鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
リヴィスとメイデンの2人の空気が悪い中、突如として現れた6人目のメイデンミューチュ=メイデン。メルヘンへと変身したミューチュに対し、ミリィ達も変身する形で迎えうつのであった………


第122話 硬い鎧と脆い共闘

まず最初にミリィがジャスティングブレードを手にし、接近すると共にミューチュに斬撃を叩き込もうと剣をぶつけるが、あっさりと弾かれてしまった。

 

「うわあっ!? ………か、硬い………!?」

 

ミリィはその硬さに驚愕を隠せなかった。その直後、ミューチュが鋭いパンチを放ってくると、ミリィはジャスティングブレードを構えて防御するが、そのまま吹き飛ばされてしまった。

 

「こう見えて硬さには自信があるんだよね」

 

ミューチュはそう言って、自身の硬さを誇る様子を見せる。リヴィスとメイデンもそれぞれシャドーガンスターとメルヘンボウを使って攻撃するが、装甲の硬さを破れずにいた。

 

「相変わらず厄介ね。しかし、限度というものもあるはず………これでどうかしら?」

 

しかし、メイデンは装甲の防御力には限界があると踏み、ベルトのゼンマイを入れ替え、これを回す。

 

『マジックタイムレジェンド! シンデレラヒストリー!!』

 

メイデンはシンデレラヒストリーへ変身すると同時にロンドから奪取していたゼンマイを取り出すと………

 

「………ロンド、力を借りるわよ」

 

そう言ってメルヘンボウにゼンマイをセットする。

 

『ブレーメン!』

 

メイデンはメルヘンボウの弦を引き、視線を定めると共に、完全に引き絞ったタイミングで弦を手放した。

 

『ブレーメンメルヘンシュート!!』

 

すると鏃から音による衝撃波を放つ。ミューチュは自身の鎧の防御力に身を任せる形で防いだが、その直後にメイデンはミューチュの背後に回り込み、鋭いキックを叩き込んだ。

 

「うわあああっ!?」

 

ミューチュは大きく吹き飛ばされると共に、姿勢を崩す形で地面に倒れた。

 

「………この力に耐えられる程の防御力は無いみたいで安心したわ………」

 

メイデンは安堵するようにそう呟いた。その直後、リヴィスはメイデンが活躍する様にムッとした様子を見せると………

 

「私だって………それくらいはやれるわよ!!」

 

そう言って射撃による攻撃を試みるが、装甲を貫けないばかりか、無茶苦茶な射撃によってメイデンは近づけずにいた。

 

「ちょっ!? みだりに撃たないで!!」

 

メイデンは文句を口にするが、リヴィスは耳を貸さなかった。その中でミューチュはメイデンのシンデレラヒストリーの厄介さを思い返すと………

 

「スペック的な問題もあるし………ここは撤退かな………」

 

そう言って、その場から逃げ出した。

 

「ちょっ!? 待ちなさい!!」

 

メイデンは追いかけたがったが弾幕の嵐に近寄れず、そのまま逃がしてしまった。メイデンは下を鳴らすと、変身を解除してリヴィスに近寄り………

 

「私の邪魔をしてくれたわね………折角ミューチュにダメージを与えたと思ったのに………!!」

 

そう言ってリヴィスに向けて怒りを顕にした。それを聞いたリヴィスはムッとした表情を浮かべると………

 

「何よ!! 私だって必死に戦っているのよ!!」

 

そう言って言い返す様子を見せた。2人の口喧嘩にミリィは呆れ果てる様子を見せると………

 

「はあっ………この調子じゃどうしようも無いよ………」

 

現状の面倒さに苦言を呈するのであった………

 

 

 

ミューチュの装甲に苦戦させられながらも何とか突破法を見つけかけるメイデン。しかし、リヴィスと連携が取れないばかりか2人はいがみ合いを止めようとしなかった。果たして、この調子でミューチュを倒す事など出来るのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
一度アジトへ戻ったミリィ達だが、リヴィスとメイデンの関係は相変わらず悪いままであった。そんな中、ブラックが連携力の無い2人の事を突如として笑い始めるのであった………
次回「連携力の差」
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