メルヘン総帥の圧倒的な力を前に懸命に抗うミリィだったが返り討ちにされてしまう。だがそんな中、メルヘン総帥は自身の力がミリィにも適用された事で、彼女がNo.2メルヘンである事を察知したのであった………
ミリィ達が混乱をする中、メルヘン総帥は過去を思い出しており………
「現在のメイデンシリーズはNo.3からNo.9までの合計7体。しかしその前身として私はNo.1、No.2とも言うべきメイデンを生み出していた。そして私はその2体に与えたのだ………マテリアルを操る力をな」
メルヘン総帥は現在のメイデンシリーズの他にも2体のメイデンが制作されていた事実を明かし………そしてそのメイデン2体にはマテリアルを操る力を与えていた事を明かす。
「マテリアルを操る力………それって………!」
それを聞いたメイデンは、その2体のメイデンに与えられた能力とミリィの能力が似ている事に気付いてしまった………いや、似ているという訳では無く、能力の一部分でしか無かったというべきだろうか。そしてミリィも自身がマテリアルから鍵を生み出せる力を持っている事から、自身がメイデンであってもおかしくないという疑念を抱き始めていた。
「待ってよ………!! 確かにそのNo.1、No;2と同じ能力をミリィちゃんが持っていたとしても、ミリィちゃんがメイデンシリーズとは限らないでしょう!?」
しかしリヴィスはまだそれでも信じられない様子だった。それを聞いたメルヘン総帥はフッと笑いを零すと………
「それはどうかな。恐らくその小娘には戦う事を決めた以前の記憶が無い………メイデンとして改造された人間は以前までの記憶が全て失われるからな」
そう言って、メイデンとして改造された人間が記憶を失う事実を口にする。それを聞いたミリィの中で全ての疑問要素が合致してしまい………
「ああ………あああ………!!」
ミリィは目から涙を零し始めた。自身がメイデン………その事実がミリィにはとても耐えられなかったのだろう。メイデンもミリィの様子を目にし、思わず彼女に同情してしまっていた。一方でリヴィスは怒りで拳を震わせると………
「ミリィちゃんを悲しませる輩は………絶対に許さない!!」
そう言ってシャドーガンスターに差してあった鍵を立て、再度回す。そして、狙いを定めると共にシャドーガンスターのトリガーを引いた。
『ガンスターバースト!!』
これにより光の弾丸が無数に放たれるが、メルヘン総帥は右手から青い光弾を放ち、弾丸をかき消すばかりかリヴィスに向けて跳ね返した。
「うわあああああ!!」
リヴィスは大きく吹き飛ばされた後に変身が解除されてしまった。そしてミリィ達3人が絶望的状況に陥った直後、バイクに乗っていたUが近くまで駆け付けており………
「くそっ、遅かったか………!!」
目の前の状況から、駆け付けるのが遅れてしまった事を感じていたのであった………
メルヘン総帥の口から明かされた事実からミリィがNo.2メイデンであった事が露呈してしまい、深いショックに襲われるミリィ。これによってメルヘン総帥の強さに絶望するのに加え、精神的にも追い込められてしまう事態となってしまったのであった………
To Be Continued………
次回予告
ミリィ達にトドメを刺そうとするメルヘン総帥の前に、事実を知ったUが漸く駆け付ける。ミリィ達の様子を目にしたUはメルヘン総帥との勝負をしている余裕は無い事を予感するのであった………
次回「絶望からの撤退打」