鉱石と破壊の戦士達〜鍵の戦士達〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ミリィ達の前に現れた黒いローブの人物ことメルヘン総帥。彼はミリィ達モンスターウォリアーの力を測る為に、マスターメルヘンと呼ばれる姿へと変身したのであった………


第138話 幻想を支配する王者

メルヘン総帥が変身した事にその場にいる全ての人物が驚いていた。

 

「マスターメルヘン………!?」

 

特にメイデンはメルヘン総帥が変身能力を持っていた事を知らなかったようであり、かなり動揺していた。

 

「どんな相手が来ても私達なら勝てる………! 行くわよ、ミリィちゃん! メイデン!」

 

しかしリヴィスは勇気を振り絞るようにそう言うと、シャドーガンスターを向けて狙撃を行い弾丸を当てる………が、当たったのは残像であり、リヴィスが動揺の声を漏らした次の瞬間、メルヘン総帥は彼女の背後へ回り、鋭い回し蹴りを叩き込んだ。

 

「うわああっ!?」

 

リヴィスはこれにより大きく吹き飛ばされる。

 

「リヴィスさん!! ぐうっ………!」

 

ミリィはリヴィスが吹き飛ばされる光景に動揺の声を漏らしつつも、素早い動きでメルヘン総帥に接近する。しかし、メルヘン総帥はミリィすら上回るスピードを見せると、ミリィが反応出来ない速度で連続パンチを放つ。ミリィはなんとかジャスティングブレードで受け止めるがそれが精一杯だった。

 

「ミリィ! ぐっ………!!」

 

メイデンは自身が父と慕うメルヘン総帥と戦う事を一瞬躊躇うが、ミリィの防戦一方な光景を目にし、迷う暇など無い事を悟ると、刀身に電流のエフェクトが纏われた剣のアクリルが付いた鍵を取り出し、ベルト右部に差し込んでこれを回す。

 

『キー、オン』

 

メイデンの右手にエレトリックブレードが生成されると、メイデンは目にも止まらない速さでメルヘン総帥へ接近する………

 

「………ゴシック、私は今お前と戦っている暇は無い………大人しく見ているんだ………!」

 

しかしメルヘン総帥は左手をメイデンに向けて伸ばし、青い光弾を放つ。これがメイデンに直撃するが、メイデンはその際に青い光弾の感触に違和感を感じた。

 

「なっ!? ………うわああああ!!」

 

メイデンは大きく吹き飛ばされた後に変身が解除された。そればかりか身体中に青いエネルギーが走り、身体が動かなくなってしまった。

 

「ぐっ………!? ど、どういう事………!?」

 

メイデンは何が起こっているのか分からない様子だった。

 

「メイデンちゃん!」

 

その中でミリィはメイデンの様子に気を取られてしまい………

 

「隙だらけだぞ………!」

 

その隙にメルヘン総帥がアッパーカットをジャスティングブレードのグリップに向けて放ち、ミリィの手からジャスティングブレードを弾き飛ばさせ、そこから続けてパンチが放たれると、そのパンチはミリィの身体に直撃した。

 

「うわあああああ!!」

 

メルヘン総帥からの攻撃を直撃させられた事で、ミリィは大ダメージと共に大きく吹き飛ばされてしまうのであった………

 

 

 

メルヘン総帥が変身したマスターメルヘンの力は、現時点の最大戦力3人が手を組んでも歯が立たない強敵であった。格上と思いたくなるメルヘン総帥に対し、果たして打つ手は残されているのだろうか………!?

To Be Continued………




次回予告
メルヘン総帥の力に絶望させられるミリィ達だったが、それでもミリィは諦めずに戦い続ける。そしてメルヘン総帥が例の青い光弾をミリィに向けてぶつけてくるが、その際にミリィに関するとある事実が明らかとなるのであった………
次回「ミリィの謎の正体」
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