けると………
「ロンド………貴女を救ってみせる………!!」
そう言って、リヴィスはロンドの事を救う事を宣言する。ロンドは目にも止まらない速さでリヴィスに接近。リヴィスも素早い足取りで動き回るが、スピードについてはロンドの方が上なのか、翻弄される様子を見せていた。
「ぐっ! 速い………でも!!」
しかし、リヴィスは複眼を発光させると、ロンドの動きに目を向ける。ロンドのスピードに追い付く事は出来ずとも、今のリヴィスの視界にはレーザーのようなものが見えており、それに反射するロンドの姿から、軌道をある程度読むと、シャドーガンスターを構え、自身に接近してくるタイミングでトリガーを引き、接近してきたロンドを吹き飛ばした。それでもロンドは息すら漏らさずに身体を起こす。そのような機械的とも取れる彼女にロンドは動揺の声を漏らしつつも………
「………ロンド、少しだけ我慢してて………貴女の暴走を止める為に………思いっきりの一撃をぶつけるから………!!」
リヴィスはそう言って、シャドーガンスターに差してあった鍵を立てる。
『フィニッシュコマンド!』
リヴィスは狙いを定めようとするが、ロンドの高速移動を改めて目にする事となり、中々狙いが定まらない様子だった。しかし、彼女は冷静に状況を把握すると………
「………ミリィちゃん! U! それと………そこの人形女!! ロンドを押さえ込んで!! 私がロンドを止める為の一撃を決める為に………!!」
そう言って、ミリィ達3人にロンドの拘束を依頼する。
「リヴィスさん………! わかった!」
ミリィはこれに頷くと共にロンドへ接近。Uもこれに頷く様子を見せると、ベルトに持ち手が紫一色の鍵をセットし………
「変身!」
そう言って鍵を回した。
『ディメンションソードマスター! ディメンションソードマン!!』
これにより、ディメンションフォームへと変身し、素早い動きでロンドの方へ走り出す。
「人形女って………まあいいか、その辺は後で訂正するとして………今はロンドを止める………!」
メイデンは人形女と呼ばれた事に不満を漏らしつつも、今は協力が必要と判断し、彼女もロンドへ接近。3人がかりでロンドへ接近する事となり、ロンドはすぐさま素早い動きでかわそうとするが………
「逃がすか!」
Uはすぐさまベルトの鍵を1回操作した。
『ディメンションアタック!!』
するとUの周囲にゲートが幾つか出現し、Uはゲートへ潜り込む。そして、ゲートを通って高速移動を行い、何度目かのゲート通過と同時にロンドの腕を掴み、彼女を片手で持ち上げ、地面に叩きつける。ロンドはすぐさま姿勢を立て直し、素早い動きで移動しようとするが………
「メイデンちゃん! 力を合わせよう!!」
ミリィはそう言って、走っているのをイメージした靴のアクリルが付いた鍵をベルトにセットし、すぐさま鍵を回した。
『マッハ! エンチャント!!』
これにより、ミリィはロンドを上回るスピードで動き、ロンドの身体を抑え込む。
「今だよ、メイデンちゃん!!」
ミリィはメイデンに声をかける。それと同時にメイデンもメルヘンボウを手にしており、ゼンマイをセットしだと同時に弦を引き絞り、手を離すと………
『イバラヒメメルヘンシュート!!』
鏃を模したパーツから茨のムチが放出され、ロンドの身体を拘束。ミリィは既のところでこれを回避し………
「リヴィスさん!!」
リヴィスに声をかける。
「………ありがとう、皆………!!」
リヴィスは感謝の言葉を口にすると共に、狙いを定める。そして、シャドーガンスターのトリガーを引いた。
『ガンスターバースト!!』
これにより、光の弾丸が無数に放出される。これらがロンドのベルトに直撃し、その余波でロンドを吹き飛ばす。直後にロンドは変身が解除。彼女のドライバーは破壊され、吹き飛ばされた際にベルトから外れたゼンマイはメイデンの方へと飛んでいき、そのまま彼女がこれを奪取したのであった………
リヴィスは、ミリィ達の手を借りる事でロンドのベルトを破壊し、彼女を黒い鍵の力から解き放つ事に成功した。これによりリヴィスはロンドを救うと同時に、真の意味で力を正しい方向で扱う事が出来たのであった………
To Be Continued………
次回予告
ロンドは正気を取り戻すと共に、リヴィスの成長を喜ばしく思っていた。しかし、そんな空気に水を差すかのように、ロンドにトドメを刺す凶刃が襲い掛かるのであった………
次回「音楽を愛した者の末路」