鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ミューチュの堅牢な装甲を破るべく、ミリィも交えた3人が共闘。ミリィが堅牢な装甲を破壊した隙に、リヴィスとメイデンがミューチュを撃破。更に、リヴィスとメイデンの中で、確かな絆が生まれ始めていたのであった………


第10章 メイデンの始祖編
第127話 禁忌の蓋


ミリィ達がミューチュと戦っていた頃、1人別行動を続けていたUは、無線機を耳に着けながら森の中を歩き続けていた。

 

「(………反応が近い。多分そろそろ合流出来るはずだ………)」

 

Uが反応を頼りに歩いていると、少ししてとある人物の人影を見た。その人物は刀を腰に携えており、Uはその人物の近くに寄ると………

 

「………久しぶりだな、ビリジアン」

 

その人物の名を口にする。ビリジアンの名を持つ少女は一瞬身構えるが、Uである事を確認すると、すぐさま警戒を解いた。

 

「………U殿、久しぶりだね」

 

ビリジアンはUとの再会を嬉しそうに口にした。

 

「前に無線で話した通り、調査結果を聞きに来た」

 

Uはビリジアンに対し、調査報告を求めた。

 

「そうだね………取り敢えずの情報はこっちのUSBにコピーしておいたよ」

 

ビリジアンはそう言うと、UにUSBメモリを渡す。それを受け取ったUは………

 

「因みに捜索の気分はどうだったんだい?」

 

冗談交じりに捜索時の気分を問いかける。

 

「怖かったに決まってるよ………! まともにやり合っちゃダメって言うから戦う事も出来ないし………!」

 

ビリジアン曰く、その過程はとにかく恐怖であった。それを聞いたUはやはりと言いたげな様子でビリジアンに視線を向けていたが、少しして近くから物音が聞こえた。

 

「………待て、誰かいるぞ」

 

Uは物音を耳にし、反射的に身構える。するとその直後、近くの草むらから2体の怪人が飛び出してきた。

 

「か、怪人!? なんで………!?」

 

ビリジアンは怪人の登場に驚いていた。

 

「つけられたんじゃないか? ニンジャのコードネームを持ってるのにやられたな」

 

Uはビリジアンを揶揄うようにそう呟いた。

 

「や、止めてよ!! そのコードネーム嫌いなんだから!!」

 

ビリジアンは顔を真っ赤にしながら文句を口にした。その直後に2体の怪人が飛びかかってくるが、Uは冷静に2体の怪人に向けて回し蹴りを放ち、返り討ちにした。

 

「まあとにかく、コイツらを倒すのが先だ」

 

Uはインベーダードライバーを取り出し腰に装着。その直後にビームソードのアクリルが付いた新たな鍵を取り出し、ベルト右部にセットする。

 

『ビームソード!』

 

これにより待機音が鳴り、Uは左手が広げられた状態で、1度顔に近付けた後、そのまま怪人に掌を向ける。

 

「………変身」

 

そして、彼の青い目が輝くと同時に、右手でベルトに刺さった鍵を回した。 

 

『ホワイトソードインベーダー! ソードマン!!』

 

これにより、Uの身体や顔を覆う白い鎧がベルトから生成され、彼の身体に装着される。それと同時に鎧背部に白いマントが出現すると共に彼の右手にソードマンセイバーが生成されたのであった………

 

 

 

ビリジアンの元へ単独で動いていたUは、情報が収められたUSBメモリを手にする。しかし、後をつけていた怪人達との勝負に動く事となり、Uはソードマンとなって迎え撃つ事となったのであった………

To Be Continued………




次回予告
ソードマンとなって戦うUだが、2体の怪人の異なる能力を面倒に感じていた。そんな中、ビリジアンが倒さない程度の補助に回るのであった………
次回「風を操る刀使い」
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