鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ミリィ達がミューチュと戦っている頃、単独でビリジアンの元へ向かっていたUは彼女と合流する。しかし、ビリジアンの後をつけてきた2体の怪人が現れた為、Uは2体の殲滅に動くのであった………


第128話 風を操る刀使い

ソードマンに変身したUは、素早い動きで2体の怪人に斬撃をぶつける。2体の怪人は大きく吹き飛ぶが、その直後、片方の怪人が自身の身体を変形させる事により、バイクの姿となった。もう1体の怪人はバイクに跨ると、右拳を造りこれを巨大化させる。その形状はハンマーであり、怪人はUに向けてバイクで接近し、ハンマーをぶつけようと振るい挙げた。

 

「くっ………!」

 

Uはバイクの軌道を横に飛ぶ形でかわすが、バイクのスピードは速く、Uは無理に攻めずに回避に専念する他無かった。

 

「ちっ、面倒だな………」

 

Uは怪人の連携攻撃を面倒くさそうに感じていた。そんな中、ビリジアンは2体の怪人の戦い方を目にすると、腰に携えた刀を鞘から抜いた。

 

「U殿! 私が援護するから、U殿はトドメをお願い!!」

 

ビリジアンはUの援護を申し出る。それを聞いたUは驚いていたが、ビリジアンは素早い動きで怪人の近くに接近。怪人は狙いをビリジアンに定め、バイクで接近するが………

 

「この間合いは私の有効範囲! いくよ! {疾風天翔斬}!!」

 

ビリジアンは自身の斬撃の有効範囲を熟知しており、剣を振り回す事で凄まじい風を起こす。これにより怪人達は真上へと打ち上げられてしまい、姿勢を崩した。怪人の片方はバイクの姿から元の姿へと戻るが、次に地面に視線を向けた瞬間、持ち手が水色一色の大型の鍵をベルトにセットし、これを回すUの姿があった。

 

『ブリザードソードマスター! ブリザードソードマン!!』

 

これにより生成された氷がUの身体を覆う。少ししてUの身体を覆った氷が爆発し、水色かつ透明さを感じさせる鎧が装着された。それから間もなくして、Uはベルトの鍵を2度回す。これにより、Uの右拳にエネルギーが集束し始めた。2体の怪人達はUが待ち構える光景に動揺していたが、不安定な姿勢かつ、行動がしづらい空中で対抗する事など出来る訳がなく………

 

『ブリザードフィニッシュ!!』

 

落下と同時にUが2体の怪人の身体を纏めて貫くパンチを放つ。これにより怪人達は爆散。中から2人の人間が放出されると同時に、2つのマテリアルが放出し、Uはこれを回収した。

 

「………助かった、ビリジアン」

 

Uはビリジアンの協力に感謝の言葉を返す。ビリジアンは刀を鞘に収めた後にサムズアップでそれに応える。だがその直後、突如として人のものと思われる拍手が近くで鳴り響いており………

 

「見事だ。私の傀儡達を軽々と倒すとは………相当の手練らしい」

 

U達の実力を褒め称える男の声が拍手の音の間近から聞こえた。Uは反射的に身構えると、そこに立っていたローブの人物へ警戒心を向けるのであった………

 

 

 

ビリジアンの協力もあり、見事怪人を撃破するU。しかし、そんな彼等の前に謎の人物が現れた。果たして、彼は何故U達の前に姿を現したのか? そして、先程まで戦っていた怪人達との関係は如何なるものであろうか………?

To Be Continued………




次回予告
U達の前に突如として現れたローブの人物。彼を只者では無いと感じたUは、その正体を問いかける。その人物の正体は、これまでの騒動の糸を裏で引いていたあの人物であった………
次回「騒動の黒幕」
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