他のメイデンを捜索する中で、再びミューチュと対面するミリィ達。その中で、リヴィスはメイデンの援護訳に回る事を宣言。メイデンは驚きつつも、リヴィスとの連携を選択するのであった………
両者が変身後、メイデンはエレトリックブレードを生成すると、素早い動きでミューチュへ接近する。しかし、エレトリックブレードの刀身を持ってしてもそう簡単には破れず、ミューチュは圧倒的な防御力に身を任せつつ、メイデンへ向かって反撃しようとしていた。
「させないわ!」
リヴィスはミューチュに向けて銃撃を行う。ミューチュの顔近くを狙っての狙撃だった為、怯ませる事には成功するが、ダメージはやはり与えられない。だがその隙にメイデンが距離を取ってリヴィスの側へ近づくと………
「………パワーが足りないみたいね。どうしようかしら」
そう言って、装甲を貫けるパワーを求めていた。
「とは言っても私にそんなものは無いし………待てよ? ………そう言えばミリィちゃんにはあるじゃない! とびっきりのパワーを持つ姿が………!!」
そんな中、リヴィスはミリィの形態の1つがそれを可能である事を思い出した。それを聞いたミリィは最初こそ首を傾げたが、少しして2人が求めている形態を察知し………
「………分かった! 私も力を貸すよ!」
ミリィはそれに頷きつつ、大きなボタンが付いた鍵を取り出す。リヴィスとメイデンがその直後に頷くと、まずメイデンがミューチュへ接近し、エレトリックブレードで連続攻撃を行う。リヴィスはメイデンの後ろから援護射撃を行うが、やはり彼女は装甲の防御力に身を任せていた。
「何をしても無駄だよ! 私の防御はそう簡単に崩れないし………!」
ミューチュはそう吐き捨てながらその場で大きく跳躍する。
「跳躍力もこう見えて高いんだよ………!!」
そう言って、2人との差を思い知らそうとしていた。だがメイデンはフッと笑いを零すと………
「そう………でも、その程度の高さなら………私達で届くわ!」
そう言うと同時にミューチュを上回る高さで跳躍し、彼女を踏み台代わりに大きく跳躍。そのままミューチュは地面に向かって叩き落とされ始める。ミューチュはすぐさま受身を取ろうとするが、リヴィスは狙撃で彼女の注意力を崩させ、ミューチュは地面に激突させられた。少しして身体を起こそうとしたが………
「変身!!」
その掛け声と共に、腰に出現させたベルトに鍵をセットさせ、回したミリィが走り込んできた。彼女は変身しながら右拳をミューチュに向けて伸ばし………
『アーマーオン!! ………ジャイアントウォーリアー! ギガン!!』
ミリィを覆い隠す程の巨大な鎧が生成されると同時に、ミリィの拳がミューチュの左拳に激突。ミューチュは腕を吹き飛ばされるような感覚で挙げさせられ、よろめいている隙にミリィはそのままベルト上部に刺さった鍵のボタンを押す。
『ギガンチャージ!』
これにより、ミリィの右拳にエネルギーが集束する。よろめいていたミューチュが防御姿勢に入れるはずも無く、ミリィはすかさず鍵のボタンを押し込んだ。
『ギガンティックエンド!!』
これにより、強烈なエネルギーを纏わせたパンチがミューチュの鎧に激突。ミューチュが吹き飛ばされると同時に鎧はヒビを立てて間もなく砕け散り、無防備なアンダースーツのみが残っていた。
「今だよ、2人共!!」
ミリィはすかさず2人へ声をかける。それを聞いたリヴィスはシャドーガンスターの鍵を操作。メイデンはメルヘンボウを手にし、ゼンマイをセット。弓の弦を引き絞り………
『ガンスターバースト!!』
『ライトニングアリスメルヘンシュート!!』
2人は同タイミングで必殺の一撃を放つ。堅牢な装甲を失っていたミューチュに止められる訳がなく、ミューチュは2つの必殺技を叩き込まれ、メイデンの力によって呆気なく爆散。なお、彼女が使っていたゼンマイはメイデンの方へ吹っ飛び、彼女がしっかりと回収した。
「やった………!」
ミリィは、ミューチュを撃破した事に喜びの声を漏らす。リヴィスとメイデンは最初こそ視線が合わせられなかったが………
「………少しはやるじゃない………リヴィス」
メイデンは僅かながらリヴィスを認める様子を見せた。それを聞いたリヴィスは驚く様子を見せていたが………
「貴女もね………メイデン」
すぐさまメイデンの名を口にした。これにより、2人の中で小さいものの、確かな絆が築かれた。それを目の前で見たミリィは嬉しそうな表情を向けると………
「(少しだけ………良い空気になってきたのかな………?)」
3人の中での空気が良くなってきた事を察知するのであった………
ミリィ達3人の連携でミューチュを撃破する事に成功し、残るメイデンは3体となった。だが、この時のミリィ達は知る由も無かった………この裏でメイデンゲームを支配している人物の陰謀が渦巻いていた事を………
To Be Continued………
次回予告
ミリィ達がミューチュと戦っている頃、Uはビリジアンと合流する。彼女から情報を得ようとするUだったが、そこに2体の怪人が襲いかかってきたのであった………
次回「禁忌の蓋」