鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

121 / 201
前回までのあらすじ
Uがビリジアンの元へ赴く関係で、一時的にミリィ達と別行動を取る事となった。しかし、リヴィスとメイデンは衝突関係のままであり、ミリィとUは不安を隠せない様子であった………


第120話 相容れない関係性

Uが出かけた翌日、ミリィ達はブルー、グレーと共に特訓をしていた。

 

「はああああっ!!」

 

ミリィはヒーロイックフォームの姿で、グレーと1vs1の勝負をしており、勝負はグレーがやはり実力の差から押している状況であったが………

 

「それなら!」

 

ミリィはジャスティングブレードを手にし、素早い剣さばきでグレーにくらいついていた。

 

「っ………! (ミリィちゃんの動きが前より良くなってる………! それなら………!!)」

 

グレーもこの押されように、思わず手から煙を放出。自身の身体を隠す形でミリィを撹乱し、一方的な攻撃を行う戦術に切り替えるが………

 

「うわっ!? だったら………!!」

 

ミリィも負けじと上部に円状の蓋が付いた鍵を取り出し、そのまま鍵上部の円状の蓋を回す。

 

『ヒーロー! オーセンティケーション!!』

 

鍵を起動させベルト上部にセットすると、そのまま鍵を回した。

 

『アーマーオン!! ………フォーティチュードウォーリアー! ジャスティング!!』

 

これによりジャスティングフォームへと変身したミリィは、すぐさまベルトに煙から姿を現す人を模したアクリルが付いた鍵をセットし、これを回した。

 

『ステルス! エンチャント!!』

 

これにより、ミリィは姿を煙のように変えて消した。

 

「(なっ!? どこに消えたの………!?)」

 

グレーは思わず煙の力を解除してしまう程にミリィの姿を探すのに躍起になっていた。だがその直後、ミリィが彼女の前から突然姿を見せると共に剣を振り上げていた。グレーは咄嗟に受け止めようと槍を構えるが、ミリィによって槍の柄を真っ二つにされてしまった。

 

「うわあっ!? ………やるね、ミリィちゃん………ちょっと前よりずっと強くなってるよ………」

 

グレーは、ミリィの成長速度に驚きを隠せない様子だった。その一方、ブルーの相手をリヴィスとメイデンが引き受けていたが、2人の足並みはロクに揃わず、互いに自分優先で動いている為に連携が出来ていなかった。

 

「………まだまだね」

 

ブルーは呆れ混じりにそう呟くと、蒼炎の弾丸を早撃ちする。2人はそれをかわすものの、互いに同タイミングで接近しようとしていた為、身体がぶつかってしまい………

 

「隙だらけね………!!」

 

ブルーはその隙を逃さずに蒼炎の連射。その勢いで2人を吹き飛ばした。

 

「うわあああ!!」

 

2人は地面に倒れるが、すぐさま互いに顔を見合わせると………

 

「邪魔しないでよ………!!」

 

リヴィスは喧嘩腰でメイデンに向けてそう言い放つ。

 

「こっちの台詞よ」

 

メイデンも怒りを隠せない様子でそう呟いた。ミリィは2人の様子に動揺の声を漏らしたが………

 

「まあ予想していた通りだけど、足並みは悪そうだね………」

 

グレーは結果を知っていたとばかりにそう呟き、2人の喧嘩する様子を苦笑いしながら見ていたのであった………

 

 

 

リヴィスとメイデンの折り合いは悪く、互いに口論を繰り返す間柄となっていた。果たして、2人の関係はこのまま悪いものとなるのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
2人の関係が悪いままの中、メイデンの捜索に赴く3人。そんな3人の前に新たなメイデンが現れ、ミリィ達と対決する事となったのであった………
次回「6人目のメイデン」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。