ミューチュの堅牢な装甲を破るべく、ミリィも交えた3人が共闘。ミリィが堅牢な装甲を破壊した隙に、リヴィスとメイデンがミューチュを撃破。更に、リヴィスとメイデンの中で、確かな絆が生まれ始めていたのであった………
第127話 禁忌の蓋
ミリィ達がミューチュと戦っていた頃、1人別行動を続けていたUは、無線機を耳に着けながら森の中を歩き続けていた。
「(………反応が近い。多分そろそろ合流出来るはずだ………)」
Uが反応を頼りに歩いていると、少ししてとある人物の人影を見た。その人物は刀を腰に携えており、Uはその人物の近くに寄ると………
「………久しぶりだな、ビリジアン」
その人物の名を口にする。ビリジアンの名を持つ少女は一瞬身構えるが、Uである事を確認すると、すぐさま警戒を解いた。
「………U殿、久しぶりだね」
ビリジアンはUとの再会を嬉しそうに口にした。
「前に無線で話した通り、調査結果を聞きに来た」
Uはビリジアンに対し、調査報告を求めた。
「そうだね………取り敢えずの情報はこっちのUSBにコピーしておいたよ」
ビリジアンはそう言うと、UにUSBメモリを渡す。それを受け取ったUは………
「因みに捜索の気分はどうだったんだい?」
冗談交じりに捜索時の気分を問いかける。
「怖かったに決まってるよ………! まともにやり合っちゃダメって言うから戦う事も出来ないし………!」
ビリジアン曰く、その過程はとにかく恐怖であった。それを聞いたUはやはりと言いたげな様子でビリジアンに視線を向けていたが、少しして近くから物音が聞こえた。
「………待て、誰かいるぞ」
Uは物音を耳にし、反射的に身構える。するとその直後、近くの草むらから2体の怪人が飛び出してきた。
「か、怪人!? なんで………!?」
ビリジアンは怪人の登場に驚いていた。
「つけられたんじゃないか? ニンジャのコードネームを持ってるのにやられたな」
Uはビリジアンを揶揄うようにそう呟いた。
「や、止めてよ!! そのコードネーム嫌いなんだから!!」
ビリジアンは顔を真っ赤にしながら文句を口にした。その直後に2体の怪人が飛びかかってくるが、Uは冷静に2体の怪人に向けて回し蹴りを放ち、返り討ちにした。
「まあとにかく、コイツらを倒すのが先だ」
Uはインベーダードライバーを取り出し腰に装着。その直後にビームソードのアクリルが付いた新たな鍵を取り出し、ベルト右部にセットする。
『ビームソード!』
これにより待機音が鳴り、Uは左手が広げられた状態で、1度顔に近付けた後、そのまま怪人に掌を向ける。
「………変身」
そして、彼の青い目が輝くと同時に、右手でベルトに刺さった鍵を回した。
『ホワイトソードインベーダー! ソードマン!!』
これにより、Uの身体や顔を覆う白い鎧がベルトから生成され、彼の身体に装着される。それと同時に鎧背部に白いマントが出現すると共に彼の右手にソードマンセイバーが生成されたのであった………
ビリジアンの元へ単独で動いていたUは、情報が収められたUSBメモリを手にする。しかし、後をつけていた怪人達との勝負に動く事となり、Uはソードマンとなって迎え撃つ事となったのであった………
To Be Continued………
次回予告
ソードマンとなって戦うUだが、2体の怪人の異なる能力を面倒に感じていた。そんな中、ビリジアンが倒さない程度の補助に回るのであった………
次回「風を操る刀使い」